後期スタート

明日から大学の後期の授業が始まります。

環境学
人間と自然
食生活論


何人の学生さんとごいっしょするのでしょうか。
ワクワクです。


そして
私のもう一つの仕事
生活文化塾も
秋冬シーズンの開幕。


長く花の仕事をしていますが
果物はいいですね。

毎年、繰り返し葡萄や林檎を使います。

くだものは
果実。
実。

花の「結果」。

花びらの散ったあと
次の世代のために結んだ結果が果実。




30年前の10月
花と料理の学校エコール・ド・フルールが誕生しました。

当時の北海道にはめずらしいということで
新聞にご紹介いただいたその日一日で100件を越えるお問い合わせ。


定員6名でしたので
嬉しい悲鳴のスタートでした。

その北大前の教室は今も健在。

嬉しいことです。


さりげなく31年目に
優雅に?歩みをすすめたいと思います。

30年前、
こんなふうに学問として
花と料理を研究対象にするとは思ってもいませんでした。


無我夢中の日々、指導者として強くなる必要を感じて
できる勉強はすべてしようという決意。
子供たちは小さかったのに
経済的にも困窮した時期もあったのに


どん欲さと
ずうずうしさ
わがままを貫いた30年だったなと
美しい月を見上げて振り返っています。


国内外、ハサミとナイフを持ってとびまわった日々


なつかしさというより
客観的に
「おもしろいヤツだったな」と若かった自分を振り返っています。


その
「おもしろいヤツ」
の遺伝子が
見事に2人の娘たちに遺伝したようです。

次女ころすけは
神戸では典型的な女子大生ライフを謳歌していたのに
目下アメリカで
化粧っけゼロで髪振り乱して必死の勉強の日々。
始めての試験でA評価をいただいて感涙。
価値観がゆさぶられる日々をたくましく泳ぎはじめました。


つづいて長女KIKIは
ミャンマーとの国境近いタイの町に長期出張。
医師として治療にはあたれないのでしょうけれど
彼女なりに出来る支援はたくさんあるようで
あたためていた情熱をすこしずつ形にしはじめました。
数ヶ月ののち、彼女もまた新しい価値観を得て
舵をとりなおすのか、舵そのものを強くするのか。



親が
子供を育てるということは
どう巣立たせるか、
その一点ではないかと考えてきました。

すべての動物がそうだからです。



自分に都合のよい人間として
近くにいてくれたら
それはとてもうれしいでしょうけれど、


親などたかが1人の人間。
一人分の人生をヨロヨロと生きているだけですから
伝えることができる「価値」など実に少ない。
いや、ゼロに近い。



どれだけ多くの人に会い
どれだけ大きな刺激を受けるか
どのような人に会い
どのように学ぶか


その多様性に触れさせることこそ
教育だと考えてきました。




実際に
バタバタと巣立って行くと
正直少しさみしくもありますね。

とはいえ

なんと頼もしいことか、
なんと素敵なことか、と


これもやせ我慢ではなく、
心底思うことです。


私も負けないように
まだまだ新しいことに挑戦していこうと考えています・・・



あらら!



ここから犬です。

飼い主のおかあさん、こおろぎセンセーは
今夜は真面目です。
明日から15回の講義内容をあれこれ考えているうちに
表情も変わってしまいました。


秋冬はおあかさんの季節なので
たぶん、時間と戦いながら年末に向けて走るのでしょうね。
KIKIさんのいるタイには行けそうもないですが
ころすけさんのいるニューヨークには行けたらいいなと
犬は思いますが
犬がいるので行けないらしいです。
申し訳ないなと思っています。


犬は相変わらず元気です。

ちょっと汚れてきたのではずかしいですが
自分で洗うこともできず。


生まれて初めて、インドアのドッグランに連れていってもらったときは
うれしくてすこし跳ねました。

ドッグカフェでもあるモフモフガーデンでは
品のいいワンコたちがたくさんいて
ものすごく緊張して
つい、ワン!と声も出て、しかられました。


裏参道の素敵なブティックZeeさんにも
連れていっていただきました。

オーナ−ご夫妻が
汚い犬にもとてもやさしくて
うれしかったです。



先日のHTB イチオシモーニングのおかあさん
めずらしくストール。

Zeeさんで見つけた逸品。


似合うとおだてられて写真まで。

図々しい・・・。
でも貴重なスタジオでの一枚です。


さてさて
昨夜の仲秋の名月に続き、今夜はスーパームーン


すでにFacebookに載せた写真ですが

今年のおかあさんのお月見のデザインは
なんだかシンプルで、お客様たちも褒めてくださいました。
犬は近づいたら叱られるのでじっと遠くから見ていました。


ホームページの表紙に
Facebookも載るようになったので
ブログが少し間があくかもしれませんが・・・


おかあさんも犬も家族みんなも元気に秋を迎えています。

そうそう・・・


先日ブログに載せたこんな写真

おかあさんの靴に対する執念がひそかに話題になっています。
実にはずかしい・・・


一方で
踵がいままでより太いという指摘もありました。

が、
いえいえ、そこはマークbyジェイコブスですわ。

後ろから見ると細いんですわ。


そして
今はどうなっているかというと・・・・


うふふっ
確かに少しは大きくなったのですが
完璧にワンサイズ大きくなるのは難しいようです・・・
うふっ
とりわけ、大変固い素材で、そこが素敵なデザイン。
今日も
シンデレラのお姉さんになったおかあさんは
足の爪にヤスリかけてトライしていましたが
うふっ
まだまだ・・・・

あはっ

みなさま
おかあさんがイチオシモーニングでこのハイヒール履いていたら
拍手してくださいね!


というわけで
根性はないのに執念は人の何倍もある飼い主といっしょに
犬も元気に秋冬を歩こうと思います。



あ、おかあさんは食べることにも執念が大きいですね。
忙しいのに冷蔵庫に残っていた材料で作ったランチ、
ものすごくおいしかったそうです・・・(おとうさんが言っていました)。
犬はオイモのかけらを分けてもらいました。
おいしいかどうか、わからないほど少しだったのが残念です。

なでしこ俱楽部9月・秋のおもてなし

食卓を中心に生活デザイン全般を学ぶ
なでしこ倶楽部のレッスンを久しぶりに開催。


いつも通り準備に大騒ぎ。
どんなお仕事も事前の準備が、仕事の9割。
水面下のアヒルの水かき、全くその通りです。


季節の食材
周囲の風景の変化
庭の花

直前まで吟味してテーブルクロスを決め、器を決めます。



お花と料理は同時進行で。



でもこの準備がとても楽しい。


30年間ずっと楽しくやってきました。


そう、30年目の秋を迎えました。


お料理の先生ではありませんが、
紫色の大きなお皿に、坊ちゃんカボチャをのせたくて
今回は手抜きのドリア。



カボチャのカレードリアに添えたのは、
最近いろいろ「考え直した」こおろぎセンセイの新しい食べ方研究の第一弾として
シンプルサラダづくし。


ニンジンとパセリ
ナスとオクラ
キャベツとレモン
キノコとササミ
タコのグラタン


どれもオイルを変えて、シンプルに素材を楽しむ工夫。
生徒さんたちにも褒めていただき、ホッ。



「塩」と「オイル」と「ハチミツ」
「香辛料」・・・・


シンプルに・・・


どっかーんと出た答え。

縄文時代にまで
さかのぼってしまいそうです。


これから料理、変りそうな予感。



スパークリングワインにはたっぷりの氷と国産のレモンと庭のミントを。


おいしかった!

お花を活け直して
ティータイム。


庭の紫陽花に季節の葡萄やセダムシラタマノキなどを添えて。



同じクロスでも食器が変ると大きく印象が変わります。

古いティーポットに
古いティーカップ
どれも懐かしいものですが
生き生きとみえます。


そしてこのフルーツケーキ!

これは大学の同級生のカトー君が作っておくってくれたものです。

愛知県で保育園などの理事長をしている「りっぱなおじさん」。
お孫さんもたくさんいるカトー君ですが
趣味は菜園とお菓子作り。

時間があればお菓子を作って送ってくれます。


かつて一緒に農学部で昆虫の勉強をした仲間ですが
人生いろいろ。
悠々自適の生活をしているカトー君にくらべて
未だにずーっとウロウロしている私ですが


お教室も30年目、
お祝いの会を開こうかとも考えましたが
「振り返って祝うこと」にも
「懐かしんで集うこと」にも
心動かず。

餃子学会も含め、新しい希望や目的を近くお伝えできるご案内をしたいと思います。


次の30年(えーっ、えーっ、センセー、いくつです?って?)を思って
ワクワクしながらのレッスンでした。


今日こそは14時には終る!と宣言したのに
若いお仲間たちに久しぶりにお会いし、
人生のこと、お仕事のこと、将来のことなど
次々の話題で・・・解散は17時過ぎ。大反省。

でも本当に楽しい時間でした。


私の靴への執念も話題にのぼりましたが

装うことは大切。
そして「変身」も大切。

そうそう
ホームページの頭の部分に、私のフェイスブックが掲載されるようになりました。
どうぞそちらもチェックしてください。


犬も元気です。
次回からまた犬が担当してくれるかと思います。


検査のため病院に連れて行ったときの写真です。


りきまるくーんと呼ばれた瞬間の写真。

どうやら自分で支払いたかったようです。


以上
近況でした。

あれこれの週末と餃子学会快進撃中

あらいさんちの犬が報告します。


あらいさんちの次女ころすけさんが渡米し、
元気にバッファローで学生生活を送りはじめたことは
当ホームページ内、ミント通信でころすけさんが報告しています。

次いで今度は
長女KIKIねえさんが、
来週からタイのミャンマーの国境近くの町のクリニックへ長期出張。


国際医療なんとかかんとか・・・という部署に今は籍を置いているそうで
KIKIねえさんでもお役にたてることがあるようで、犬もうれしいです。


おかあさんもその意欲に乾杯しようと週末は東京でした。

つまり
犬は実家に預かられました。


おかあさんの大好きな広尾に
素敵なお店があるとKIKIさんが連れていってくれたのが
「小野木」。


KIKIさんと古いお仲間の乾杯は
とても絵になってて素敵です!




小野木は和食ですが
とにかくどれもオリジナル感満載ですばらしい。

この釜飯、犬は仰天しました。
もちろんおかあさんも仰天したそうです。


長く生きてきたおかあさんですが
こんなおいしい釜飯は食べたことがないそうです。


小野木の前は
KIKIさんが住むシェアハウス一階で
軽く乾杯。(おかあさんは何度も乾杯するんだなあ・・・)



あら、おかあさんの後ろのお客様の髪の色、すごい・・・。
おかあさんとKIKIさん以外はみんな外国の人だったようです。


そして日曜日、おかあさんの餃子探検が本格化。

広尾の散歩通りに発見!

でも残念!
時間が早くて開店前。

でも怪しい格好で写真撮っててお店の方に
「どうぞお入りください」と言われたらしいです。

でも時間足りずで食べられず、次回きっと!


お仕事がらみでお友達と待ち合わせした恵比寿へ行けば

おまつりおばさんのおかあさんは
御神輿に遭遇。

こんな装飾に興味津々。近づいて撮影。
怪しいなあ・・・





打ち合わせランチは予約も難しくなったル・パルク。

どう見てもフレンチレストランなのに・・・

選び抜かれた中華のお店。
飲茶が最高。


見てください、この笑顔。

ついにINTERNATIONAL SOCIETY OF GYOZA & DAMPLINGS

国際餃子ダンプリング学会・・・を結成の意志はますます強く、
国連で活躍なさっていた杉原たみさんとのランチでも
海外の色々な餃子に「似た」食材やらなにやら
そして今思案中の学会構想とボランティア活動のご相談も。

たみさんとは
やはり広尾のイベントで
tammys-treatsの商品を通してお知り合いになりました。

http://tammys-treats.com/

素敵なお品ばかりです。

たみさんは
「国境という現場から―国連職員として難民支援に携わった日々」の著者でもあり

本当に心の広い、行動力のある女性。

おかあさんの大事なお友達の1人です。

今回はtammys・・からクリスマスギフトのご提案をいただきたく
ご相談でした。

タイの伝統技術を守り、平和も祈る、素敵な商品のご提案に
おかあさんもワクワクです。

はからずも
KIKIさんが行くタイの町をたみさんはよくご存知というご縁。

世界は広い。
そして狭いです。

恵まれない人たち、苦しんでいる人たちが大勢。
できるお手伝いをしたいと
たみさんやKIKIさん同様、おかあさんはこのごろとても強く思っているようです。



鳳凰の目という餃子!

帆立と葱の極上餃子!


フォトジェニックな餃子たちは
その美しさだけでなく
お味もすばらしいものだったようです。


・・・


というわけで

たみさんとの打ち合わせは
あれこれあちこち飛びながらも
楽しいものとなり、

二次会には日曜日でもお仕事があったKIKIさんも参加して
有意義な午後となったようです。



視野を世界に広く向けている若い2人をカフェに残して
おかあさんは羽田に急いで
札幌に飛んで帰ってきました。


犬は立派にお留守番をしていました。

その間にきれいにあらっていただけました。
手術後、ずーっとダラダラしていたので
シャキーンとしてすこしだけカッコ良くなりました。


ころすけねえさんのお部屋でじっと待っていた犬を
おかあさんが見つけてくれた瞬間の写真です。

犬はすこし照れ屋なので
こういう瞬間、ちょっと気取ってしまいます。


KIKIさんも、ころすけさんも
広い世界に飛び出しました。


犬は中央区をグルグルお散歩するだけですが
おかあさんのそばで
おかあさんの応援を続けようと思います。


いろいろ詳しくはまたね!

犬でした。

生活美学講座第4回開催

フトコシジロハバチの幼虫に葉を喰われながらも
秋の気配の中、赤く、黒く熟してきたブラックベリー

レッスンに登場!

生活美学講座、今年度の第4回。


「食の作法ななぜ必要か」

面倒なテーマですが
積極的なご意見もおききでき、
うれしい時間となりました。


お箸の使い方
ナイフフォークの使い方
ナプキンの使い方・・・
あれこれありますが

なぜどうして
そういうことがうるさく言われるのか、

そこを考えてこそ大人。

そこを理解してこそ伝えることができるはず。


マナーのハウツーではなく
アカデミックにその歴史や文化的背景を
掘り下げて
これからもこの講座では考えていこうと思います。

来月は装いの美学について。

だんだん佳境に入ってきました!

ワクワクです。

リンゴでプレートスタンド作りました。


キャンドルも灯してみたりして・・・

狭い狭いわが家の雑草園の植物ばかりのティーテーブルに
ひときわきらりと光ったのが
DROPIJE(ドロッピエ)のクッキー。

札幌の手作りクッキーのお店。
めったに手にはいらない貴重な焼き菓子。

まだ若い素敵なオーナーとおしゃべりしていたある日、
彼女のおばさまと私の叔父が夫婦だということが判明したという奇跡。
ありえない!

こんなことってあるんですね・・・。
遠戚ではあっても、ずーっと会う機会のない関係でした。

http://www.dropje.co.jp/main.html

時々札幌のチカホに出店。

長いヨーロッパでの生活で学んだ焼き菓子ばかり。

ぜひご賞味ください。

絶対においしいですからっ。


今回のレッスンでもみなさま絶賛。

味の分かるミセスたちをうならせたクッキーでした。


そしてティータイムその2として

重陽節句のお菓子を楽しみました。

創業1585年の本家菊屋(奈良)の「菊乃寿」


私の大好物です。


面倒なお勉強のあとのミニ実習は

雑草園の草花とフルーツたちで
食卓のアレンジメント。
自由にたのしく!




いろいろな楽しい作品ができました!


そして最後は
近いお月見の予告編で
お茶をもう一杯!



盛りだくさんの講義でしたが
ご出席のみなさまと
久しぶりに豊かな時間をすごすことができて幸せでした。

うれしい収穫

7月26日のブログに
フトコシジロハバチの幼虫に
ブラックベリーの葉を全部食べられたと報告しました。


葉がなければ
炭酸同化作用、光合成ができません。

つまり
栄養分不足。

青い実はそのまま枯れるしかないと思っていました。


それが
なんと

少しずつですが
肥大して



例年通り、赤くなり、

そのうちのいくつかが
真っ黒く完熟。


大感動です。

7月には大量の葉が全部なくなったのですから
あの時の驚きは大変でした。


でもすごいなあ・・・

その時、ある一定のサイズになっていた実が
ちゃんと完熟したのですね!


もちろん
かたい緑の実のまま枯れたものもたくさん。

無惨です。


生態系は実にむずかしい。

イキモノの共存、というのは
みんななかよく・・・
とうわけにはいきませんね。

きびしい現実。

生命科学の教師としては
考えるところ満載です。


とにかく
こおろぎ雑草園のブラックベリーは少量ながら
収穫期を迎えました。

万歳!

餃子熱・芸術熱

荒井さんちの犬です。

先日、飼い主のおかあさんが
餃子探検隊を結成したと報告しました。


パタパタと
女性実用家
医者
学者
管理栄養士
学生
という
隊員申し出がありました。

あ、
そのうち3名はおかあさんの身内ですが・・・。


そんなしょぼいスタートにもかかわらず
おかあさんの夢は一気にふくらみ
膨大な計画に発展しました。

そしてついに

International Society of Gyoza/Dampling Foods

国際餃子学会!
という
組織作りの準備委員会結成にまで至ってしまいました。

現在のところ仮称ですが

本気っぽい・・・


ダンプリング

というのは
餃子とは違うのでは?
というお気持ちの方もあろうかと思いますが
そこが「みそ」。


ただ餃子のつくり方とおいしいお店探しに終ってはもったいない。


食としての餃子と
その類似品
粉と水による皮と

その中身

加熱法


調味料


制作過程


それらすべてを考えるところに意味を見いだそうと思い至ったようです。


ああ


犬はあきれるばかりですが

荒井三津子先生は
かなり本気です。


問題は
その配偶者であるところの
遺伝学者、犬にとってはおとうさんですが、
そのおとうさんもなんだか乗り気だということです。


ポーランドチェコに頻繁に出向くおとうさんにとっても
興味のあるところのようです。


類似のダンプリングは世界中にありそうなのです。



そんなこんなで、ワクワクがとまらないおかあさんは、やっぱり強運。

楽天市場で餃子トップの 株式会社テンジョイ 
創業昭和55年の創始者である元社長さんに遭遇。




焼き方を伝授していただいて
早速焼いたのが上の写真2枚です。


万歳!
すごいぞ!


ただし

フライパンの材質とサイズは
研究の対象です。


とにかく

おかあさんは本気です。


ただの探検隊にしておくのはもったいない。

食育・・・とか
高齢者の食事とか
あれこれいろんな角度から見ても餃子は万能。

粉食文化
小麦文化
稲作文化
包む文化
ひき肉文化
香辛料文化

どこから考えても
パーフェクトな対象らしいです。


近く
設立委員会で
何かを決めて

この指とーまれ

と言いだすと思います。

どうぞ
ご賛同ください。

会合の一部は食に関するチャリティーにする決意も固まっているようです。




そんなおかあさんは
そのバタバタの中、
野幌の北海道博物館で
すばらしい展覧会にも飛んで行ったようです。
夷酋列像展。



松前藩が、アイヌの偉大な12名の勇者に助けられた・・・・ことから
描いた12枚の肖像画
その模写や持ち主、歴史的背景を探る雄大な展覧会。


衣食住の研究家として
そして北海道に住む生活研究家として
馳せ参じたおかあさんの興奮は大きかったようです。


ただし、

なにかが
どこかが
不完全燃焼らしく
分厚い図録をながめてため息。

どんな疑問と答えがでるのでしょうか。



さて
犬は
どなたからもお見舞いをいただかないうちに
抜糸となりました。

抜糸の日、犬は紙袋のプラスチックの持ち手をどっさり飲み込み
またまた大騒ぎを起こしてしまいました。
おかあさんにひどく叱られて
予定より早く病院に連れていかれましたが
何度か吐いて落ち着きました。
反省しています。


そして
犬は
ただ去勢されたのではなく
前立腺嚢胞かなにか、はっきりしない陰の原因究明のために
まずは去勢してみましょう、という第一弾だったので
完治、ということではありません。

ですから
おかあさんは、頻繁に犬を病院につれていくことがスケジュールに組み込まれてしまいました。
申し訳なく思います。

したがって
お見舞いはまだまだ
受付けます。
どうぞお気遣いください。


情けないことが続いていますが
家族が元気でなによりです。

国際餃子ダンプリング学会設立をめざし
(早くもアメリカ支局とフランス支局がうごきだしたという噂・・・)
元気になったおかあさんと
それをあきれながらもサポートしているおとうさん
アメリカでの生活に少しずつ慣れてきたころすけねえさん
(ミント通信更新されていますから見てください)
そして
今月からお仕事でタイに長期出張するKIKIねえさん

犬はなにも協力できませんが
応援しようと思っています。

追伸
去勢後、行動が幼くなり、わがままが強くなったと
動物行動学者のおかあさんは言っています。
もしかしたらそうかもしれません。
ホルモンのバランスが狂ってきたんだ!
生物学者夫婦は
犬の観察をおもしろがっていて
少しいやです。

秋・本格化

北国の秋、
足早です。

ぼーっとしていたら冬ですからね。


この夏、こんな太巻き、食べました。
おいしかったっ!



さて
本日も犬が代筆します。

飼い主のおかあさんの頭の中は、新しい本の目次作りと
「たのしい」内容でびっしりらしいです。



以前このブログで報告しましたが
犬はあるお宅の玄関のガラスを割ってしまい、
その翌日は、別のお宅の花壇で後ろ足を上げたところを
厳しく叱責されました。


飼い主はすっかりしょげてしまって
お散歩コースを変えました。


東へ向かって歩いていたのを
西へ、西へと向かうようになったのです。


もう10年以上住んでいるのに、
こんなに素敵な道、街路樹、お庭、公園があったのねと
飼い主は連日大喜び。

怪我の功名、というのかもしれません。

犬もうれしいです。

上の写真、かっこいいでしょ。
びっくりするほど素敵なお寺、それも大きなお寺発見!

(このお庭では足などあげませんでした)


視点をかえる
視野をひろげる
見方をかえる
方向転換


これは実に大切なことなのだと
犬も飼い主も痛感。


さて
前回、こおろぎセンセーが餃子に懲りだしたという
困った現実を報告しましたが、
もっと驚くことが発覚しました。

!!!!!!

!!!!!

!!!!!

これ、おかあさんが、餃子が上手に焼けないと騒いでいた日、
なんと東京のKIKIねえさんから届いた写真!

この母娘、おかしくないですか?

時同じく、餃子と格闘してたらしいです。
もちろん打ち合わせなしのシンクロ。

KIKIねえさんは
猛烈に忙しいお仕事しているのですが
すばらしいキッチン(ホテルの厨房のような広さと設備!)のあるシェアハウスに住んでいるので
時間があれば、大好きな料理に挑戦。

周囲に一流のシェフさんたちもいらっしゃるからですね。

先日は美しいマシュマロ作りしていたようですが
今回はカラフルな餃子を作ったようです。


で、ですね、
この母娘、

「餃子よ、餃子!これからは餃子!」

と意気投合。
近く時間見つけて餃子ナイトを決行するらしいです。

ふーっ。

どうして中庸、ほどほど、適度、安定、普通・・・ってのがないのでしょうか。

これこそDNAかも。


おかあさんのおじいさん、
つまり
KIKIさんのひいおじいさんと言う人は
いろいろな経歴がありますが、英仏独を習得していましたが、
あれこれあって結局北海道旭川市に昭和初期、洋食屋を開いた人です。
そのころ、天皇陛下が札幌にお越しになったときは
洋食の指導をしたと聞いています。

凝りに凝って、俳句も水墨画も書も・・・ついに料理も極めた人のようですが
そのDNAのちょっぴりをうけついじゃったような
この母と娘。

そうそうこのおじいさん(ひいおじいさん)は
おかあさんがイチオシのアーティスト兄妹、

大谷一生 http://www.otaniissei.com/
大谷敏子 http://www.sikakuico.jp/sikakuico.html


のひいおじいさんでもあります。

彼らにはたっぷりDNAが受け継がれたのに
おかあさんとKIKIさんには、餃子に熱中する程度の遺伝なんでしょうね。

とにかく
今後に期待です。

さて
本日の「たのしいたべもの」のコーナー
(いつできた?)


美瑛のパンです。
千歳空港でイチオシの長蛇の人気。
先日朝8時、オープンと同時に通りかかったので買えました。
コーンもお豆も、5個入で1080円。
ルックス、食感、売り方、満点。

お一人さま2セット限定。

お土産に買えたらうれしいお品です。

ただし、
生地がやわらかいので
フワフワモチモチ食感が苦手なおかあさんは
これがもう少しかたい生地だったらなあ・・・
バゲット風の生地ならダメなんだろうなあ・・
いやいや、可能じゃないかと
ぶつぶついいながら食べていました。


マダムこおろぎは
フワフワのパンがとても苦手です。
大のお餅好きですが
お餅風のモチモチのパンは大変苦手です。

時代に合わない嗜好なのでしょうね。


さ、
本日も朝から山積みの本とパソコンに向かっている飼い主です。

先日、おしゃれイズムで篠原涼子さんが
マイナスイオン」を浴びて
酵素ドリンク」をお飲みになり
その美と健康の秘訣をご紹介していらっしゃいましたが

マイナスイオン」って陰イオンのことかなあ・・負のイオンのこと?
長年の疑問がまたうかび、忙しいのにマイナスイオンってなんだろう・・という調査も開始。
酵素」は人体に必要ですが、外部から摂る酵素の種類と摂取方法、その機能と意義ってなんだろう・・と
ああ、めんどうなこと考えはじめました。

生野菜をブレンダーで作る方法は
本当に種類を選ばないのか、
「生」信仰に、限界はないのか、

そもそも酵素って、カラダが作りますからね・・・
その材料としてのタンパク質をどう摂るか、が大切なのではないかとか

ほんとーに、忙しいのに
頭の中はもっと忙しくなっているようです。


篠原涼子さんは
マイナスイオンがなくても
酵素ジュースをのまなくても
美人でスタイルがよいのです。

そのことは
しっかり悟ったようですが、

テレビを見ても
雑誌を見ても
あら、あらら、とすぐに考え込むので
混乱きわめている飼い主に
どんな秋が展開するのでしょうか。

中心が「食」であることは確かなようですが
傍らにファッション、そして「和」があるのも確かなようで
犬もすこしワクワクしています。