生活美学コース新年特別講座開催

昨年スタートした大人の学び塾、生活美学コース、
新年の特別講座を開催しました。


和食の個室が嬉しい『小石川』にて。


お食事前にはしっかり和食の盛り付けのお勉強。


和食には決まりがある!と言えばありますが
それは「絶対」のものでもないようです。


もちろん
ご飯は左、汁物は右。
お箸の向きや使い方のルールは揺れませんんが、

お造りの盛り付けの「絶対」はない。

ただ

より美しく

よりおいしそうに

いえ絶対においしく

食べやすく

危険もなく

そのためのルールはたくさんある、ということでしょう。


この日は時間の都合で
座学で基礎の基礎を確認しただけでしたが
これからは実技も加えて
丁寧に日本の食を学んでいきたいと思います。


さてさて
この日のお食事は
「ロブスターの天ぷら」に心惹かれて選んだランチのセット。



小石川のランチですから
苦言などないのですが


そこはしっかり学び過ぎた?マダムたち!


「もう少しこうしたら?」

「ここをこうして、そこをこうして・・・」と

お膳を前に話題は尽きず。


ワイワイたのしい「感想」が嬉しい時間でした。


器の選び方も並べ方も
奥は限りなく。

学ぶことも限りなく。


お仕事やご都合があわず、ご欠席のメンバーもいらっしゃいましたが
なんと豪華なメンバーだこと!

大変申し訳ないことに
「振り袖を着ていきます!」と宣言した私が
当日の朝の想定外の時間のなさゆえ
いつもの仕事着のまま馳せ参じてしまいました。
お許しください!

それにしても
凛とした和服姿のお二人には感謝。
美しいこと限り無し。



多忙はだれにも同じ。
そんな中、「気合い」を入れて装う気持ちに敬意!


それでも
今回も遠方からのご出席や
あれこれご都合つけてのご出席には
本当に感謝するばかり。
小石川のゆったりとした空間で
それぞれの今年の抱負をお聞きし、
いろいろなおしゃべりも意義深く。



縁起のよい笹を織り込んだ和紙を使った
ティータイムの小さいアレンジメントの実習。
美しい菊の花は、Fさんの和服と同じ色で、
Sさんのちりめん細工のコサージュとも同じ形。

美意識の共有にも感動した時間でした。


私から贈ったささやかな気持ちは
「千金丹」。
1月15日は小正月。女正月でもあります。
小豆粥を食べるところもあり、小豆は必須。

大正時代からのお菓子ですが
縁起の良い千金丹の包装紙はきっと黄色い菊にはぴったりかと選びました。
やっぱり素敵!

どこにでもありそうでないお菓子です。
おすすめのお菓子。


そしてもう一つ。
この季節にしか楽しめない金沢は諸江屋の
辻占福寿草

中におみくじあり。
これがまた、ちょいと艶っぽいものばかり。
子供にはいかがなもの?というものもあるのですが
諸江屋さんのホームページには社長様の『説明』もあってにっこりしてしまします。
大人のご解釈を、という内容です。

楽しいひとときでした。

今年もしっかりお勉強していきたいと思います。