日本の食を考える

ユネスコ日本食無形文化財として申請しているとのこと。


大きな違和感あり。

来週明の函館新聞の連載、暮らしのパレットに書きましたので
ぜひ読んでください。


日本食、ってそもそもなんでしょうか。

コメ?
魚?
煮物?
醤油?
刺身?
野菜?
豆腐?
天ぷら?


日本起源のものがあるとしたら
豆腐・・・・?
いや、豆腐も中国生まれ。


オリジナリティーなど探せません。


漠然と「日本食」とくくっている。


カレーライスって
日本食ですからね!

日本以外のどこの国に
カレーライス、あるでしょうか。


秋の恵方巻き、という広告チラシがコンビニあります。

・・・・・

こうなれば毎月恵方巻きの日、というのを作ってはいかがでしょうか。


ハロウィーン
やっと日本で市民権を得つつあります。

あれもこれも
素敵な行事を切り捨ててきた私たちの先輩たちですが

そして
実際には「なかった」行事、恵方巻きを謳歌し、

次の世代は
せっせせっせと
西欧の行事を浸透させています。


文句は言いますまい。


事実をしっかり記録したいと思うばかり。


ハロウィーンのでカップは次女ころすけが
初めて挑戦したアート。
上出来です。
楽しかったらそれでいい・・・・のですが



さて
和三盆の型が
ハロウィーンって


まさにカレーライス状態の和洋混在。


ただここで明確になったのは

そんな混乱と試行錯誤をしながらも
行事が好きな私たちだということ。


365日のうち、360日はつまらない日。
せめて残りの5日は、ハレの日だったら・・・と

祭りにはそんな意味があったはず。



日常の中に非日常が盛り込まれ
主婦がおしゃれなランチを楽しめるようになった頃から


非日常の一般化
とも言えそうなメリハリのなさ。


おせち料理もクリスマスケーキも
同時にデパートの地下に並ぶことも見慣れてしまい


手作りが意外にたのしかったりうれしかったり。

パソコンの普及の末に
美文字ブームが来た様に。




さてさてさて
今朝のイチオシモーニングでも
偽装食品、誤表示絡みの話題でちょっと力の入ったマダムこおろぎでした。

ウソはいけない。
カラダに悪影響はないんでしょ
おいしかったんでしょ
気付かなかったんでしょ

だったらいいじゃないの
味、わかんなかったってことでしょ


どこかで誰かがあざ笑っていそうな
そんな被害妄想。


お人好しの日本の消費者、そろそろ怒ろうじゃありませんか。

詫びられて、
メニューの表示が修正されて
返金されて

そんなことで収まっていられないと思いませんか。


絞ったジュースとパックのジュースをまぜて飲まされていたんですよ・・・


輸入牛でもいいのに
ウソついて高額取られていたんですよ・・・・

お人好し日本人、悪いのは客の方かもしれない。
これで事態が終息するとしたら
日本の未来はあぶないです。


お人好しもいいかげんに・・・


怒りの収まらない私、
この週末も移動が続きます。

頭冷やしながら
お勉強してきます。