日本のMA


9日午前中食卓美学のレッスンがあった。盛り付けは難しい。盛るのではなく、盛り付ける。餌ならば栄養と健康を考えればよいわけだから、器に入れるだけで上出来。だが、なぜか口に入れる前に目を見張り、食べるのを躊躇させるほどの空間を作りたい日本人。食べ物と器、配置で描こうとするのは、いけばなの世界であり造園の世界。
日本人は何を学び伝えてきたのか。感嘆するばかり。繰り返して挑戦しているといつのまにか手が動くようになるからまた不思議。



午後はタカギ先生のコミュニケーションデザインのクラスだった。生徒さんどんどん美しく素敵になる。話し方だけではなく、聞き方、発声、健康、身のこなしなど、アカデミックに進むクラス。今後の展開に期待。こおろぎはこのテキストも作成中。



引越しに際して何を買うかと言うときに一番先に菜箸を買おう!と思ってしまうキキちゃん。一足先に一人暮らしを始めたKクンが、インテリア雑誌で見ていた照明器具をホームセンターに通って自分で作ったのをきっかけにテレビまで作ってしまった話に感動して
「私もテレビ作ろうかと思う・・・」だとさ。



よく考えたらテレビも洗濯機も簡単に作れそうだというのだ。確かにすべて人間が作るものだからね・・。このままいけばきっと自動車も自力で作ろうと思っちゃうかも。世の中の22歳は華やかに美しく生きているというのに、わが家の22歳は
お化粧は上手になったもののネジがちょっと違ってる感じ。高校時代のクラスTシャツに下駄はいて自転車こいで居酒屋バイトしながら循環器と血液の勉強に大忙し。実にバランスが悪い。これも私のせいか・・・。



今朝はお弁当が必要だというコロ介。聞けば体育大会とのこと。ゼッケンは自分で縫いつけたという。コロ介はなんでも上手だけど縫い物も上手。立派。母に頼るなんてことは全くない。14歳といえば、マリーアントワネットが嫁いだトシ。ジュリエットがロミオに恋をしたトシ。ゼッケンくらいつけて当然。巣立てよ娘達・・。


書きかけのモノがどっさり。学校なみに時間割作って片付けよう。
今日の札幌はハレ。心もハレ!にしたいもんだわっ!