なでしこ俱楽部と週末のこと

働く女性たちの
生活美学全般を学ぶクラス、なでしこ俱楽部10月を開催しました。


と、ここで奇妙な気分。
「働く女性」って
「働いていない女性」というのはどこにいるのでしょう・・・

教育を受けた健康な人間は
女性であろうと男性であろうと
どんな仕事であろうと働いていないはずはなく。



このいい方、今後使わないようにしようっと!



とにかく年齢的に近いメンバーが集って結成されたグループである
なでしこ倶楽部、今月のテーマは「野菜」。

本当は芦別に修学旅行に行く予定でした。

諸種事情があって延期になったので
中央区での修学旅行に変更。
参加者全員が中央区在住なので
ご町内に修学旅行ということになりました。

場所はリッチクチーナイタリアーノ。
川崎シェフのお店です。

ずうずうしいこおろぎセンセーは前夜、芦別から届いたお野菜を運び
シェフに懇願。
即興のお料理を期待。

ファーストプレートが上の写真。

芦別、佐野農園さんのお野菜が満載。

黒大根もぴりりと強い個性を見事に発揮。


ワサビ菜もカラシ菜も
ひのな蕪もあれもこれも

なんという美しさ
そして
素材を見事に引き出してくださった
ドレッシングなど

これを
プロの仕事と言います!



このくるりんとまるまっているのが
ワインレッドのニンジン!

歯ごたえはしっかり。そしてお味もしっかり。

見事な「作品」。


黒キャベツ・・・
あ、カーボロネロといえば素敵

ちりめんきゃべつ・・・
あ、これも サボイキャベツというべきか・・

いずれも
アサリといっしょにミネストローネに。
野菜のお味がしっかりと伝わって
なんとも幸せでした。



カーボロネロはパスタにも。
イタリア料理のプロ中のプロの手にかかって
カーボロネロが
ああ、やっぱり黒キャベツ!がおいしくないはずはなく!

かわいい芽キャベツはメインの真鯛に添えられました。

そしてこの黄色いソースは
黄色いニンジンのペースト。



ニンジンの甘さと真鯛のお味がぴったり。

美しくおいしい、これ以上の『食』はないですね。



デザートに・・・


実は食用ほおづきを添える予定が
私、忘れました。

驚喜して食べてしまってから気付きました・・・。

このマンゴーのムースに
ほおづきがのっかる予定でした!


とにかく

プロの仕事に言葉をなくしたなでしこ俱楽部のメンバーでした!


このお料理に合わせて
真っ昼間ですのに、あっというまにワインのボトルが「何本か」空きましたが
お勉強もしっかり。

緑の葉の扱い方
紅葉(こうよう)の仕組み(植物生理学的に、しっかりと!)
食卓の布の意味と扱いについて実習も含めて。


あれこれ盛りだくさんでしたが
合間のみなさんのいろいろなおしゃべりも猛烈にたのしく
よいひとときとなりました。


30代から40代はじめの年代のみなさま
このクラスにご興味のあるかた、ぜひご参加ください!
お席の余裕、若干ですがあるようです!


さて

世の中はハロウィーンだとか。


ここからは
犬が代筆します。


こんにちは
犬です。

先日のイチオシモーニングのおかあさん・・・


この表情・・・
危険危険危険・・・
笑っているようで、いやいや笑っちゃいない!

ハロウィーンの取材画面を見て意見をもとめられて
「ついていけませーん!」と正直な感想。


おかあさん・こおろぎセンセーは行事の研究もしていますから
ハロウィーンのブームの変遷には詳しいのですが

ひとことで感想をきかれたら
それはもう
「ついていけませんーん」より『ついてく気はないでーす』のはず。

しかしながら、
恵方巻きのブームが定着したのと同じ理由で
数年で二倍以上の経済効果をあげるようになったのは納得。

ついていけないだけであって
なんら否定する気持ちはないようです。

(蛇足ですが、恵方巻きは否定する気持ちを維持しているようです!)


えらいなあ・・・
気持ち悪いおばけさんたちと「共演」してました!




さてさて
犬は
耳の不具合がなかなか快方にむかわず、
定期的に病院へ。


犬さんや猫さんがたくさんいるので
行くのが大好きですが
名前を呼ばれたとたんに「置物」みたいに固まってしまします。
実に情けないです。


でも
この日は犬が最後の患者さんだったようで
担当の先生がちょっと遊んでくださいました。



おいしいご褒美をいただきました。


はずかしいほど胴が伸びてしまったり!

犬は自立しているので
この日もお会計は自分でやりました。


うそです。ごめんなさい。


札幌は雪が降り始めました。