おかあさんの完全復活

犬です。


犬の実家に3日間預けられていました。


飼い主のおかあさんが
海外ですか?と聞きたくになるほどの荷物を引きずって出て行くときは
少し不安でしたが

とんでもない元気さで帰宅しました。


どうやら充電できたようです。


東京では
久しぶりにお花のお勉強だったのでしょうか?



三日間持ち歩いたらしいお花たちの
強烈な匂いが今、部屋中に充満。
嗅覚が優れている犬はかなりつらいですが、それも言えず・・・。

でも
おかあさんは、大好きなお友達とごいっしょに
なにやらスゴイお勉強をしてしまったらしく
帰宅後、ニッコニコで、臭いお花のお世話をしていました。
おかあさんが元気になってよかった!


その夜は
同期会。
北海道の高校卒業したのに、東京支部に誘っていただいているおかあさん。
44年ぶりに会うお友達に


「はじめまして」

という変なごあいさつをしてしまったようです。


みなさんとてもご立派で、貫禄にみちあふれ、同期とは思えぬ落ち着きと余裕。


未だ道半ば・・・のおかあさんは小さいカラダをますます小さく畳んだのでしょうね。



たくさんの感動を得た翌日は早朝から神戸に飛び、
あれこれの雑用しながら移動中もパソコン。

〆切に追われたり追いついたりしながらの執筆。


ランチとて
仕事につなげてしまう貧乏性。


午後は午後で
東灘区のマンションで
すきあらば執筆。

黄昏時は「日本一素敵」な阪急電車で京都へ。


閉門していても
聖徳太子を偲んで?六角堂で深呼吸。



夕食は以前もブログに書いた八百一さんの三階で。

これがビルの屋上だというからびっくり。

茄子がたわわに実っていて感激。



蜜蜂も飼っていて、ころすけさんは仰天。
え?黄色と黒のシマシマの蜂じゃないの?という疑問。

それはマーヤ!


いいお勉強をしました。




ビルの三階の畑を眺めながらのレストランで
はずかしながら上機嫌のおかあさん。

このお店は
お料理もサービスも満点。



そのあといよいよ・・・

北大路のMAY DAY という素敵なお店でやっている
画家の大谷一生くん(おかあさんと一部遺伝子共有)とそのお仲間の銅作家MABOくんの展覧会へ。

VIVIDな時間と空間に感動。


そしておかあさんは
そこで、ずーっと会いたいとおもっていたある美しい女性に遭遇。
近くコンタクトとろうと思い、一度お会いしたかった、そのご本人が一生クンのおともだちとして存在!
運命か奇跡か。

おかあさんの強運復活。



銅作家のMABOさんの愛犬、バロンは、犬(荒井さんちの飼い犬)より
かわいかったそうです。

・・・・・・。



MABOさんの素敵な作品に
今朝はさくらんぼを1個のせたおかあさん、
どんなに幸せだったことでしょう!


これからは銅の素敵な食器も、お教室や荒井商店に並ぶのかもしれません。


自由な発想で作品を作り続けるアーティストたちとの
伸びやかな時間と笑い、ときに真摯な会話が
どれほどおかあさんを元気にしたかしれません。


終電車に飛び乗って神戸にもどったようです。


趣味(お勉強も含むらしいです)を仕事にしたことは
おかあさんにとっては悲劇でもあったようです。
OFFがない。
いつもONの状態。
肉体的な疲労は無縁でも
気持ちがカサカサになることがあるようです。



アウトプットが多すぎて
いやいや、インプットが必要になるのでしょうか。


いやいやいやいやインプットが多すぎてあふれちゃうのかも!


とにかくおかあさんは元気になって帰宅しました。


でもこの三日間は遊びではなく、
価値感の近いお友達とワクワクするお話をし、
お花のお勉強をし、
同期会に出席し、
アーティストの展覧会に行き、
その間隙で関西での雑用をこなし、

ずーっと執筆もし続けたようでした。


なんでしょ、この写真。

神戸のおうちの、ころすけさんのベッドでパソコンに向かうおかあさん。


こんなふうに、空港へのリムジンでも
関西から札幌への飛行機の中でも
ずーっと書き続けたようです。


ね?
趣味と仕事の境界がないでしょう?


犬には趣味も仕事もないので
さっぱりわかりませんが
かなり不思議な生活なのかもしれません。



ひとつ㊙情報です。
今回は
東京のホテルをチェックアウトしたあと
出口の自動ドアに、挟まり、あわや大事故、という噂を聞きました。


普通、自動ドアは、接触するとすぐに開きますが
某格安ホテルの場合、ちょっと反応が鈍かったようで


前をあるいていたご夫妻に続いて、外に出ようとしたおかあさんは
バッグごと挟まったのでした。

まさかまさかの大転倒!

スローモーションで後ろに飛んだようです。

奇しくも時は朝。朝食をめしあがっていた国内外からの大勢の観光客が目にするところとなったようですが


あまりに滑稽な大転倒のため、
心配して駆け寄る人より
大爆笑した人のほうが多かったというのは
想像に難くありません。



強運なおかあさんは
頭をかばって、ダンゴムシが裏返った状態で着地。
かすり傷少しで無事。


さすが、前夜の同期会で、旭川東高校「元体操部」と何度か話題になっただけありますね。
フツーのこの年齢ならかなりの重症になるほどの飛び方と転び方だったのですが
カラダは柔軟。受け身も上手。
平均台を得意?としただけのことがあったようです。


とにかく
たくさんの出会いと刺激で
おかあさんは復活。


大転倒のため、多少節々が痛いようですが
連日35度の関西と強烈な冷房にも負けず
犬も家族も元気です。


それぞれの詳細はまた追々。