雑草園と生活美学コース第三回


犬です。

この写真は、トリミングを終った直後なので
ずいぶんとキレイです。

でも今は、すでにいつものモップ風になってしまい、匂いまでちがっちゃって

「めずらしい種類ですね」と言われる状態です。



去年まではイイトシなのに、怖くて雑草畑に降りることもできなかったのですが
もう7歳なので
今年からは狭い畑をすこし自由に歩いています。
カラダが大きいので、歩く・・と言っても数歩歩いては行き止まり、ですけどね。

狭いのに大きい葉っぱの植物が茂っているので
こうしてみると広ーいお庭に誤解されそうでマズイです。




飼い主のおかあさんは
犬の後ろ姿を撮りながら

「犬もかわいそうね、肛門かくせないんだから!」


・・・
普通、言いますか?こういうこと・・・。

犬は情けないです。


さて
その飼い主、こおろぎセンセーは
お仕事はちゃんとしているようです。


この春からスタートした生活美学コースの第三回目がありました。

この他にもどっさり、北区のアトリエに運びました。
いやあ、体力ありますね。


みなさまお越しになる前に準備。


狭いお庭にはびこっている、おかあさんの天敵、ドクダミ
こんな風に食卓にのせていただいて・・・

よかったなあと犬は思います。


さて第三回目は
おかあさんが大変力を入れている、日本の食器と盛り付けの法則性など、
まさに日本の美学さがし。


お魚も・・・


高価な高価な高価な北海シマエビも


飛龍頭も



お漬け物も


季節のお菓子も



あれこれ講義を受けながら
みなさんいろいろ盛り付けに挑戦したようでした。


食学入門の教科書に加え、
生活美学の教科書(おかあさんも執筆)も使い、
プリントでミニテストもしながら

大人たちも大変ですね・・・


でも

昔のひとたちが大切にしてきた「美学」は
次の世代に伝えるのが
大人のお仕事かもしれません。



帰ってきたおかあさんの顔をみながら
ちょっと真面目な気分になった今日の犬でした。