お庭と近況

狭い狭いあらいさんちのお庭に
ことしもドクダミの花が咲きました。

去年はこのドクダミだけがびっしり咲いて
犬も飼い主も歩けないほどでした。


要するに植えて咲いた、のではなく
雑草として笹といっしょにはびこったのでした。


今年は早くから駆除しつづけ、激減。とっ言っても茎でつながり
苦戦中のようです。


今日も犬の代筆です。



ベルガモットかなあ・・・・



すごーくキレイです。

この写真は小さいですが
大きい花には驚きます。

飼い主は生物の先生なので
花ビラの角度が気になるようで
分度器で測るという奇行。

なぜ角度が保持されるのか
突然調べはじめて難儀しました。


20年間気がつかなかった観賞用木いちごの枝(生け花とデザインでよく使う木イチゴ)
にどっさり花が咲き、こんな素敵な色の実がたくさん成りました。

そして


毎年大量に実をつけ、ジャムになるブラックベリーにも
かわいい花が咲きました。


古典的な百合もキレイ。


雑草に打ち勝って延びて来たカモミールもいじらしく・・・


でも

元気な雑草園には元気なムシもいるわけで

普通なら慌てるこんな虫食い跡も
昆虫学を専攻した生物のセンセーは驚喜乱舞。


りーちゃん!カッコイー喰い跡!
見てよ、葉脈はかたかったのね〜気の毒だったわ!

だれが気の毒なのでしょう・・・・


残る葉脈の成分と機能
左右対称が語ることなど
あー面倒な飼い主です。



毎年 トラノオにだけ大量に集う(?)ありさんたちにも
飼い主は釘付け。
おかしいです、それ。


・・・・・


というわけで
かなり多忙で
いろいろなことに追いつめられている飼い主は
狭い狭い庭で
ムシの喰い跡に感動したり
大量発生している蟻にも心打たれ
つまりは元気です。

今、テーブルクロスは黒。とっても素敵です。
荒井商店でご注文受付中。

そして今飼い主が使っているコーヒーカップも黒。

食器整理の中で発掘した津軽焼き。
飼い主が学生時代、アルバイトで買ったものです。
かなり変った学生だったと想像に難くありませんが、
貧乏学生だったのに
食器を買っていたようです。
そしてそれを今も大事にしていたり。


そうそう
おかあさん(飼い主)の膨大な食器のレンタルをご希望してくださる方がいらっしゃって
おかあさんは大変喜んでいました。

食器だけ、というのは難しいので
「おかあさんと食器」というペアでの御用命。

目下食器と小物の整理中ですが
今後はスタイリングギャラリーとしても機能していけたらうれしいようです。


犬も
モデル犬めざそうかと密かに思っています。
(照れます・・・・)



若いひとたちの骨董への関心がなくなってきたと言われますが
新旧、いろいろな器を大切に使っていきたいですね。


上の写真は飼い主のお身内の所有ですが
目の利く彼女のコレクションにいつも感動。
おかあさん(飼い主)は骨董のお勉強も本気で開始。


とくに日本の文化に傾いているわけではないはずなのに
なんとなく犬の家とおかあさんは和風ですね、昨今。

時間の余裕などないはずなのに
月に2度の羽毛蒼洲先生の書道塾はしっかり主宰して参加。

何でしょ、この絵。
え?
文字っすか?

鸞舞蛇驚
と書いたらしいです。
草書のお手本、書譜から「素敵な文字だわ!」と抜粋して

あの・・・・

ど素人の
ど初心者が
書いていいものでしょうか・・・・



「えーっ、蛇がなにか見て驚いたんですね!」

と言ったら


羽毛先生
「いえ、これは書に向かう姿勢のお話です」

ですって。


もう本当に、
身の程しらない暴挙。
質問にも教養のなさが露呈。
羽毛先生の「褒める教育」が仇になりそうで心配です。
犬は同席していなくてよかったです。