驚異と恐怖の復活スタート


荒井さんちの犬です。

前回、飼い主のおかあさんが
なにが原因か、ちょいと弱っているというご報告をしました。

いつもどおりすぐに復活して
翌朝の番組では
はずかしいほど元気で
キムタクがいかに素敵か、というようなことを
しどろもどろ話していましたが


ホントーの復活劇が始まりました。


大掃除です。


いつもです。


おかあさんは
驚くほど散らかします。
ゴミ屋敷状態などいつもです。


そして
なにかあると
病的な勢いで片付けはじめます。


今回も同じです。



なんでしょ、このポットたち・・・


まだまだあるようです。

貴金属に興味なし
車にも興味なし
ブランド一切に興味なし・・・

でもなあ・・・・
銀色のモノに興味あり・・・って
これはこれで大問題かも。


撮影かなにかにお貸ししてそのままになっているものもあるようだし
こんなに傷・・・など
突然のお片づけで気付くこともたくさんあるようです。


とにかく


突然のお片づけ

おかあさんの手法は
「カテゴライズ」。


同類項をカッコでくくる、という方法ですが
その結果、各アイテムの多さに仰天。


どこにも納まりきれない・・・。


家のどの部屋にもどの床にも、地下室にも食器がある現実は
ちょっと説明できません。
函館のおとうさんの家にも大型の食器棚が2つびっしり。




この収集結果には
ひとつ問題があります。

おかあさんの「好み」は、ブランドではなく
もちろん価格でもなく
流行でもなく
なんとも言えない、「おかあさんの好み」のため
売ることもできず(欲しい人がいないでしょ。そして売るには安いでしょ・・)
捨てることもできず

これはおかあさんの両親が大切にしていたカップだし

イギリスにお花のお勉強しに飛んでいったころの思い出だったり


絶妙な薄さが
デザートにもぴったりだし


結婚祝にお友達からいただいた「三津子のイメージ」だったり

豚汁だって似合いそうなDANSKだったり・・・



結論!


今回もシンプルな結論がでたようです。



「使う!」


古い民家の再生とか
リノベーションが一般化しています。


捨てられないなら使う。


それしかありません。


大掃除の最中、ホッケを持ってたちよってくださったお友達も
膨大な食器を一瞥して

「使うしかない!」と同感。



先月、ギャラリー化の第一歩を歩きはじめたのにつづき、


カフェ化・ビストロ化が
どうやら水面下・・で動き始めた予感・・・。


だって

「まずは保健所・・・」という話題、聞こえてきましたから。


まさか、素行の悪い犬を保健所に・・・ということではないでしょうから。



おかあさんが弱っていたのは本当です。
でもいつもどおり
驚異的な復活です。

そしていつもどおり
弱る前よりずっとパワーアップしちゃうから怖いのです。


そうやって18歳で家を出てからずーっと
弱ってはパワーアップ・・というのを繰り返して
こんな鬼のような人になったのだろうと思います。


そしてこの鬼は
学ぶことにも開眼し、
10年後にはお品書きを筆で書くと決めて
(そもそもお品書き・・・って
やっぱり料亭でもやる気でしょうか・・・・)

羽毛蒼洲先生という大先生に
無理を言っての書道塾開催。

真剣です・・・。
中学以来の書道
(あ、書道ではなくお習字でしたか・・・)


スタート時は
4文字書くべき半紙に2文字しか入らないというデッカさと
大昔のお習字癖で力だけ強いという乱暴さ・・で
先生を困惑させていましたが

ああ嬉しい。初めての マル!

ああ本当に、マル!


褒められて育つタイプらしいです。


家まで持ち帰り、
「りーちゃん! もしかしたら才能あるのかも!」


と。


ああ
この人、
こういう人を
楽天家、というのでしょうか。


とにかく

カフェ化ビストロ化計画の小さい一歩として
食器のカテゴライズ作戦が遅々とした歩みながらスタートしています。
そしてそれと同時に
おかあさんは驚異的な勢いで復活しています。

どうぞ
周囲のみなさまご注意ください。

油断すると巻き込まれます。

本当に危険です。


犬も
保健所にやられないように
気をつけようと思います。