私たちの文化を考える・・

何年か前、わが家でひと夏すごしたテリちゃんが結婚しました。

犬のこともとても可愛がってくれました。


今夜も犬が書きます。

ころすけねえさんといっしょに高校に通っていました。

短い間でしたが
楽しい思いでがどっさり。

ころすけねえさんも
おかあさんも
ご招待されていましたが
5月にヴァージニアまで行くのはとても難しく
素敵なシルクのストールと
お料理のご本を送ってお祝いの気持ちとしたようです。



日本の食事がどれも口に合わず
お部屋でシクシク泣いていた日もありました。
ホームシックで悲しかった日もあったようです。


あら、6年前・・・だからでしょうか
犬、まだ子犬っぽいですね・・・。

小さっ。


ま、6年は犬が大きくなるには充分な時間です。
だって、あのテリちゃんが結婚したのですから!
そして
あれこれ迷子になりながら歩いていたころすけねえさんも
この夏からはアメリカですから。
ヴァージニアは遠くないので何度もテリちゃんに会えるのではないでしょうか。


テリちゃんが帰国したあと
ころすけねえさんもテリちゃんのヴァージニアの高校に少しの間行ってきました。
若い頃のこんな経験はとてもよいものだったのだと思います。

それにしても
テリちゃんのドレス、おかあさんは絶賛です。

こんなドレスを
生活文化塾でもご提案したいと切望しているようです。


上質な布で丁寧に誂えたドレス。

「保管できないでしょ」
とか
「二度と着ない」というアドバイス
豪華なドレスを何着かレンタルを奨められるようですが、

保管できるドレスでよいのではないでしょうか。

保管できないようなドレスだからレンタルになるのですからね。

二度と着なくても自分のドレスなら
その後何にでも直せます。
ビードレスとベビー用のお布団やクッションに作り替えるのが
おかあさんの理想のようです。


やっぱりね・・・と
おかあさん。

どうにも「着る文化」の西洋化は日本はまだ遅れているのかもしれません。

もちろん
白無垢で綿帽子、というのがよいと言うつもりもないようです。
なぜなら
それさえ、日本の古来の・・とは言えないからです。


ハレ着の歴史は実に奥が深く興味もつきないらしく
おかあさんは今月の大きなお仕事を一段落させたら
今一度ハレ着について考えようと思っているようです。



昨今の日本のウエディングドレスを
コスプレと評した人がいましたが
おかあさんは反論できなかったとか。




それにしてもキレイなテリちゃんです。



さてさて
先日、たくさんの山菜をいただいたときのことです。



すぐに下処理すればよいのに
『美しい!」と叫んで撮影開始。
確かに美しい!

しばしタケノコの鑑賞を強いられた犬でした。


それにしてもこの筆文字の美しいこと。

おとうさんのおとうさんの文字です。

おかあさんはこのお義父さんの文字が大好きなのですが
師範なのにお義父さんは教える気がない。

そこで
おかあさんは羽毛蒼洲先生に師事。
いきなり大先生に師事してしまいました。


おかあさんの生活文化塾で羽毛先生をお招きしての書道塾、
しばらくお休みでしたが再スタートしました。

大先生のお授業ですがおかあさんも教えていただけるのですから
初心者も大丈夫。

小学校、中学校、高校、大学と
教育機関のすべてで教員として教えていらっしゃった先生の講義は
本当にすばらしいです。

今は大学の講義と同じ内容の座学と実技のご指導。

今期は行書をお勉強しています。
ご興味のある方はぜひごいっしょください!

犬も参加できるものならしたいところですが
肉球が邪魔で筆が持てず残念です。


おかあさん、神妙な顔ですね。

指導する人間は学ばなければ絶対にダメ、というのが
おかあさんの持論。
今しばらくは書道とお煎茶道をゆっくり学ぶつもりのようです。


ところで
とんでもない写真がでてきました。

テリちゃんの昔の写真をさがしていたおかあさんが見つけた一枚。
どうしてこんな写真撮ったかが問題です。
動物虐待ではないでしょうか。
どうなんです?

テリちゃんの美しすぎるお写真のあとの
このどうでもいい一枚。
これをピンからキリまで、というそうです。