この指とまれ!


犬です。
おかあさんが主宰する
荒井三津子生活文化塾 2015年度生活美学コースがスタートします。




ホームページでご案内するようですが、
以下の
チョーメンドーな、
チョー難しそうなご案内文を
先ほどおかあさんは書いていました。


歯が痛い、
頭が痛い、
心が痛い・・・
あ、
これは言ったかどうかわわかりませんが
うなりながら書いたので
難しい文章になったのかもしれませんが
大真面目にスタートするようです。
大学の講義に実践をくわえて理想的な内容にしたいと
力がはいっています。


・・・・・・・・・

『私たちは単に生きるために食べ、
寒暖の調節のために衣類を纏い、
住居を得ているのではありません。
発達した大脳と自由になった手によって、
ヒトという動物は「人間」と名を変えて、
衣食住を工夫し、暮らしの文化をはぐんできました。
芸術という領域も獲得しました。
美学も生まれました。
生活美学は、
文化と芸術、科学と技術、文系と理系、ハードとソフト、
その全体を集約した学問領域です。
本コースは、暮らしの中の、たくさんの「素敵」に着目するとともに、
古今東西のさまざまな生活の価値観とデザインの秩序、
衣食住に必要な正しい科学的知識を学ぶことを目的としています。

テキストや資料をもとに進行しますが、
季節の食卓のデモンストレーションも行い、
簡単なお花のデザイン実習とティータイムもごいっしょいたします。』



少人数制でゼミ形式の講義となります。
第1期生です。
生活美学という学問は
武庫川女子大に属する生活美学研究所で誕生し、育まれている学問です。
京大の名誉教授だった故多田道太郎先生を中心に大きなうねりとして
ひろがった分野です。


おかあさんは
40歳を過ぎてからその生活美学研究所に通い
大学院生として
そこの先生たちに師事して博士号を取得しました。


3年の予定が6年半かかりましたが
以来ずっとその道の研究に関わっています。



食卓の装飾についても30年調査研究、教室運営をしてきた
おかあさんらしいコースになるはずです。


募集残席は少ないですが、きっと楽しいです。
ご興味のある方は
ホームページからお問い合わせください。
月に一度、初回は5月14日です。

犬も一度くらい出席させていただこうと思います。
地下鉄南北線北18条駅前のアトリエです。



同じく北18条で内海秀翠先生の
基礎から学ぶ書道塾がスタートします。
入学随時、見学可能。


当ホームページの秀翠先生の告知、ご覧ください。

http://www.mitsuko.biz/shuusui

初心者も経験者も
筆文字のお勉強をごいっしょしませんか。


美人すぎる書道家(本当です)、内海秀翠先生は
若い情熱を書にかけていらっしゃいます。
昨今の活躍はめざましく、多くの受賞がそれを証明しています。


小さいお子様から高齢の方まで
丁寧にご指導いただけます。




犬はこれだけは参加できず、残念です・・・。


あ、まちがい。

犬はこれにもできず、残念です・・・です。






そして昨年スタートした羽毛蒼洲先生の
書道塾も再開です。
冬の間、お休みしていましたが
再開です。



羽毛先生がさまざまな大学で講義されている内容を
そっくり再現していただきます。
文字のなりたちや歴史を学び、実習指導もしていただきます。
ホームページ表紙をご覧ください。

文字誕生の歴史や政治的背景などのお話も楽しい講義です。

初心者も歓迎です。
こちらもホームページからお問い合わせください。




そして食卓美学コースも6月から再開します。
今日の写真はすべて
食卓美学コースの風景です。
ご興味のある方はこちらもお問い合わせください。
おかあさんはお料理の先生ではないので
お料理中心ではなく
器や盛り付け、装飾を学際的に学び
実習します。



花塾も再スタートです。
お問い合わせください。


枝と緑と葉を主役にした
新しいご提案をしていくようです。


ほかに
月に一度、日曜日開催のなでしこ俱楽部
さらに
ときどき開催の「なでしこマミーズ」!


・・・と書くと

おかあさんは大忙し!だと思われそうですが
そうでもありません。

書道はおかあさんが指導するわけではなく
指導されるわけですし、

他のクラスは月に1度。


大学や執筆には影響ありません。
冬の間、お休みしていましたが
おかあさんの春は毎年5月からです。

どうぞ応援してください。


それから
ついにおかあさんのアトリエが
「ときどきギャラリー」になることになりました。
詳細は後ほどご案内しますが
ゆきうさぎさんや九州の草木染めの工房夢細工さんのストールなど
選び抜いた「装い展」を開催します。

ゆきうさぎさんのご自宅での展示会をお訪ねして
寺山先生の「実力」と「人脈」ファンの多さに仰天したおかあさんでした。

「食」の調査研究に多くの時間を費やしてきましたが
今年からは博士論文で専門にした被服学、「装い」にも
しっかり時間を使っていきたいと考えているようです。


とはいえ、大忙し、という感じは全くなく、
長い冬眠から覚めたような
ちょいとさわやかな顔をしています。

ゆきうさぎさんには打ち合わせに行ったはずなのに
新作の極上の麻のワンピースに夢中になって
すぐに試着。あちこちお直しの注文。


「私はもう無欲になったのよ!」

という宣言を
先日聞いた気がしますが
ウソですね・・・・。



加齢対策も
あれこれ実験しているようです。
体力も気力もカラダの内部の成分調整あってこそ!と
アカデミックに考えたらしく
摂食するモノも、運動も、化粧品のたぐいも一考した様子。
さてどんな実験結果がでるのでしょうか。
こんな年齢じゃ、ちょっと手遅れじゃないかと
犬は思いますが
本人はおおまじめなので
しばらく静観してみます。


そうそう
犬には嬉しいことがありました。
立ち寄らせていただけるお店ができました。

知るヒトぞ知る、すばらしいワインショップです。

犬のことを
おとなしいとか
おりこうとか
言ってくださる若くて素敵なご夫妻が
フランスを中心に本当にすぐれたワインだけを輸入していらっしゃいます。
酸化防止剤を使わない、葡萄本来の深い味を楽しめるワインばかり。


こんどゆっくりお伝えします。

犬にもお店に入っていいと言っていただけました。
犬はうれしくてちょっとその気になったのですが
おかあさんが厳しく制したので
この日は看板犬のふりだけしてみました。


長くなりましたが
おかあさんが冬眠から覚めたというお知らせでした。