白みそのお雑煮

トッぱじめから犬です。



前回、おかあさんはバッカスチョコレートが大好きだと書きました。

それは本当です。

でも

ピンクのラミーも同じくらい好きです。


「いやあ  おいしい!」


「白ワインにぴったり!」


「文句あっか!」


おかあさんは言っています。


そして本日

おかあさんの大好物のバッカスが30%OFFになっていて

おかあさんは大人買いというのをやったようです。


ニコニコしていました。



そして
うれしいことに
連日パソコンや答案用紙に向かってちょっと疲れていたおかあさんは

とても素敵な土曜日をすごしました。



京都から従姉妹のヨーコちゃんが来たのです。

アーティスト、大谷敏子・大谷一生のおかあさんです。


ヨーコちゃんのおねえさんのケーコちゃんのおうちで
京都の白みそのお雑煮を作るというので
おかあさんは
京都から北海道にお嫁にきたヨーコちゃんのお義姉さんと
いっしょにケーコちゃんのおうちに行きました。
(登場人物多いようですが、老女、いや熟女4名です。)


おもいきり京都デーになりました。





はんなりした京都弁に囲まれて
おかあさんの長い間のいろいろな疑問がとけていったようです。


そしてこの白みそ、
どこにでもある白みそではありません。


うーっ

うーっ

味噌、じゃないみたい!


ポタージュです、ポタージュ!


さーて、こおろぎセンセー大興奮。

入手が難しい白みそ、驚愕です。
これからお教室に頻繁に登場しそうな強い予感。


本当は
にんじんは入れず、まっしろに仕上げるというから素晴らしい。

これを「文化」というのですって!


なかなか気持ちがOFFにならないおかあさんですが

今日は
ほっと一息ついたようで
犬も嬉しいです。



でも

聞くと

ケーコちゃんのおうちの
モップちゃんが
ちょっと具合がわるいとのことです。
モップちゃんのお父さんは
余市さくらんぼ園エルカンポ田中を経営。
いつもあんなに
カッコよく走り回っていたのに
13歳の冬、ちょっと不調とのこと。

おかあさんはずーっと心配しています。


モップちゃんは
こんなふうに窓辺のソファーの上で寝ているようです。

背景に
大谷一生画伯のすばらしいワンコの絵がかざってあって
ものすごくカッコいーお昼寝だったそうです。


犬は、いつも汚いし、ちょっと大きいので
どこのおうちにも入れていただけません。
でも
一度だけ
特別ケーコちゃんのおうちに入れていただいたことがあります。
それはもう
信じられないほどうれしくて
つい大騒ぎしてしまい、
慌てて伏せてみましたがすでに遅く、
ひどく叱られて車にもどされました。
でも
本当にうれしかったのです。

犬はモップちゃんが大好きなのですが
モップちゃんは
犬のことが本当にだいっきらいで
犬がちょっと動いただけで
テーブルの下とか戸棚の陰に隠れます。
とても残念でした。


余市のエルカンポ田中さんの広い農園を
モップちゃんはカッコ良く走りまわってお父さんを追いかけます。
それはもう本当にカッコいいのです。
犬は、ついワンワン吠えてしまうので、
はずかしながら
農場の真ん中に置かれたカゴに入れられ、
いつも見ているだけです。
いつかあんなふうに
紐なしで農園をはしれる犬になりたいと思っています。


はやくよくなるといいなと思っています。

おかあさんは
ケンケンのことを思い出してとても心配していますが
ケンケンよりずっと元気で
しっかり歩いたり、とびついたりできているというので
犬は心配しないことにします。


さくらんぼの白いお花が咲いたら
またモップちゃんは農園を勢いよく走れると思います。
さくらんぼが真っ赤になるころは
犬もまた連れていってもらえると思うので
そのころまでに
少しは吠えるのを我慢できるようになって
モップちゃんを脅かさない犬になっていたいと思います。




犬はおかあさんが仕事をしているテーブルの隣の階段にお水とご飯を
ダっサいボールにいれていただいています。
外国製の素敵なご飯入れや犬用のランチョンマットもあるのですが
犬が上手に使いこなせないので
ついにこんなステンレスのボールになりました。


犬はお気に入りのボール(3個100円)を並べてからでなければご飯を食べられません。
癖までダサくて情けないです。



追伸
土曜日の23時、おかあさんは
採点にくたびれて
突然タルト生地を練りはじめました。
真夜中のタルト・・・
その上、これからすね肉を煮ると・・・・
魔法使いのおばあさん
いや
魔女です、魔女。
美魔女なじゃく、
深夜スネ肉煮る、ただの魔女です・・・
おおコワイ・・