女正月・大切にしたいこと


犬です。


いえ
本日は
犬の飼い主です。


お久しぶりにこおろぎセンセー
手を抜かず自分で書きます。


ご心配かけてきた
左手の痛みは

こうしてパソコンは打てますが
痛みはあります。
でも
年相応の加齢による痛みかと
様子を見ているところです。


さて
2015年度 なでしこ倶楽部初回レッスンは
「女正月の実践セミナー」となりました。


遠くに見えるお箸は
金箔入りの話題の割り箸!

お肉は
あえて基本の基のつくり方。

沖縄のお祝い料理には
欠かせないのが豚肉。

基本の基さえ抑えれば味付けは
自由自在。


サーモンにも
金箔!
これが至難の業でした!


このサーモンは
ハーブドレッシング漬け。


なんでしょ、このかわいいカマボコ!
沖縄ですわ、沖縄。

長女KIKIの影響で
すっかり沖縄ビイキになり、
かわいい上おいしいこのシーサーかまぼこをお祝いに。

(札幌では北キッチンの北側の「わしたショップ」で買えます!)


塩分の少ない白いかまぼこは大葉と生ハムで巻きましょう。


大先生(義母)が残した美しい器には
これまた沖縄のゆし豆腐。

やさしいお味は箸休めに最高。



道産のおいしいタコはオードブルに。
となりの小さい器にはナガイモの梅酢和え。


縁起かついで
きんとんモドキと
煮豆モドキ(塩分きついスパム入り)。


いつでもあっという間に作れる2品。


先日、真夜中に思いついて作った
フリッターは
レシピをみるだけではどうにもわからない
コツ満載。

みんなで作って大好評。
ああよかった!



お祝いには欠かせない荒井さんちのお赤飯はバター風味で
甘い黒豆入り。


どこにでも売っているお手頃なチーズも
ナッツ入り蜂蜜でおいしいおつまみに変身。

お気に入りの豆ぱんとチーズパンも
かりっと焼いて登場。



デザートの写真は撮り忘れてしまったのですが
それはなでしこ倶楽部初めて、食卓にワインを登場させたからでした!

シャンパンと赤ワイン、ロゼワイン
楽しいおしゃべりのよいパートナーになりました。
あと3本あってもよかったかなあ・・・

でも終わりの時間もあり、
今回は新年会兼ねて、お試しのアルコール入りレッスンでした。

みなさんワイン3本程度では全く酔わないので
今後はワイン付きレッスンにしようかしら。
次回は「上巳の節句・ひなまつり」
ピンクのお酒三昧レッスンにしようかなあ・・・・


ところで
今ごろの新年会といえば遅いのですが
実は女正月。

小正月ともいいます。

1月15日だったり20日だったり。

狭い日本ですが
各地にそれぞれ、実に魅力的な行事がたくさんありました。
年々消えて行くのがもったいない!

お正月は大正月と小正月があります。

それぞれに意味がありますが
フツーの人々のフツーの暮らしにこそ
関心を寄せて学んできた私には
小正月の「ドラマ性」が魅力的。


女正月と呼ぶ地方では
女性たちがその前夜から集って酒宴など
大いに羽根をのばしてよいことになっています。

師走から働き通しだった女性たちへの労い。
その他奉公していた人たちにとっても嬉しい日だったり、
残り物を全部食べる日だったり。
骨正月などということばもあり
骨まで食べる、あるいは、骨休めなど

日本人の暮らしの知恵ややさしさや
合理性などが見えてきます。


今日は深く書く時間がありませんが
近くまとめて載せたいと思います。


当ホームページの神戸からのミント通信、長くストップしていましたが
本日更新されました。
さらに近く、エリーさんの英訳による日本の文化シリーズもスタート予定です。
英語で読む簡単な日本文化考、エリーさんの英語のブログから世界各地に
発信されたらいいなあ・・




出張で欠席のお仲間もいらっしゃいましたが
働く若い女性たちとの時間は
私にとって大きな感動と刺激になりました。

それぞれにそれぞれの努力、苦悩、喜びがあり
20年前の自分と重ねあわせて
私にできる応援はなんでもしようと
意を強くしました。

冠婚葬祭についての
いろいろな実話等、
あまりに深い、内容でした。

そして明るい彼女たちの
笑顔と知性に多々勇気づけられたレッスンでした。



さてやっぱり犬の登場です。
久しぶりなのに
この顔で、実に不満です。

が、おかあさんは
カモノハシに似ているのはなぜか
新幹線にも似ているのはなぜか
流線力学的に意味があるのではないかと
メジャーで縦横のサイズはかったりしました。


おかあさんは
バタバタと準備やらなにやら忙しそうでしたが
手抜きでどこまでできるか、という食卓作りと
新旧各種器をどのように使うか、
どのように盛りつけるかなど
若いみなさんとごいっしょするのが
本当にうれしそうでした。


犬は
カモノハシに似ているし
すでにかなり汚く、
どうにもこうにも素行が悪いので
同席させていただけず残念でしたが



ケージに入れられているとはいえ、
階下から聞こえるみなさんの明るい笑い声で
とてもとても幸せでした。
(ちょっとウソです。やせがまんです)