秋のサラダレッスン！
あらいさんちの立派な番犬のりきまるです。
おかあさん、ひさしぶりにお教室を開催。
あっちこっちが痛いの悪いのと
大騒ぎが続いた１ヶ月でしたが
ほぼ完全復活。
不死身です。
今回も
はずかしいほど短時間で作れるものばかりだったようですが
「ああ、私って天才だわ！」
と
試作中、ずーっと言い続けていました。
いつものことですが
謙虚さのかけらもありません。
まずは自己評価が高いので
生徒さんが大喜びしてくださると
「でしょ？でしょ？でしょ？」と
さらなる高評価を強要する
実にやっかいな性格です。
これには家族も長く苦労しているようです。
すこしでも正しい感想を言おうものなら
「じゃ、食べなくていい！」
と即片付けられるので
結局、家族は緊張してネガティブ発言など
おかあさんの前では絶対にできません。
これってファミリーハラスメントではないかと
思いますが
犬もこわくていえません。
でもまあ
この、こおろぎセンセーの大傑作であるところの
きのこのパフォーマンスサラダは
予想通り、生徒さんたちに絶賛されて
おかあさんは
満面の笑み。
もう３０年近く前に、ある雑誌に発表したサラダです。
あっという間に作り
お客様の前で完成させるので
当時のお仲間だったコピーライターさんが
パフォーマンスサラダと名付けてくれたのでした。
今回は
おかあさんが今イチオシの正三角形のお皿に盛ったトマトのサラダ。
湯むきなどしません。
ざっくざっく切って
あーっというまに完成。
キレイだし
おいしいし！
ドレッシングも作らないので
楽！
ポテトサラダ荒井流。
おとうさんのおかあさん
料理研究家荒井恵美子先生が北海道新聞のおかず欄に連載していたレシピを
おかあさんがアレンジしたもの。
どってことないサラダですが
「とーってもおいしい！」
と
生徒さんに強引に言わせていました。
この鮭のサラダは
おかあさん自慢の作品。
ドレッシングは
先代の大先生譲りのアレンジもの。
ごま油で焼いた鮭と
甘いドレッシングが抜群においしい！
と
これまた
評価を強引に引き出していました。
料亭の盛り付け法のコツをしっかり学んだあとは
仕上げにワンプレートレッスン。
焼おむすびと白ご飯のおむすびに添えたのは
治部煮。
カレー味なのでおむすびにかけていただこうというご提案。
「カレーうどんのよう！」
とは、褒め言葉だったようで
おかあさんは大喜びでした。
お茶の時間は
中国の中秋節にちなんで月餅。
縁起かついで
紅白のうさぎ模様のマシュマロも添えて。
おかあさんの教室はお料理教室ではないので
お料理そのものは添え物。
器とのバランスや
盛り付け
食卓の歴史などを
秋からも学んでいくようです。
「美女しかいないお教室」の面々は
みなさん優雅にたのしそうにお勉強なさっていました。
犬は参加できず、カゴのなかでじーっとしていたのですが
夕方はお散歩で
お寿司屋さんの「外猫」のトラちゃんに会いにいきました。
とらちゃんはのら猫のまま
お寿司屋さんの「外猫」になって６年。
すばらしく立派なお住まいです。
近づくと
全身毛を立てて、ものすごい顔でうなられるので
友達ではないかもしれませんが
犬は
散歩の時必ず会いにいきます。
毎回
ふーっと威嚇されて
大慌てで帰るしかないのですが
いつかきっとちょっと仲良くなれるかもしれないという
一縷の望みで
通い続けています。
その甲斐あって
こんな風に寝ているときは
かなり近づくことができるようになりました。
トラちゃんもトシをとったのかもしれません。
また報告します。
りきまるでした。
