本を読もう

本屋さんに人がいないのは
その町の、なにかのバロメーターだと思っています。


先日、久しぶりに
(思えば本当に久しぶりに
残念なことに、本当に久しぶりに・・)

ある大手の本屋さんに行きました。


空いてる・・・
人が少ない・・・


それは驚愕でした。


札幌、まずくないか?


日中だから、
平日だから、
こんな時間だから、
場所がらか・・・

いや

場所は最適、
昼でもこんなはずはないのに



札幌のなにかのパワーが
ダウンしてはいないかと

そんな気持ちになりました。


なんでもネットで知るのは
断じてもったいない。


欲しいのは情報であっても


情報を得るプロセスの
「無駄」や「遠回り」から
どれほどのワクワク感や
予期せぬ「おまけ」が得られることか。


新聞を読もう。


テレビをみよう。

本を読もう。


そして本屋に行こう!




久しぶりの本屋さんで
買わなくてもいいかもしれない本も買ってしまい

その重さと
無駄遣い感に
苦笑しつつも


気持ちは豊かになって
少し歩いたりしたのでした。





さて

先日、長女と新宿の焼き鳥屋さんに行って以来、

日本人と焼き鳥文化に開眼(大げさ・・)。


教科書の目次デザインの
最後の最後のツメは
多忙なエリーさんのお仕事が一段落するのを待って
そして私の定期試験の採点(400枚)の
疲労の限界を待って
夕方の焼き鳥屋さんで行いました。


それこそ
ここはネットで探して大正解。


大酒飲みたいおじさんではないので
机があって
会議会談検討会が可能な
空間として機能し
場所も便利で
という条件から見つけたお店は
予想以上。

東京のはし田屋の札幌店。

焼き鳥屋、というより鶏料理屋さん。




盛り合わせに
赤いソーセージあり!

これ、感動。


そしてサラダに塩昆布!
これも今年前半の
昆布料理レシピづくりの思いでもあって
合格。



北国には秋風。

目次デザイン会議に間に合った、配偶者カブトムシも参加して
水炊きにも挑戦。


このプルルン感も嬉しく、
〆めには、ご飯かチャンポンかまよってチャンポン。


大満足の食事会議となりました。


企画立案からわずか8ヶ月でほぼ完成した教科書ですが
ページ調整の甲斐あって
余裕のある目次になりそうです。
あとは、私の「はじめに」で全原稿がそろいます。



北海道皿を使った、わが家のいつだったかの(?)朝ご飯の写真を載せておきます。
みんなに笑われるお皿ですが
北海道だから可能なデザイン!




北海道という土地で生きることにして
実は私はいくつかのことを
実際には諦めました。
けれど
どんな人も
かならずなにかを
「諦めて」生きるのは当然のこと。


諦めてこそ得たものを
どれほど楽しめるか、


「もしあのとき・・」とか
「ああできていれば・・」とか

気に病んでいてもしかたなく。


そのとおり、
この地に住みながら
この地にありながら
東京、関西、沖縄の大勢の共同執筆者、ご協力者を得て
奇跡的な短期間で
一冊が完成しそうです。


どこに住むか、ではやっぱりない。


もっとも
インターネットあればこそ、
であったことは認めましょう。

メールを含む多くの最新の媒体機器をもってして
できた作業です。


本屋に行こう、
本を読もう、

そんなアナログの情報と
デジタル機器双方を駆使して

これからも
元気に仕事ができたらいいな、と思う初秋。


そう
北海道は初秋です。



こんな顔の犬の写真も見つけたのですが
いままさに
犬は「こんな顔」です。


夏の暑い日々を
モフモフモサモサで
乗り切ってくれました。



「お盆」も
終わります。


日本の「お盆」という 名前の夏休みに
一言も二言も言いたいことがありますが


ご先祖供養に文句があるのではなく
もちろん「夏休み」にも文句はなく

ただ
一斉に休むこの感じが

年々「堂々」としてきた気がして不思議。


お盆を理由におやすみする店舗が増えたと思います。

欧米のクリスマス休暇とはひと味違うと思っていたのですが
だんだんそんなふうになってきたのではないかと。

そんなに日本人、信心深かったのでしょうか。


ま、
「食」を軸に
そんなことも今後考えていこうと思います。