考える夏の終わり

還暦だわ・・・と
しみじみ思いながらすごした1年、
50代の終わりころから
いろいろなことがガラガラガラっと音をたてて変ったような気がします。

見えなかったモノやコトが見えてきたり

「答え」が突然でたり。


いろいろなことにワクワクしながら
暮らしていたら
もう立秋をすぎ、

北国の朝夕は涼しい!



久しぶりにお客様があり、
仕事をしながらではありますが
いつもどおり手抜のメニューをいくつか作りました。


載せた写真は以前の教室の写真ですが

お客様のおひとりから
センセー、お教室に来たいです!と
嬉しいお声。

もうお教室を続ける体力に自信ないな・・・
と思いはじめていたのですが

あら
そうですか?
あらら、お気にめしまして?


ちょっといい気になって
また元気になりつつあります!

ご興味のあるかたがあれば、
今しばらくつづけようかしらと。

ただし、
お料理教室に非ず。

食卓美学に徹して継続しようかと。



食べる、ということを真剣に考え始めて1年、
美味しいモノとの出会いは確かにしあわせです。

これはフォアグラのマカロンで有名な西麻布のルブトンの一品ですが


毎日こんな素敵なお品をいただくことはできません。

そして

今日のテレビで見たのは
子供達の六人に一人の貧困という現実。


さらに
ほとんどの大人たちが
ダイエットを意識し、
カラダにいい・・・という言葉に縛られて
食べる、ということに緊張し、食べないことを意識する「無礼」。


間違ってます、なにかが絶対に。

いつからか
なぜなのか


もしかしたら
大きな敵を作るかもしれませんが


これからの私の仕事の一つです、きっと。





とはいえ
農業を始めることのできない私
目下夢中なのは
水耕栽培

レタスの大収穫のあと、
小さいCUBEという方のボックスでは今、バジルの大豊作。

そして

同じ会社から
販売している電気鍋が大活躍。

小さくて
機能的。

今日は昨日のオードブルだった
丸ごと一羽の鶏の薫製の残骸でとったスープで
ペコロスを煮たのですが
短時間で極上のスープの完成。


知恵を絞って
そして
いろいろなことに懐疑的になって

食を考えていきたいと思います。


たった今も
テレビの番組で
アルツハイマーを防ぐには青魚・・・と。


あああああああああああああああ


確かに確かに、確かに青いお魚、悪くはないです!
ベターですベターです。ぜひとも食べたい青魚。


でも
青いお魚は旬でおいしい、価格も安くて納得、そういう理由で食べたいものです。


何かに効く、とか、なにかの予防、とかではなく。



さて
こおろぎ先生の食生活のその後は
相変わらず無理せぬ程度に
ご飯は最後に・・主義。

ご飯とおかず、ではなく

季節の肉か野菜かお魚か、それを食べたい時間に食べることにしています。


一日3回食の神話を解読するためには
まだまだ
いやこれからお勉強です。



12時間から18時間くらい空腹の時間を作ることがよい、という学説に
出会いましたが
よいかどうか、より
『ああお腹すいた!」と思って食べるのがよいのではないかと、
「素人」として今、思っているのですが・・・。


19時に食事したら
翌朝7時までは何も食べないほうがいいような。


お腹すいたら
ナッツやドライフルーツを21時ころまでに少し。


ワインなどでどっさり食べる夜、
もしそれが23時もすぎることがあれば(充分あり得るわけで・・・)

翌朝、義務感から朝ご飯食べることはしない。


おいしいジュースや
おいしいパンの一切れを
「おいしい」と思えるならば食べてもいい、程度。


23時、24時まで食べつつ飲んで
朝7時半に朝ご飯!

って

これ、無謀じゃないでしょうか。

いや
無謀じゃなかったでしょうか。




ま、理想ですけどね。


絶対に無理せずに、加減しながら実験継続中。




さてさて
わが理想のオードリーヘプバーンのお孫さんが
モデルデビュー。
エマ ファーラー。

釘付けになるような美しさ。


これを遺伝といいます。



文句なし。



なにもかも遺伝で説明してしまえば
教育などあり得なくなりますから

極端なことは言えませんが


外見に関しては
遺伝以上のなにがありましょうか・・・



わが家の不細工シスターズについては
これもまた
文句のないDNA。
誠実なDNAゆえの結果。

ま、詫びてもはじまらず。


それなりの人生を謳歌すべし!




りきまるさんの
去年の写真がでてきました。


犬には犬の会話、あるのでしょうね。


先ほど、歌番組で(センセー、どれほどテレビ観てるんですか?という声が聞こえてきそうですが
あれこれ観ながら仕事しています)
すでに若くない昔のアイドルさんたちがミニスカートで歌っていて
大反省。


足は細いか太いかではなく
確かに確かに確かに老化します。

筋肉のつき方が絶対に変ります。

つまり
足も腕も首も顔も(?)
見苦しくないようにすべきなんだと
大大大反省したのでした。

顔はどうしようもない(そんなことないでしょうか・・・)
として
そろそろミニスカートは考えものかもしれません。

幸い秋風。
太い腕は隠せる季節の到来に感謝。


若ければよいというものではありませんが、
ファッションは
しっかり進化させていかなければならないと思います。



自分のことが一番わからないのが自分だということ

しかと心に
自分自身をなんとか冷静に客観的にみたいと
思う夜でした。