続・なんて日だ・・・

そう思う通りの日常など
あるものではありません。


ええええっ!?


ということの連続です。


ただ
その都度、大騒ぎするか
ひと呼吸できるか、

それで
「器」の大きさが
計れる、というものです。



で、

この執筆者、マダムこおろぎの器は
身の丈程度の極小サイズ。


すぐに激怒
激情型。



犬の散歩で
確かにでっかいわが家の犬に


「あらあ大きい!
ああ怖い怖い!」


などと

シイタケにそっくりの吠えちぎる胴長犬抱えて
小走りに逃げるおばさんなどに

猛烈に傷ついたりするわけです。



仕事でも同じで
こちらとの温度差が大きい相手に
不必要にがっくりしたりする。



すべて
この小さい器故のこと。


おはずかしい。





しかしながら


ワクワクすることは
探せばあるわけで



上の写真のような
「何か」を
また始めようとしている私。



突然ですが


「ハレ」と「ケ」という概念は
民俗学者柳田國男が提案した概念ですが


それに
近年は
「ケガレ」というのを加えます。



「ケ」がさらに枯れた状態というのでしょうか
つぎの「ハレ」をもってエネルギーを回復させるしかない、
そんな状態でしょうか。



近代になってから
「ハレ」と「ケ」の区別が曖昧になりました。



曖昧にしたのは私たち自身なので
明確に分けることは今からでもできるはず。



明確なほうが
よいと私は思います。



詳細を書く時間は足りず残念。



ただ

日々の暮らしの中に
ちょとだけ



あ、楽しいなとか


ちょっと緊張する時間を見つけたい。




それがなかったら
平々凡々の多くの時間はつらいですからね。







とにかく
「ハレ」と「ケ」の区別は必要。




一日のなかにも
メリハリ、あればいいと。

ちょっとワクワクする時間は
自分で作り、



必ずしも必要ではない作業を
思いついたり、やってみたり。


上の写真も

多分、やらなくてもいい仕事を
思いついてしまった試作。


また時間とお金と体力をロスするわけですが



これが私の
「ハレ」=ちょっとした緊張とたくさんの無駄


なのかと気がつきました。




さてさて

愛知県のK君からペコロスが届きました。


大学の同期の友人です。


悠々自適の生活を謳歌し、
趣味の農業が、プロ級になり、
さらにお菓子づくりも趣味の域を超えたというから驚愕。


近く、自慢のシュークリームを何十個か何百個か
送ってくれるというので
楽しみに待つことにします。


同じ時代を同じ研究室ですごしたのに
K君のように、悠々自適の優雅な生活をしている人もいるのに


日々ヘロヘロになりながら
あっちで腹をたて、こっちで悲しんで
バタバタ暮らす情けなさ。


これも一種の
生物多様性かと思えば

自分の存在にも
なんとか意味を探せるというものです。




そしてわが家の水耕栽培
育ってます!レタス!

さらに
小型の水耕栽培セットには
ついに
バジルの種を撒きました。

さてどのように育ってくれるでしょうか。

楽しみです!


金魚を育てているような気分です。

おすすめですね、このキット。


教科書の編纂など
身の程以上、身の丈以上の作業を続けること数ヶ月、
あと一歩、本当に一歩のところに到達しました。


不眠不休の日も続きましたが
形が見えてきました。
この作業で
自分の能力や自分の限界や
まだ残る可能性など
いろいろなことが突然見えてきて
本当によかった。
予期せぬことも多々あって、あわてることもありましたが
なんとも楽しい勉強に次ぐ勉強の日々でした。

古い何万枚もの写真を
整理していると
懐かしい写真にも出会います。

いやあ、りきまるさんが
なにかのはずみで
下駄箱の上にのっかっちゃった瞬間の激写!

当人、いや当犬の困惑はすごいものでした。


そして学術的にも意味のある一枚。

DNA とは
かくも強靭なものであるという証拠。

こんなに似るものなのですね!

おかあさん犬、すみれちゃんは
言わずと知れた美人犬。

りきまるさんも
磨けば美男。


小さな誇りは失わず
今後も
この犬共々
楽しく暮らそうと思う飼い主なのです。