なんて日だ!

先日ご紹介した
東京は文京区のtotoruの店内。


椅子もテーブルも
一貫性のない、遊び心満載。


分かる人が分かる楽しさ。


いいなあ、この自由さ。




いいなあと言えば、
映画、ドラえもん、今回は3D。

泣かずには見れないと
今朝のモーニングバードで羽鳥サンが泣いていました。


本日のイチオシでも
このドラえもん、話題。


だれもが
かつて、のびたくんであったことを忘れている・・・というようなことを
マツコさんがお書きになっているとか。


胸を打つことばですわ。


ああ

こんなに汚れてしまった大人達・・・




さて、本日も
朝からずーっとずーっと同じ作業をつづけ、
気付けば昼。


整理したはずの写真が画面上消えてしまったり
書きかけの文章がどこかに行ってしまったりという
猛烈な不幸に見舞われながらも


今日はキモノを着る日と決めたのだから着る!


あらら
衿を付けなければ!


キモノのなにが面倒だといって
そのあたりの下準備。


衿付けは難しい。

でも
あらら、上手にできた!と思ったら
外がわからつけるべきところを間違えた。
なんとかごまかせそうだわと
思って自らセーフ!



それからが大変でした。


キモノイズムの村上先生に来ていただいて
いろいろ
教えていただきいて、

さてお仕事にでかける時間が迫って、

事前に決めておいたお気に入りのキモノを羽織ったとたん、
  

「センセー、破れてます!」


「うそっ!」



でも、村上先生がウソつくはずはなく


こおろぎ、まさかの突然のお針仕事再び。




5分で縫って
着直したとたん、
村上先生がまた悲鳴!




「センセー、衿によごれが!」




「うそっ」




またまたウソではなく、
気付かなかった汚れが目立つ!


ひえーっ。

15分後にはタクシーが来るのに・・



まあ、ここがマダムこおろぎのスゴイところで(?)、
窮地に強い。


ドタバタどたばたとキモノを選んで

村上先生ーを激励しながら???
タクシー到着と同時に予定外のキモノを着せていただいたのでした!



ふーっ。


しかしながら、
乗ったタクシーが
工事現場に遭遇すること2度。
迂回。
バチが当たり続ける感じ・・・


欲しくなかった郵便物が届いていたしなあ・・・


番組のあと
乗ったタクシーにまで
不運が伝染したらしく、
運転手さん、わが家につく直前、メーターを倒すのを忘れた!と叫んだときは
笑うしかなかったのですが
いつもの推定価格をお支払いして落着。

自分が悪いので受け取れないと頑なな運転手さんの
実直さに
やっと心がほっこりとしたのですが


帰宅後の犬との散歩では

出会った犬5匹ともに
猛烈な勢いで逃げられるという
犬と飼い主ともに哀しい結果。


せめて
飼い主同士、軽い挨拶くらい、してもいいんじゃないの?

確かにうちの犬は大きく、しかも汚い。
動きもガサツ。
飼い主である私の格好も怪しい。
でも


ちっちゃい犬が怯えても
飼い主くらい、こんばんは、とか
なんとか言ってもええんちゃいます?


ぶっさいくなデブ犬つれてる
ぶっさいくなデブ飼い主が

「あーこわい、こわい!」だと。

ぶっさいくだとかデブだとか
私だって書きたくはないのですが


あーこわい、といいたいのはこっちですからっ!


そんな出会いが30分で5回。


とぼとぼと犬と二人、6本の足をひきづりながら帰宅したときは
とっぷりと日が暮れていたのでした。





さりげなくキモノを着た生活を今一度確認する会(会員一人)の会長として
キモノを学んだ日なので
魔除けに一枚載っけておきます。

15分でばたついたため、小物などの吟味不足ではありますが
夏の紬の着心地はよかったです。


ちょっと女流作家風ですねえ・・・

そして
私もトシ、とったもんですわ・・・



しかしながら
昨日、テレビで下重暁子さんと、金美齢さんのお話を聞いて
本当に背中が伸びました。




70代の終わりの下重さんと80歳だという金さんの
すじの通ったご意見と生き様、
やじられて笑ってしまったりないちゃったりしている場合ではないですわ。



長く生きるって素敵なことです。
下重さんと金さんのような

あの凛とした感じがいいですね。

宇野千代さんの
かわいらしさは到底得られないので


せめて
主義主張は曲げない頑固な高齢者になろうと思います。


なんてね、朝から嫌な封筒や、わかりずらい仕事の山、
煩雑な作業と家事に追われて
ヘロヘロの夜ですが



本箱に隠したボール探して飛び上がる犬の写真を撮ろうと思って
思わず無名の女流作家を 地鶏、じゃない、自撮り、しちゃった
縁起のいいような悪いような写真も
景気付けに、のっけておきます。



考えられないほどの悲運満載の日だったのに
どうしてこんな顔して写真撮れるのか、

どうして犬相手に、こんなに大騒ぎできるのか、
なんでしょ、この顔!
劣化以前の崩壊ですよね・・・


ドーパミンのバランス壊れるとしか思えないですね・・・



きっと明日は楽しいことがたくさんあるはずだと信じて

あと少し、仕事をして休むことにします。



あああ、ほんとに、なんて日だったのでしょうか。

ふーつ。