不滅のなでしこ倶楽部

数年前、若い熱心な生徒さん達がグループを作って結成した
札幌なでしこ倶楽部。

若い生徒さん・・・だからこそ


ご結婚、ご出産、御転居

おめでたいことが続き、

みんなで集うことはなかなか難しくなっていました。


けれど
本日、
久しぶりのお顔も見えて
なでしこ倶楽部、お料理特訓講座開講!


こおろぎセンセー、おおいに張り切って
働く女性
働くおかあさん
・・
とにかく忙しい女性たちが
楽しく簡単に食事ができるようにと

献立を考えたのでした。



いやあ、我ながら素敵!


「見た目重視」の
ワクワクレシピの数々は
ご参加の皆様に
ご好評!(・・だといいなあ)


一日は24時間しかなく

食事の機会は日に3度程度。

家事だけではなく
子育てやら親の介護やら
そしてなにより、社会人としての仕事もある女性たちには
料理の時間は十分ありません。


食事の用意は
男性でも女性でも
出来る人がやればいい。


そのために
家庭科もあり
家庭教育もあるはず。


それでも
やっぱり女性の仕事として期待されてしまうわけで



そのことを
とやかく言う元気など
さすがのこおろぎセンセ−も
もうありません。
(といいつつ、ずーっと言い続けますけどね!)


食事は
自分で準備すべき。


誰かのためにやる余裕があれば
やってあげるのもよし!


男性女性、家族内での立場は無関係・・

そんな時代はいつくるのでしょうか。


食事学の
大きな課題はやはり
ジェンダー問題かもしれません。



なぜ女性にだけ、料理ができるかどうかが期待されるのかなあ・・・。


わが家の家長(わらっちゃいますが・・)である配偶者は
私が作る料理はなんでも作れます。
彼と私の料理の腕に差はありません。
娘達はパパのお弁当は美味しかったと言います。



この状態を
荒井センセーんちが特別だと
そう思う人がいれば

それこそがすでに問題なのです!


手のあいている者が作る。


それができなければ
家族の維持はこれからは難しいかもしれません。




そんなことを考えながら


それでも期待される食事づくりであるのなら


せめてその作業は楽しく、
完成した食卓も楽しく!


それこそが
私の食卓づくりのモットーです。


今回は
生姜をたっぷりつかいました。


スープもおいしくできました。


準備時間5分で、蒸し鶏もスープもできるならうれしいじゃないですか!



生姜焼きにキュウリ入れるんですか?!
と驚かれましたが
なんでも入れましょう。

とにかく早く、美味しくできればいいわけです。




古い器がたくさん登場した日曜日、
片付けるのは大変ですが


忙しい生徒さん達が
ひととき、楽しい作業を満喫できたのであれば
とても嬉しいです。


道具や小物は
上手に使いたい。


これからも
お教室は元気に続行します!



新しい一週間、ワクワクすることが続きます。

ああ忙しい、と思うより
どんな風に火の粉を除け、どんな風に不可能を可能に変えられるか
ワクワクしながら歩いたほうが
ずっといい。



昨夜はAKBの総選挙をテレビで見ながら仕事をしたのですが
ああ
日本は平和だと
つくづく思いました。

彼女達にコメントはないのですが
このビッグビジネスを作り上げた時代の底力、
この流れ、

これが今後どんなうねりになっていくのか、
楽しみです。


ただ
日本人の「幼児性」好みは少々心配。

選挙結果で挨拶する彼女達の年齢をみて仰天。
20歳を超え、24歳、25歳で
こんな感じかなあ・・・
いや、「こんな感じ」でなければならないのだろうなあ・・・と。


他の国の同じ年齢のアイドルや俳優、歌手、一般人との違いを
だれか比較分析してほしいものです。