札幌酷暑

なにがどうしたものか
北海道が酷暑。

内陸には37度を越えたところもあり、
札幌も32度を昨日から越えたまま。


ふーっ。


これが自然。


さて
神戸のお話。

今回の神戸、次女の狭いマンションではなく
ホテル研究も兼ねて
1泊目はホテルピエナ
二泊目は「ホテル東急ビズフォート神戸元町」。
名前が長過ぎるのが欠点ですが
大丸の前
中華街の入り口
なにより完璧なセキュリティー
モダンなデザインが満点。


前夜のクラシックなホテルから一転、
モダンなホテルをやっと予約。


これがまた素敵。

安心すぎる安心感。
このホテル、おすすめです。


朝ご飯もおいしそうでしたが、
わが家は前夜の中華料理と
神戸大のお友達との華麗な二次会で食べ過ぎ+のみ過ぎで
パス。



このホテルに紹介していただいたのが
小小心縁(しゃおしゃおしんえん)。


福建省出身のシェフの料理は
最高でした。

薄味!

今、マダムこおろぎがめざす「薄味」!
濃い味の中華や飲茶に慣れてしまっているので
あら、ちょっと薄味・・・と始めは思ったのですが
極上!


なるほど福建省・・・。


一口に中国料理とか中華と言っても、
四川もあれば広東も福建もあるわけで、
あんな大大陸ですもの、材料も味付けも違って当然。


そこで思うのは
やっぱり
不可思議な「日本料理」。

日本料理とはなんでしょうか。


今回の旅で
炊事用の「かまど」を探しながら
囲炉裏は関東以北、東北地方に多いことを確認。


知っていたけれど
実感。


こんな小さい日本なのに

カマド文化と囲炉裏文化があり、
お雑煮だって丸餅もあれば角餅もあり、
餡入りもあれば・・・

つまり

日本料理がユネスコの・・・と言う場合、
なにをどう意味しているのでしょう。



小小心縁のおいしいお料理を食べながら
日本料理のなんたるかを改めて考え始めたのでした。



さてさて
昨年大講評だった、余市のエルカンポ田中さんのさくらんぼ、
そのお花見ツアーの計画も実行できずに6月になってしまいましたが
お花が咲いて45日でおいしい実になるということ。


7月の初めには
荒井商店の店先に
たくさんのさくらんぼが並びそうな予感。
そして
マダムこおろぎは
また夜中まで連日、ひたすらさくらんぼジャムを作り続けるのですわ、今年も!

御期待ください!


猛暑の札幌
久しぶりに登場のりきまるさん、


最近のお散歩コースにある
小さい築山、
マダムこおろぎは、この山が好きなのですが
小心者のりきまるには苦手らしく残念。


そして久しぶりに魔除けの一枚。
キモノに注目の昨今

いえ

正しくは

手元のキモノを着るぞ!
という意地。


実母と義母が買い集めた
キモノを捨てることはどうしてもできず
処分もできず

それなら意地で、着ようじゃないのと。

(こおろぎセンセーと
カブトムシセンセーは
それぞれ親孝行を強く意識して国立大学に進学。
当時、国立大学は授業料年額12000円。
つまり月額1000円。私学との差は大きかったのです。
さらに奨学金やアルバイトしながらそれなりに
がんばって学んで大人になったのに
二人の母達は、
優雅な有閑マダムライフを満喫して
卒倒しそうなキモノ道楽をしていたという現実を
どう受け止めたらよいでしょうか・・・)



ま、とにかく

キモノは着ようと思います。


キモノイズムの
村上先生の個人レッスン開始。


初回は
単衣の着物のあれこれと帯の組み合わせ研究。

そして選んだこの日のキモノは
カブトムシのママ、姑の残した一枚に
私のママの白地の帯。

ママ達のいろんな思いを背負って
先生にかちっと着せていただいて
イチオシへ。


すると
うれしいことに


HTBイチオシ 荒井三津子様

という
すごい宛名で封書がとどいていました。


番組をご覧の方からでした。


ドキドキ・・・


うれしいうれしいおたよりでした。


こんなこおろぎですのに、
着ている洋服やキモノをしっかりご覧くださっていて
特にキモノについてご自身のご経験なども
お書きくださり感激しました。



武庫川女子大では
被服学科で博士号を取得。

ファッションの専門家として
本当なら胸を張ってもよいのかもしれませんが



ゴージャスとは無縁。
ファッショナブルとは言い難く、
なにせモデルとしての自分はチビで真っ黒。
そしてこの急激な加齢。


でも
ちゃんと観てくださり、
わざわざおたよりをいただき、
本当にうれしかったです。


何と言っても暑い。
忙しさもあり
キモノばかりとはいかないかもしれませんが

こおろぎごときが着るものを
楽しみにしてくださる方がいらっしゃることに
感謝して

仕事もがんばっていきたいと思います。