料理人宣言・・・

古い写真を見ていて

俄然ファイトがわいてきたこおろぎセンセーです。


アシスタントなしで2時間でお料理も作るというのは無理。

お料理のセンセーならできても
こおろぎセンセーの教室では
「その他」のお勉強も多いので
無理無理。



しかーし


作るモノ次第ではないかと!



実際のところ

お客様は何人でも平気だし
お客様のお顔みながらお話しながら
とりあえずなんでも作れるという
この技術(?)


お料理のセンセーではありませんが


若い人たちにお伝えしなければ!



ご結婚やご出産で集まることが難しくなっている
なでしこ倶楽部ですが


再開宣言!



30代、40代こそ

元気よく
あれもこれもするべきなのです。

心からそう思う。



訳あって
相変わらず
受験生のような生活が続いていますが
そろそろこの作業も終盤!

(ただし、事務仕事の山と
次の難題課題は山脈つくって目の前ではありますが・・・)



この半年ほど
執筆のテーマである「食事とはなにか」、ということをずーっと考えてきて



次第に大きくなって
とうとう爆発的に大きくなった疑問

それは
「日本的な食事」。


一汁三菜。


これこそが理想、というコト自体への疑問。


三菜のうちの1つは香の物だとして
野菜といえば聞こえはいいけれど
塩分の多さは比類なし。


ご飯のおかず、と考えればどれも
塩分たっぷりにせざるをえない。



国土の狭さから
気候上の理由から
水田は適していた作物生産方法でしたが


律令制度ゆえ

租税として給与として
米は作り続けなければならないという理由こそ


米づくりの国の
大きな背景にあったのではないかと。



米には
魔力があって
食べ続けて来たゆえに
食べ続けたくなる

そんな魔力。


確かにおいしい。


けれど


米を「主食」と考えることに疑問がないため


アメリカの主食はパンで
イタリアの主食はパスタなどと
どこそこの主食は芋で
どこそこは・・・なんと肉と乳だと!
そう書いてある教科書もある!


主食の概念は日本固有。



一汁三菜という思想から離れてみると


いろいろな食材の味がわかって
胃腸もすっきり。


もちろんご飯も食べていますが


「さ、今日はおいしい鮭を食べよう!」と決めると

フライパンで焼くだけ(美味しいバターがいい!)。


広島産のレモンと
何種類かの塩で充分おいしい。
最高においしい。


母にはご飯のおかずとしての鮭の焼き方や調理の仕方をしますが


お肉も
しゃぶしゃぶ肉をゆでたら
色々なオイルや酢や塩で食べる。


焼くだけ、ゆでるだけで
オイルと酢と塩で食べる生活には
「主食」は不要。



もちろん野菜も食べるし肉も魚も
なにも制限せず


ただ
一汁三菜、という基本から解放されると


素材の味がよくわかり、
食べ過ぎもない。








そもそも
一汁三菜は
一般庶民の暮らしにおいては
大ごちそう。
各人用のお膳に小さい器をのせる食事様式との関係もあるでしょうけれど


それこそが世界に誇れる
極上の食事である!という
その見方、なんとなくなんとなく疑問。


結果的に
私は夜、お米のご飯を食べる量が極端に減りました。


美味しいタンパク質源を
どう食べるか、それを考えるようになったのです。


繰り返せば
ご飯のおかずではないので
薄味。


柑橘類やスパイス類で
いかようにも美味しくたべています。



という

みずから被験者になって
あれこれ考えています。


炭水化物カット系のダイエットとは
基本的に考え方は違います。


おいしいものを美味しく食べよう!という
ポジティブな方法。


日本が長寿国である理由は
米?


日本人は昔から米をたべていたとすれば
(あくまでも仮定です)
どうして急に長寿になる?


欧米式の食生活を取り入得れたからではない?


そもそも
白米を庶民が今のように三食食べるようになったのは
いつからか考えてみなければ。


すくなくとも
戦争中は食べていない。


そして

玄米だの雑穀米だのに
関心大。



どこにもかしこにも
不思議満載。




特別な健康志向ではなく

美味しいモノを美味しく。


しばらく続けることにします。





なつかしい一枚。

いやあ
毛の長さで
全然違う犬種に見えるから不思議。




長くなり、反省。



休憩し過ぎ。


今日はブタしゃぶしゃぶ肉とアスパラを
薄味のタマネギドレッシングでどっさり食べました。


ごはん一口と
野菜サラダとオレンジ。


デザートは餅吉のかきもち(?)。


ちょっと奇妙なご飯でした。