五月突入

札幌にやっと桜。

めでたしめでたし。

先日、当ホームページの強力ブレインのエリーさんと
打ち合わせで出向いた喫茶店


以前にも行ったことがあったのに

今回突然気付きました。

器、余市の五輪窯!
五十地さんの作品!


オーナーに
五十地さんの作品ですね?!と
お声かけると
驚いていらっしゃいました。

特注の柄とのこと。


やっぱりね・・・

彼の作品の虜になる人、
お目が高い!


札幌駅前
アスティの4階
MARK珈琲

パスポートの事務所のフロア。


この日は
「ブラジルが飲みたい!」という私の希望で
エリーさんが案内してくださったのですが

期待以上の味。
そして
このクッキー、

手作りで大きなクッキー
大満足。



とうとう
お気軽な街角のカフェに飽きてしまいました。

勉強するにも
パソコン叩くにも
待ち合わせにも
打ち合わせにも便利です。

でも「便利」に飽きてしまいました。



珈琲は
美味しくなければ時間がもったいない。

空間が欲しいために
飲食を利用するのは
もったいない気分になってきました。


美味しい珈琲が飲みたい。

お手軽
お気軽カフェではなく


今風おしゃれなカフェでもなく


ちゃんとした珈琲を
ちゃんとしたお店で
ちゃんと支払うので
ちゃんと時間を買いたい、そんな気持ちになってきたのです。


煙草嫌いなので
禁煙を期待することは難しいのが残念ですが



昔ながらの
珈琲店がいい。


美味しい珈琲にちゃんと支払いたい。


このMARKは
静かで完璧。
常連の方々も
店主も
饒舌すぎず
時間の使い方を熟知している大人ばかりとお見受けしました。


どんなお店もそうですが
饒舌な店主と
常連が大きな顔しているお店は
ファンを増やしずらいですね。


外食産業でも
ファミリー感は
一見、安心感につながるのですが
長い目でみると
+には作用しないことが多いようです。



外食産業のさまざまな側面を調査してきて
つくづく痛感しています。
いや
飲食だけではありません。
ファッション業界も
その他の業界も同じでしょう。



店主がクールであればあるほど
店主とお客の関係が
クールであればあるほど
関係は緊張したまま
長く持続するものです。


大人は大人らしい空間を楽しみたい・・・

と思っていたら

当ホームページ内の
神戸ミント通信が更新されていて

担当のころすけさんが
若い文体で若いお店の紹介を書いてくれていました。
少々日本語の乱れが気になるものの
それも、あえて使う手法かとおおめにみて
堪能しました。


今回の彼女の通信に
りきまるさんのムービーがあって
大感激。

上手ですわ。


そうです5月3日
ゴミの日、
りきまるさんの誕生日ですわ。


ダラダラと同居していますが
もう6歳です。


お祝いしてやろうと思います。



さて

おもいがけずたくさんのお花が手に入り
急遽
花塾特訓の時間をもちました。

お気に入りのワインクーラーに
ざっくりと
デンファレとレモンリーフ。


適当に投げ入れているようですが
近くでみると
実に丁寧に枝も葉も選んでいます。


器を選ばず
メカニクスも選ばず
どんな場面でも

すぐにイメージを作って
手が動くこと

自分を出しすぎず
表現しすぎず

場のためにアレンジする事

これが大切です。


5月から
いよいよお教室もスタートです。


随時ご案内して参ります。


さてさて
ゴミの日に6歳になるりきまるさん
彼には「安定」が似合いません・・・

というか

大変不安定な場所に
いつも座っていておどろきます。

題して「考える犬」風。



でもやっぱり
「楽」は大切・・・
考え終わったら、こんなフーにデレっと寝たり・・・

これまた不安定な椅子に
半分おっこちながら爆睡したり


パソコンと書物相手にヒーヒー暮らしているこおろぎのそばで
いい風を巻き起こしてくれています。


4ヶ月まで
売れ残ってしまっていた・・というか
売り残されていた・・というか
とにかく他の兄妹にすぐに飼い主が見つかったのに
ずーっと4ヶ月、おかあさん犬といっしょにいた
ちょっと目つきの悪い子犬は
ある夏わが家にやってきました。

それはそれは
大きな子犬で
ちょっと黄色っぽいフワフワの毛で
はじめの1週間は夜中、カゴの中で大泣き(?)して騒いでいましたが
鬼の人間のおかあさん(私)の
厳しいしつけで
あっというまにこの家での暮らしになれてくれました。


19歳まで生きてくれた雑種のケンケンのあと
2代目の相棒としてやってきた彼には
ケンケンを失った喪失感を埋めることはできないと思いました。

たしかに喪失感は埋まらない。
でも
新しい感動をつぎつぎに作ってくれています。



なんでもそうでしょう

失ったものの代役はなにをもってもできなくて当然です。

でも失ったもの
手にすることができなかったものを
嘆いていてもなにも生まれません。


それはそれ。

別ななにかに
別なものを期待することは
悪いことではありませんよね・・・


りきまるさんも
あっというまに6歳。

時の流れの速さには驚くばかりです。



さ、
今一度、
ころすけさんのミント通信の
りきまるさんの動画を!
実によくできた動画です。


ころすけさんに感謝!