かなり奇妙な日々

ONもOFFもない生活は

思えば18歳からずっと続いているように思います。

仕事を終えて、晩ご飯を食べて
お風呂にはいってテレビを見て・・

など
経験したことないなと。


仕事だか遊びだか公だか個人的なことだか
ヨソ行きの洋服も普段着も
なにもかも境界のない生活が
ずっと続いています。


よいか悪いか、そんなことを考える暇も必要もなく

そうやってずっと生きてきて

それはそれで楽しくもあったと
思っています。

ただ、
かなり異様な生活だと
最近やっと気がつきました。



よく子供たちが育ったなと・・・

けれど
専業主婦をしていたらどうだったか

仮定法過去完了、考えたところでどうにもならず


専業主婦の友人たちの
子育てが満点だったとも
思ったこともなく


まあ
振り返る事自体、無意味でしょう。





さてさて
おいしそうなケーキの写真!

先日短いティータイム、
仕事仲間の高木先生のお誕生祝いのお茶会を開催。

えりーさんと
必死の作業を続けていた午後
まさに寸暇のお茶時間
高木センセーにもお越しいただいての
ささやかなお祝いティータイムとなりました。


この小さくもゴージャスなケーキは
札幌
プチショコラのケーキ。

えりーさんの選択でした。

濃く入れたアールグレイがぴったりでした。




ブタの丸焼き描いて!

尾頭付きの鯛!

お刺身!

と言いたい放題の私のリクエストに
えりーさんは
さらさらっと描いてくださり、
大満足の私。


図表もさらさらできますが
問題は文章。


苦戦続きですが
これもあと数日・・・のはず。



さて
本日の
「素敵なお品」は
金沢のまめ萬久の手描きの容器入りのお豆さん。

萬久のこのお豆、ときどきいただくのですが
いつ手にしてもうれしいギフト。

紙の容器ですが
手描き。九谷の手法で
ひとつずつの手描き。


なにが感動といって
実は萬久、金沢のぶどうの木という会社の新しい部門。
老舗のお菓子屋・・・というのではなく
2008年か9年にブランドとして出来たもののようです。


ここがスゴイ、と思うのです。


城下町の伝統的なお菓子とか
伝統的な包装紙とかではないのに
そんなイメージが届く。

サイズといいデザインといい
もちろんお豆のお味といい
満点。

図柄がいろいろあるのもうれしい。

まさにアイディアの勝利。


今回の函館新聞に書いたのですが
老舗への深いあこがれが私にはあります。

絶対に勝てないのですから、歴史には。


ですから
紙袋のデザインを変えた三越の英断には
仰天するばかり。


いつのまにか
いえ驚くほど早く馴れてしまうと思うのですが

もったいないなあ・・・と思うわけです。


そんな中
新しい商品が生まれる時、
そのブランドイメージづくりが
どれほど大切か


今日も北海道の商品ばかりをじっくり見る機会があったのですが
せっかくの品に
どうしてこのラベル貼ったかなあ・・・というものが多くて残念。


あらためて
ノースファームストックさんの
ブランディング力、もちろん商品力でもありますが
そのスゴサを思ったのでした。



萬久のこのパッケージは
本当にほんわかして
どの図柄も素敵。
キリキリ暮らしていた私に
友達が買ってきてくれたのでした。



さて犬。

古い写真にこんな一枚発見。
犬としての自覚が全くなく
膝の上で爆睡。

そして今日は

散らかし放題で執筆つづける私にご立腹の様子。

あの手この手で挑発。

こんな飼い主に飼われて気の毒ですが
それも犬の運命です。諦めてもらうしかありません。

先日のCHIHIROさんの婚礼の1シーン、プロが撮ってくださった一枚。
なんとも幸せそうなこおろぎセンセーです。



寝るまでずっと読んだり書いたり。
でもこれ、仕事と言えば仕事ですが
趣味楽しみと、いえなくもなく、実にしあわせな時間です。

なにもしないではいられませんからね・・・



人それぞれ。
生き方にも暮らし方にも
スタンダードなどあるはずはありません。



美味しいもの、素敵なもの
素敵なひと、楽しいことをさがして
日々暮らそうと思います。