上巳の節句
今日のHTBイチオシで
おひな様はいつ片付けたらよいのか、という話題がありました。
調べたところ
啓蟄までに、という説がありましたが
こおろぎセンセー、いかがでしょうか・・・
と聞かれて
即答したワタシ、
「え？いつでもいいんです！」
本番前の打ち合わせの会話です。
そもそも・・・
こおろぎセンセーは
この「そもそも」がこのところ大好きです。
それほど
私たちは、根拠があるようなないようなことに
ぎっしりビッタリ縛られて暮らしていて
なんとか
ほどいて解放したくなることが多すぎて。
そもそも
雛祭り、というのの起源はいろいろあり、
今の段飾り、というのが庶民に広まった事自体、
ものすごーく、新しいわけです。
そのものすごーく新しい事象と
啓蟄、という
ものすごーく新しくない季節認識を
一緒にする必要はあまりなく、
再びそもそも
ひな人形の扱いかた、飾り方の地方差は
大きいわけで
行事にスタンダードはなくて当然。
高価なおひな様です、
乾燥した晴れた日、丁寧に時間をかけて
しまうのがよいと思います。
再度そもそも
早く片付けないと
「行き遅れる」という無礼な言い伝え、
これ、全く根拠なし。
父は
ひな人形が好きで
毎年４月ころまで飾ったままで
ながめて喜んでいました。
が、しかし
その娘のワタシ、２度、嫁に行きましたからねっ。
片付けるという作業を怠けては
いけないよ、という程度のことでしょう。
そして
何より
次にひかえている
五月人形を売る都合もありますからね、
早く片付けてもらわないとっ！
いろんな思惑が
昭和の良き時代、からまって不思議な言い伝えが
もっともらしく伝わった可能性、ありますね・・・。
わが家は週末、家族がそろったときに
ひな人形のカップル（？）、出して飾ろうと思っています。
さてさて
このブログを書く余裕が
実はありませんが
こおろぎセンセー
一大事勃発。
て、て、て、テレビがっ
こ、こ、壊れたのですっ！
このテレビ中毒のワタシがテレビを失ったのは
大変な恐怖。
でもまあ
６０００円で買ったブラウン管のテレビをだましながら使ってきたことこそ
驚異的。
Jコムのおかげで便利に使ってたのですが
寿命ってことです。
ついにパチンと音をたてて壊れました。
さて
なんとも時間が長くなって
よかったといえばよかったのですが
困ったことに
テレビがなければずーっと仕事をしつづけてしまうということです。
読み続け、書きつづけ、ヘトヘトになってしまうという情けなさ。
テレビみながらなら
なんとか頭が「休め！」になっていたことが判明。
金曜日、なんでも知っててなんでもできるえりーさんといっしょに
お利口なテレビを買いに行ってきます！
今まで録画もできず、あれこれ全部できずに数年我慢してきたのですから。
さて
音のない生活もさみしくて
パソコン作業しながらいい方法はないかと
えりーさんに聞いたら
はからずもこおろぎセンセー、ここにきて
仕事しながらずーっと
よくわからないBBC放送を聞くという生活になりました。
音楽聞いているときはいいのですが
間の英語は
なんとか聴こうと耳も大脳もフル回転して
受験生状態の疲労。
ホントーに休めない仕組み、運命なのだと
諦めたのでした。
でも
このパソコンからのBBCの聞き流し生活、けして悪くなく
新しい時間を見つけた気分です。
さて
今日の美味しいものご紹介は！
？？？
これ、こおろぎセンセーの大好物。
コンビニでも扱っている缶詰のカレー。お一人様分。
ものすごく美味しいです。
かなりマニアっぽいお味。
ただね、好きずきありますからね、
フツーのレトルトカレーマニアには受けないお味と香り。
カレーって
どういうのが本格的なのか、もうわからなくなった料理ですが
これ、スゴイです。
スパイス遣いが多くのカレーとは異なっていて
ほとんどスープ状態です。
コメンテーターとしてはひどいコメントですが
説明むずかしいお味なのです・・・
この缶と熱々ご飯１膳あれば、こおろぎセンセーは大満足。
ご興味のある方はぜひお試しを。
そして一大宣言。
今日のイチオシに、ちょいと春らしい一枚を着てでかけるとき、
キモノイズムの村上先生とおしゃべりしていて
突然ひらめいてしまいました。
荒井商店、ブライダルハウスオープン！
え？？？？
ハイ思いつき発言の段階ではありますが
ドレス、作ったほうがいい。
ウエディングドレス、やっぱり作った方がいい。
借りないで作ったほうがいい。
振り袖、ご自分の振り袖、お母様の、おばあさまの
地味でもなんでも、自前の振り袖がいい。
借りなくてもいい。
ブーケはやっぱり自分で作ったらいい。
生花では当日自作はむずかしいので
あれこれご提案できるこおろぎセンセー、
オリジナル考案しました！
ひな人形と同じで
「昔から・・」と言われて
みんなと同じ、がいいと思われていますが
解放されてみませんか？
本来の姿、昭和のはじめにまでさかのぼってみれば
昨今提案されている冠婚葬祭のほとんどが
あらら？
という感じになるはず。
心をこめた衣装、
手持ちの衣装
手作りの品
そこに立ち返ってみたいなと
それって
そんなにむずかしくないなと。
マダムこおろぎ、ブライダルご相談受付開始！
ドレスのデザインはマダムこおろぎ、某女子大で
婚礼衣装で被服学の博士号を取得した実力（ゼロ・・・ですが）を
振りかざし、強力な相棒（まだ相談してませんが・・・・T−Y子先生・・・）
とともにさせていただき、
制作まで完璧に。
振り袖の着付けはもちろんこれまた強力な相棒のキモノイズムの村上先生。
ブーケは荒井三津子が
全責任を持って、ご指導制作当日お届けお約束！
結果的にお安くて
ドレスは後々ベビー服にもキッズのドレスにもクッションにもテーブルクロスにも。
振り袖は宝物。大事に着て、残しましょう。
ブーケの素材も生涯あれこれ使えます。
マリッジリングだって
リムセのジュエリーライン、本当に素敵。
わが家の成人祝いのゴールド＋ダイヤの指輪を越える素敵な指輪
未だ見ず。価格もおすすめ。
ふーっ。
猛烈に疲れていたのですが
こんなこと
考えていたら
気分爽快。
還暦にして新しい夢と希望発見。
テレビがない生活で
ずーっとBBCで英語聞いてたからかなあ・・・
頭のお掃除できたみたいです。
さてさて
我が家の犬は
以前も報告しましたが
彼の発案によるゲーム
中二階からボールをころがして
アホな飼い主に拾わせるというアレ、
飽きずに続けています。
この落とすときの、
この犬の
この真剣な表情！
ああ
犬だって
こんなに真剣なんですから
私もそろそろ本気で
人生を考えたほうがいいと
心から思った雛祭りでした。
