今年のクリスマス

花塾開催。
クリスマス直前ゼミ・・・?

今年はドア飾り完成。

思い起こせば・・・
華麗なるクリスマスパーティーから1週間。


本当に華麗!でした。



準備やら、本番やら、後始末やら
あれこれあれこれ
裏方ではトラブルが
なかったわけではありませんが、
2013年のクリスマスは無事終わりました。

いろいろな人に出会い
またたくさんのことを学びました。

30年近くやってきて、
やっと少しだけ
準備が上手になりました。

それでも
会場への搬入は前日と前々日、車3台での
お引っ越し風。
大勢の力を集めて、えいやあっという大仕事。



どんなイベントも
仕事も
裏方の力仕事、汚れ仕事は当然のこと。


先日の読売新聞の編集手帳
森繁久弥さんの好きだった都々逸が載っていました。



「ボウフラが 人を刺すよな蚊になるまでは
泥水飲み飲み浮き沈み」



というものです。


都々逸というのが私はとても好きですが

いい文句です。

その記事は辞任する知事を
「ボウフラどまり」だと結んでいるのですが


人を刺すようになるまでは
泥水飲むのが当たり前。


その通りです。


若い学生の中には
自分に合う仕事がないとか
いい会社がみつからないという言い方をする人が時々いて
おどろきます。


探さなきゃ。
泥水飲んで探さなきゃ。


だれもかれも

楽して一人前になどなれない。


あらためて
その都々逸で思った次第です。



さて
当ホームページ当ブログには
人物写真は、女将マダムこおろぎが魔除けとして登場するにとどめているのですが
今回は特別篇。

先日の華麗なるパーティーのシーンとして
2枚、珍しいショットを載せておきます。
4名の美女にはご承諾いただきました。

当ページの編集者エリーさんと同席くださった
テレビ局ディレクターと某雑誌編集者さん。


それぞれのドレスのなんと素敵なことか。
こんなスパンコールのミニドレスを着こなすディレクターさんがいらっしゃるなんて!
そしてこんなブルーが似合う編集者さんもいらっしゃるなんて!
そう彼女のネックレスは偶然にもリムセのモノでした。
ディレクターさんも、ここぞというときは
リムセのロングネックレスをご愛用というご縁。
本当に美しいお二人です。


そして
わが家のピアノの先生で広くご活躍の辻千絵先生と
今噂(!)のリムセの林麻衣子さん。
このお二人も場慣れしたファッション。

舞台の多い辻先生は、さらりとしたフォーマルウエアの着こなし。
リムセの林麻衣子さんは海外で求められたアンティークの極上のレースを
羽織ってのご出席。


このテーブルは若手アーティストばかりのお席になりました。
それぞれ、個性と感性が求められるお仕事。
ストレスも多く、時間にも縛られご苦労も多いはずですが


こんなふうに
ひととき、思い切り素敵に装って集う気持ちの余裕をお持ちだとうこと。

そうそう
この写真を撮ったエリーさんはグラフィックデザイナーでありつつ
コピーも書けば、編集も翻訳も、宝石鑑別も、あれもこれもの才女。
この日は真っ赤なドレスがお似合いだったことは言うまでもありません。


さて
そのリムセさん、今は銀座の松屋で展示会。
忙しい彼女に無理を言って
荒井商店のためにいくつか作品を作っていただきました。


このロングネックレスは、2連にしても素敵なコットンパールと
リムセオリジナルのアンティークビーズやパールのジョイント飾り。

何年か前、どこかの展示会で彼女の作品を見て一目惚れした私、
以来、少しずつその作品を求めてきました。


手頃な価格の商品もあれば
吟味した石を使ったジュエリーも素敵。

次女の成人のお祝いには
リムセのダイヤの指輪を贈ったことは
このブログにも書きました。





今回、荒井商店限定の二つ目は
この真っ白なコットンパール。
ジョイント部分も白のビーズとパール。


そう、コットンパールが嬉しいのは軽さです。

大人になったら
こんな風に楽しく、優雅なネックレスを
気軽に楽しみたいと思います。
一連のネックレスも素敵すぎて
あっという間に売れてしまいそう。

同じ長さのオフホワイトのネックレスは
こおろぎの手元に届いた瞬間に、欲しいという方の手に渡り、
さらに他の方のご注文もいただきました。


そして3つ目の商品は
このブローチ。

あまりに素敵。

私は、ブローチが好きです。

若い頃は使うチャンスがなく、
興味もなかったのですが、
40代でファッションを専門に学んで以来、
大人の女性はブローチ!で決まる・・・という
そんな思いが強くなりました。

イギリスも日本も
皇室のファッションには
絶対にブローチが登場しています。

ネックレスをしていても
ブローチ。
コートの衿にも
スーツにも。

リムセのブローチが素敵なのは
裏が皮。
柔らかいので
どんな素材の洋服にもしくりとなじみます。

アンティークのビーズも
淡水パールも
どれもこれも吟味されたものばかり。


時にはアンティークのリボンやレースも盛り込むセンスは
作家の個性なればこそ。






荒井商店、今年最後のリムセの商品です。
ホームページの表紙店舗は
火曜日まで閉店なので
本日掲載した3点にご興味のあるかたは
ホームページのお問い合わせの欄に
ご一報ください。
詳細をお知らせします。

一点ずつのお預かりで、売り切れ御免の希少商品です。



さて
先月、このブログで、スイスのリュージュ社の
オルゴールのことを書きましたが
とうとう手元にリュージュ社の2013年のイアーベルが届きました。

大きな箱形の立派なオルゴールに比べれば、迫力不足の音であることは
しかたのないこと。
でも、この存在感。世界の一流品に触れる幸福感は最高です。

昔は
年ごとのクリスマスプレートをせっせと集めて飾りましたが、
これからはイアーベル。
毎年ではなくても
記念すべき「なにか」があった年のベルを集めていこうと思います。

2013年、わが家の娘たちはそれぞれ新しい土地で暮らし始めました。
私も配偶者も、新しい気持ちで仕事を展開。

記憶に残る年になりました。



毎年色も、柄(宗教画です)も異なり、もちろん曲も違います。

クリスマスだけでなく、普段飾っておける商品です。
次の春、おひな様のころまでは、このぬくもりのあるベルが
アトリエに「ホンモノ」の空間を作ってくれそうです。


私のリュージュ熱の高さをご理解いただけたのか
このたび、荒井商店でもリュージュの名品を扱わせていただけることになりました。
本当に名誉なことです。

まずはこのベル。商品の性質上、すでに数に限りがあるようです。
ご興味のあるかたは、これも、お問い合わせ欄からご一報いただけましたら
詳細をお伝えいたします。

過ぎた年のベルも、少数在庫がある場合もあるようです。
「思い出の年」のベルも、もしかしたらあるかもしれません。
出来る限り、さがさせていただきます。




さてさて


「差し引けば仕合せ残る年の暮れ」


というのは
沢木耕太郎さんの句とのこと。



血圧を上げ、
眉をつりあげ、
眉間にシワを増やし、
声も荒げる日々が続きましたが


何を贅沢言っているのか、とも思います。


やっと大人になれた自分、
せっかく大人になれた自分です。
もう少しだけ、ゆったりとすごせないものかと
苦笑しつつも


今夜もワインのみながらお勉強。


今年の自分へのクリスマスプレゼントはこのリュージュ社のベル。
そして還暦祝いも兼ねて、リムセさんに、素敵なブローチも一つ作っていただきました。

こおろぎ的には精一杯の贅沢。
当分、サンマの缶詰と納豆、冷や奴が続きそうです・・・