美しい時間:続く・・・

2013年のクリスマス

もうやらない・・・
パーティーはやらない・・・・


実はマダムこおろぎ、思うところ多々あって
今年のはじめは
そう周囲に言っていました。

それなのに!



いつも通り、

いえいえ

うっかりいつも以上に
張り切ってしまいました!



よい仲間に支えられ
素敵な出会いがあり
確実な信頼関係が築かれ
責任の分担、
応援、
激励、
そして期待・・・


それらが
重くなりつつあったこおろぎの足腰を
軽々と動かしてくれたのでした。


センセー、まだまだやれますよと

背中に大きな声を聞くことができました。

若い歌い手と
ベテランのピアニストが

いくつもの可能性を私に見せてくれたのでした。

よい時間でした。


バリトンの二人が
ささやかなプレゼントを一人一人に配ってくださる姿は
本当に優しくて

流れるピアノも心地よく

長い長い2013年を振り返って
思わず涙があふれた時でもありました。


この夜の様子を
予想させてくれたのが佐々木小世里さんの
イラストのカード。
まさに三人の奏でる音楽そのもののカードです。
無理を言って80枚作っていただいたのですが

こんな額に入れると

本当に素敵。益々素敵。

クリスマスシーズンだけでなく、
音楽のある空間にぴったりです。


そして
サンタ・アガータの巾着。
思い出しても壮観。

80個、全部違ったのですが

それぞれのお宅で
どんな使われ方をしているでしょうか。

携帯電話でもカメラでも
コンパクトでも通帳でも
お菓子でも
全財産でも
あんなものでもこんなものでも・・・

昔からご縁のあった神戸ですが
今年次女が住む様になり、
ご縁がより深くなりました。

いつも思うのです。
ご縁は
ご縁として
生かせるかどうか、です。

直感の人間が
自分の直感を強く信じて
強引にお願いした80個、
わずかな日数で、この丁寧な仕事。
ロゴを縫い付ける糸の美しさは
感動に足る素晴らしさでした。

最近
「テキトーな仕事」をする大人たちにどっさり会い、
血圧を上げるシーンが続いていたのですが

こうして
妥協せずに自分の仕事に向かう人に会うと

誰とどう仕事をすればよいのか

やっぱり直感を信じて
「取捨選択」すればよいだけだと改めて思いました。

大学の補講も終え、授業は冬休みに入りましたが
1月末〆切の諸々がどっさり目の前です。

久しぶりにさびついた頭を使ってみようと思います。

さて
短期間店開きをした荒井商店お歳暮店舗は
おかげさまで今年も大好評のうちに販売を終えました。
ありがとうございました。


引き続き
クリスマスプレゼント・・・
まにあわないかもなあ・・・
でも・・・
「いつでもプレゼント」として
素敵なリムセの定番商品が並ぶ予感。
ご期待、ご注目ください!

リムセと言えば
今回のパーティー
こおろぎセンセーは
何十年も前のドレスを着たのですが
その古さをごまかしてくれたのが
リムセの定番の細い細いパールネックレス。

こんなふうに
途中でひっかけると
Y字になり、独特のライン。

避雷針型と私は呼んでいます。

苦手な「雷」を避けてくれますから、
魔除け系のアクセサリーとしても活躍中。

細い細い商品ですが
存在感はスゴイです。

これ、ホンモノの力だといつも思います。



この写真は、ご参加くださった高校の後輩とのツーショット。
エラソーに先輩ぶって何か話してるところを撮られたようです。


さて
昨今不遇のりきまるさん、

本当に邪魔せずよくがんばりました。
そうそう、りきまるさん、生後4年間、首輪もなく
ずーっとバンダナやらお弁当包み用のハンカチのお下がりなど
クビに巻かれていたのですが
4年目にやっと買ってもらったのが
100円ショップのヒョウ柄

そして今回、神戸サンタ・アガータで特注した赤い首輪という
おかあさんの大奮発。
でもなあ・・・クビが太すぎて
せっかくのサンタ・アガータ、ちょっとしか見えなくて残念。

なんとも情けない顔ですが

「ボク」は「ボク」で、精一杯、できることはやっている・・・つもりらしいです。
お里であるドッグステーションに集まる兄妹姉妹はみんな
すばらしく美しくトリミングされているのですが
「ボク」は誰もブラッシングもしてくれないし
自分でするわけにもいかないし、
あらあ、ダスキンみたいねえ・・・と、心ないご近所さんに言われても
返す言葉も無く・・・

いいんです、ダスキン犬でも心は錦、
見よ、首輪はサンタ・アガータだぞ・・・


という声が聞こえたような聞こえないような・・・





2013年の終わりの2週間、どこまで何ができるかわかりませんが
ダッシュで仕事をしようと思います。

今しばらく、パーティーの報告が続きます。


追伸:
猪瀬さんが辞任とのニュースが今流れています。
挫折を知らない人の挫折は、本来の大きさよりもっと大きく本人に響くのでしょうか。
高い視点から見下す物言いが似合う人が
予期せぬことで道を塞がれ
みるみる弱っていく様子は見るに偲びないものがありました。
たくさんのことを考えさせてくれた「人」でした。
「どう終わるか」、なんであれ「終わり方」こそ大切。
「美しい終わり」のために、人は真摯に生きるべきなのだと
つくづく思う師走です。