クリスマスパーティー開催

とうとうその日はやってきました。

が、

その日の数日前から

こおろぎセンセーは
高齢の
じゃない恒例の
ギフト作りを開始。

エレガントな大人の集いなのに
子供だましのクリスマスのお菓子の袋づめ。


でも中身はこれでも吟味。

サンキューカードも
ちゃんとエリーさんと熟慮してデザイン。


そして圧巻は
神戸、サンタ・アガータのスエードの巾着!

!!!!!!!!!!!!っ

次女ころすけと神戸に借りているマンション近くのバッグのアトリエで
デザイナーの山口なちさんが、突然の私の相談を
快く引き受けてくださり・・・

といっても、
はじめは50個・・
いや60個・・・
いえいえ70個・・・・
あの・・・・80個!

遠方で勝手なこと言う私の希望をかなえてくれました。

80個、全部違います。
それを3日間くらいで、他のお仕事より優先させて
丁寧に丁寧に作ってくださいました。


美しい・・・・
どれも素敵。

それに
せっせとお菓子袋を詰め・・

中身が見えたら
喧嘩しちゃいそうなので
見えないように
またまたせっせとラッピング。

広く活躍なさっているイラストレーターの
佐々木小世里さんのクリスマスのハガキをのせて
ちょっとおしゃれして。


なんとも素敵と自画自賛

私、天才じゃないかしら・・とまで思って

しかし、歩くところはなく。


論文は1本、エントリーしていたものをキャンセル。
書けないものは書けない。

はじめてのキャンセル。
それもしかたないことで
数日、たのしくギフトと格闘。

けれど今回は
育ったお弟子さんがコサージュ80個を引き受けてくれました。

完璧。

広島教室は全員がプロ級の腕になりましたが
「ご当地」札幌では
私に時間がないこともあって
これまで全部任せることができるお弟子さんはいなかったのですが
今回は花塾のNさんがコサージュ80個、
会場の花は、Nさん、そしてMさん、なでしこ倶楽部のAさんが
キビキビと手伝ってくださり、その成長に感激。

指導者冥利に尽きるというものです。



でも小さいステージのお花は、時間切れ。

でもそこは、ながーい経験のこおろぎセンセー、
ホテルの造花の装飾を2体お借りして、
ひむろ杉とヒバ、松かさで10分。

これ、いけばなの手法。

10分はすごいなあ・・・と
また自画自賛

ピアノと一体に見えるように工夫。



「私失敗しないので!」


という台詞がテレビにありましたが
本番では失敗しないのが自慢です。

ふーっ。


お料理から歌に変る時
こんなキャンドルをサービスしていただきました。
このキャンドルを探すのも、
強い味方の資材屋さんのTさんあってのこと。
突然ひらめいて
直径やら色やら、しかも160個。
よく集めてくれました。

お客様には
未使用のものと、グラスもお持ちかえりいただきました。


お宅に帰って再び火をともしていただけていたら嬉しいのですが・・・

今回は会場の照明とこおろぎのデジカメの力の限界もあって
よい写真が撮れませんでしたが、
取りいそぎ、会場の雰囲気だけ
載せておきます。


奥出かおり、上田哲、下司貴大の三人の演奏がすばらしかったのは言うまでもありません。




後日、最高の腕のカメラマンによる極上の写真が届くことになっています。
このカメラマン、
ジャズ奏者・・・サックス奏者だとも聞いています。
でも本職は外科医だそうで・・・
そのロマンチックな写真、どうぞご期待ください。

現在午前1時半。
朝型生活のこおろぎセンセー、今夜は特別です。

思うところたくさんあって
そう簡単には寝られません。
玄関には
夜逃げしてきた5人家族の荷物くらい、
器や植物やらなにやらがあふれています。
どうやって片付けたらよいものやら・・・



さ、
明日からは
大学のお仕事に復帰。

そうそう
今回の連日のパーティー準備を
冷ややかにながめていたのは
りきまるさんです。

不思議なことに
踏んだり、邪魔したり絶対にしませんでした。

やっぱりスタンダードプードルって
賢いのかもしれません。

おかあさんのお仕事って、いったいなんですか?
と、きっといいたかったのかも。



パーティーを実行するにあたり、
思わぬアクシデントやトラブルが当初から続き
心配が続きましたが
皆様に、よい時間だったと言っていただき、
また、
素敵なコーディネートでした、と
褒めていただき、

こおろぎセンセーは
終盤、裏でうっかり涙をこぼしたのでした。


本当に大勢の方のお力をいただきました。

私はこのようなパーティーを30年続けております。

ちょっとだけ
偉い・・・と
今夜は思いました。