まじめなこおろぎ

誰がどこをどう考えても
マダムこおろぎは不真面目なイキモノです。

どこからどう見ても、切っても貼っても
高いテンションと、気の短さと
驚異的なおしゃべり力と、騒々しい存在感、
申し訳なイキモノなのです。

しかし

本日、自分は
もしかしたら
かなり真面目な人間なのではないかと
うふっ
思ってしまいました。


近く大きなイベントがあるので
少々執筆は遅れているものの
寸暇は読書
連載の原稿は書き、
そのための写真の吟味も必死にやったし、



古いお友達に頼まれた取材にも
一生懸命時間を割いてお手伝いしたし、



あれもこれも予定のミッションはクリアしたし、



午後の某所での打ち合わせでは
卒倒しそうなことがまたおこり、
ちゃぶ台ならぬテーブルをひっくり返して大暴れするのを
ぐっと我慢したし、



帰宅しておさまらない怒りを
先方にメールしようと書いたものの
送信するのをぐっと我慢したし、



とうとうやってきた冬の嵐の中、犬の散歩も行ったし、



きゃんきゃん吠えるデッカ過ぎるチワワ風の犬と感じの悪い飼い主にも
「あら、かわいい」なんておべんちゃらも言えちゃったし、



飼い主にそっくりなブルドックにさえ
「いいお顔ねえ」なんて歯の浮いたこと言っちゃって、



ママのご飯を用意したら力尽きて、



カップラーメンで一息ついて
ああ
来年からは
少なくとも
かわいくない犬を飼っているかわいくない飼い主に道で会いそうになったら
避けよう、
絶対に無礼な相手とは仕事をしないでおこう、
もう充分大人なんだから
それくらいはいいだろうと
思った次第です。



ふーっ。

今日は星5つ、極上に幸運だった運勢でしたが
何度も血圧が上がりましたが


思えば、アシスタントの強い応援を得て
着々と仕事は進み、
夜はカップラーメンでしたがお昼は
充分美味しくいただいたので
ああ
星5つだった、と、今、やっと思えたのでした。


若い人に告ぐ。

齢(よわい)60にして、この有様。
この不出来な一日、
不完全な人格、
不満満載の日常です。


そうそう
当ホームページのミント通信、更新されましたね。
次女ころすけさん、なかなかよく書いてくれてますね。


が、

「女の子」という表現にぴりっとする母(私)。


先日もテレビで「理系女子」の話題でコメントも求められましたが、
女子でも男子でもいいのに。

まあ、文系と理系を早く分けるな、
ちょっと数学できない(やりたくない)程度で
自分は文系だと思い込む人が多すぎる。
それほど英語も国語もできなくても
まあ、
もったいないです、早い決定は。

そして男子でも女子でも
やりたいことがあればやればいい。


男性と女性は「違います」からね。

違ってあたりまえですわ。男性と女性ですから。

でも

どうぞ若い人たち
自分の生き方に
男性と女性の区別はしないでくださいね・・・


女子力、ということばも嫌い。

まあ、クジャクの雄と同じ機能でしょうか。
クジャクの雄=ヒトの雌

というならわかりますけれど。

ああ

40年前となにもかわらない「女子」の領域の狭さ。

ふーっ。



さて
今年も突然店開きした荒井商店のお歳暮、

美しすぎる◎◎・・というのが昨今流行ですが
今回は、美味しいのは当然ですが
美しすぎるギフトボックス。

ふふっ

ふふふっ

そして極上のジュース。シャンパンやスパークリングワインを割っても
炭酸と割っても割らなくても、幸せになれる葡萄ジュース。



和風のご提案は大人気、誠味本店から

大ファン続出の金ごまいわしや

定番ちりめん入りのセット。
どちらも
荒井商店だけのオリジナルセット。
絶対におすすめです!

こんな波乱満載の星5つの日、さらに
荒井商店の女将的営業。
やっぱり
マダムこおろぎ、真面目な勤労者!
(ウソっぽい・・・・)


ストーブの前で
せっせとイベントのギフトラッピングをする姿を見た
アシスタントのHさん、
「センセー、毎年・・・30年・・
ずーっとこんなふうにやっていらっしゃったんですね・・」
としんみり。

言われて気付けばその通り。
毎年毎年、季節ごとのイベントを開いては、
毎回床に座って、しめ縄作りの職人さんのように
手もツメもボロボロにしながらの作業の繰り返し。



けれど、
この作業が私のアイディアを支えてますからね。
図面だけなら楽ですが
私、作り手、ですから。
職人です。



さ、インスタントラーメンも美味しく思った今日、
おいしいご飯(食事)こそ、やっぱり幸せの素ですね!


さてさて
ヒトはなぜ食べるか、食事学入門、執筆がんばります!
こちらもダッシュで年末年始。

ご期待ください!
よい週末
よい年末でありますように!