この一年・・・

痛いっ、いたたたたたたっ・・・と
大げさに叫んで暮らすも

そこがイキモノの「すごさ」です。

日帰り手術という劇的な経験をしたこおろぎセンセー、
見事に復活。


本当に「見事」。

この痛み、消えないのではないかと思うほどでしたが
不思議。

でも
これが生きている、ということなのでしょう。


生物学の教師として
久しぶりに
イキモノの「すごさ」を実体験して感動。


まだ走ることはできませんが
今朝からりきまるさんのお散歩開始。



そのりきまるさんは
長くお里帰りしていて
大勢の兄弟姉妹と野趣あふれる生活を謳歌したようで
若干興奮気味で帰宅。

ひたすら食べたり
ひたすら寝たり
「実家」で遊びほうけていたことがよくわかります。

「散髪」もしていただいたようで

顔もすっきりしちゃってますが
久しぶりにこのじっとりとした目つき。

いやあ、美形のワンコだと親ばかで思ってましたが
この目つき、やっぱりだめですわ・・・。
賢そうではないですね。



さて
酷使した旅行ケース、キャリーが壊れました。

え?
旅行鞄が壊れたことと
このスタンダードプードルのイラストの関係は・・

え?
まさか、
こおろぎセンセー、新しい旅行かばん、スーツケース、
こんなイラスト付きですか?
イイトシして?
ああ恥ずかしい!
ホントーに持ち歩くんですか?
ああ、まさに痛々しい若作りおばさん・・・・
勘違いおばさん、と指差されますよ・・・・


でも
廃版ゆえの半額の魅力
猛烈な軽さの魅力には勝てず。
また酷使するので
すぐに壊れちゃうでしょうし・・・

しばらくは
痛々しい若作りおばさん、勘違いおばさんだと
指差され、苦笑されることに耐えながら

使おうと思います。



さてさて
大きなお仕事に着手して
ふーっとため息。


この一年、長かったなあと。

写真箱?を振り返って
またため息。

去年の冬、わが家には2浪の受験生がいましたからね。

みんなが一生懸命だった一年前を思い出して
またため息。

でもそのわが家で
このでっかい犬は
いつもその真ん中で優しい風を吹かせてくれていました。
一年前の写真だと思います。

なんだかなあ・・・

実に犬らしい犬だわね・・

りきまるあってのわが家だったと
このデッカイ犬に改めて感謝。


二浪の不安になんとか耐え
大勢のお友達や
私の仕事仲間たちに支えていただいて
倒れては立ち上がって、這ってはまた立ち上がって歩いた次女は
今、神戸で
背中を伸ばして新しい生活を謳歌しています。

彼女を応援し続けてくださったすべての方々に感謝するばかり。


「時間」に感謝。


日帰り手術をした一週間前には歩くのも難しかった私も
絶対に痛みなど消えないと思ったのに
こうして回復したのも

やはり
「時間」。


「時薬」「ときぐすり」というのは
最大の薬、です。


時間がたたなければどうにもならないことが
世の中にはたくさんあるということ。


ホンモノの冬。
次の春まで
どう過ごしましょうか・・・・

まずは
前回ご紹介した
羽毛蒼洲先生の書道ゼミを3ヶ月9回コースの集中講座を開催。
こおろぎもがんばります。
白い雪の季節、墨の美しい黒に真摯に対峙して
まじめに文字を学んでみようかと。

そして
お仕事、お仕事!ちょっと休んでまたお仕事!

女は度胸と仕事です!
これ、結論ですから!

(センセー、なにか腹のたつことでもあったんでしょうか・・・?
はい、日々どっさり。でもまあ抱腹絶倒の珍事も続くので
なんとか中和しながら生きています)


この写真もいいですね・・・
二浪生と犬。

貴重な貴重な時間でした。



今日の大学の授業では
日本人は昔からお米を食べて来た・・・・とか
仏教伝来以来、獣肉食禁止されていた・・・とか
あっさり書いてある教科書は多く、
そう疑わない人が多いのですが、
果たして本当なの?
という疑問を
学生さんたちに投げかけたのですが

「考える機会」だと捉えてもらえたかどうか。


本当に、
丁寧に学び、考え、伝える仕事をしていきたいと思うばかり。


ああ長生きしなきゃ。
どんなに時間があっても足りない気分。

129歳まで生きる予定ではありますが
足りないかもなあ・・・

あちこち修理しながら
パッチワークのようになっても
ずーっと元気でお勉強し続けられたらいいなあと
つくづく思う初冬の夜です。


りきまるさんは
今夜も、犬としての警戒心ゼロで
お腹を上にしてだらしなく寝ています。