日々進化


さ、つ、ま、い、も・・・
大きすぎませんか・・・・という
懸念もなんのその、少々のもち米も嬉しい、なんともおめでたそうな
収穫万歳ご飯ができました。


だんだんさつまいもが大きくなります。

先日のなでしこ倶楽部のときより
数段大きい!

なでしこメンバーのみなさま、
このくらい大きくしてみてください!


そして


し、い、た、け・・・・
お肉、ずいぶん多くありませんか・・・
という懸念も無用です。

驚異的な手抜き
驚異的なカロリーカットで
しかも調理時間10分。

問題なし。



なでしこ倶楽部の時より、3倍以上のお肉量です。
なでしこメンバーの皆様、このくらい入れても同じです!
お試しください。


本日食卓美学開催。

ベテラン主婦のみなさまには
めずらしくない食材ばかりですが
手抜きのすすめ、時間短縮、そして
食器の選び方など


楽しい時間でした。




元辻クッキングスクール札幌校校長
デザインクック料理研究所代表、荒井恵美子が
残したたくさんの食器を
なんとか使おう、なんとか生かそうと
この夏、大決心して整理開始。


あるあるあるあるあるあるあるある・・・・

大鉢、大皿、懐石の器、漆器・・・


恵美子先生、この器には
何を盛ったのですか・・と


日々、空の上の恩師に問いかけています。


そして
その恩師であり姑の使った器と
私が好んで使う器を
合わせる時、

このときもまた
師匠が「あらあら」とか
「そんなことしちゃって」とか
「なかなかやるわね」とか

空の上から
華やかな声が聞こえてきそうで


まだまだ片付け途中ですが

忘れられていた器たち、
しまい込まれていた器たちを
整理分類しながら
次の世代に伝えていきたいと思うばかりです。





料理にも流行がありますが
食器の流行には
実はかなり抵抗があります。


バブル経済、という
「おばけ」が
グルメ時代と洋食器人気とともに
日本の女性たちに
不可思議な器文化を提案したのは事実です。




「素敵」は西欧にあり。
日本の「素敵」は骨董にあり。


そう多くが思ってしまいました。


骨董と呼ばれるにはまだ若い、
けれどそれなりに古い、昭和の名品である日本の器は
どんなに良質であっても

古くさい器として
忘れ去られつつあるのが実に悲しいです。


白い器こそ
無難な、使い勝手のよい、どんな料理も美味しそうにみえる・・・


確かにそうです。



しかし
その便利さと格好良さには
到底勝てないのですが

様々な意匠の
様々な形の
様々な作家による
器たちがもつ
ぬくもりや時代や
季節や遊び、


それらを
どうして捨てられるでしょうか。



今日はあえて
塗りの折敷を使わず、
この夏からお教室で使っている真っ白い平らなお皿を
折敷に見立てたのですが、


懐かしい器たちが
生き生きとして見えました。



ちょっとした小魚でも盛りたい和食器に
トースターで温めたフィナンシェと
プルーンの紅茶煮をのせると

それはそれで
なんとも優しいお茶の時間になりました。