芸術の秋・・・・のはず・・・

鈍い動きなりに
早送りのコマ送り気味に暮らしています。


さて
友人の高橋みどりさんの作品展が開催中。


ねこ がお得意の作家さんですが
日本の古い布を巧みに扱った作品はどれも秀逸。



毎回多くのファンがかけつけます。


犬派のこおろぎセンセーですが
彼女の 手仕事の大ファン。


札幌のみなさま、ぜひお運びください!
札幌が誇る趣ある建物、札幌資料館のギャラリーへ。



そして
芸術の秋、

我らが荒井商店イチオシの陶芸家、五輪窯の五十地さんの作品展も
石の蔵ギャラリーで開催。


北の海沿いで
自由な発想で作陶をつづける五十地さんのファンには
待ちに待った展覧会。

彼のアトリエは
何度訪ねても
あたたかく、いい風が吹いています。

いつのまにか
こおろぎさんちの普段の食器はほとんど
彼の作品。

丈夫。

どんなお料理もおいしそうに見えます。


彼の余市のギャラリーも素敵ですが

秋のひととき、「いいもの」探しに
石の蔵ギャラリーにぜひ!



さて

来週から来春まで
どれほど怒濤の日々が続くことか、
考えただけで身震い、武者震い、寒気、悪寒、鳥肌、鮫肌、シワ、タルミ・・・



今は怯えながら
じーっとウオーミングアップ兼ねて
ただひたすら単純労働、単純作業を続けています。


当然、本、食器、洋服、和服は常に移動、移動、移動、ときどき廃棄・・・
を飽きずに繰り返していますが
デッカイ犬が不思議に踏まず、ネコのように上手に四肢駆使て歩くのが
面白く、観察しながら作業をしていたのですが


ぐぐっ
じぇじぇ、どころじゃないです
ぐぐぐっ・・・

実際は

ぎゃーっっ!!!
なにした^っ!!!
どあほーっ!!!
このアホいぬーっ!!!!!!

いや
そんなもんじゃないっ悲鳴を
真夜中あげたはずです。




いつもは上手に四肢使ってたはずの犬も
そこはあくまでも犬でした。




開かずの引き出しから10年ぶりに
グッチのサングラス、あら、こんなところにあった!と
発掘してにんまり。

感激して
ピカピカに磨いて
かけてみて、
鏡みて、
10年前は似合わなかったけど
いいじゃないの、今ならぴったりだわ、

なんて
いい気になって
前身写る鏡の前で
ポーズまで取ったのに



そのまままた床にすわりこんで書類の区分けをしたとき
ああ




私が悪い。
床にグッチ置いた私が悪い。




ボール追いかけていた犬が


普段なら絶対に踏まないのに



ボール追いかけていた犬が



犬は犬なので



ガシャっと
鈍い音・・・



わ、わ、わ、わ、私のグッチが


でもそこがグッチでしたわ

割れず壊れず
ただ

へんな形になりました。

本当に
どうしてこんな形になったのか・・・・

眼鏡としての機能は果たしますが


「へんな」形になりました。


もしかしたら
犬は犬で
全体重をかけずに
犬なりに
ふんわりと踏んだのかもしれない・・・・


まあ
とにかく
犬がグッチを踏みました。




日々、掃除片付けを怠り、
10年も手をつけない引き出しや段ボールをかかえる無精者に
バチがあたりました。




もう一度書いておきます。

犬がグッチを踏みました。
いや
飼い犬にグッチを踏まれました。


でもまあ

犬にしてみれば

犬もあるけばグッチを踏む

ということでしょうか。

踏むしかない状況だったのに
ぐしゃぐしゃにこわさず
「へんな形」にとどめたのがせめてのも「愛」だったのか。




反省するばかりの日々が続いています。





この秋、
なんとなく変な形のサングラスをしているこおろぎセンセーを見かけたら
それは
なんとなく変な形ですが
由緒ただしいグッチですから!