９月早々 犬の気持ち
あという間に９月になりました。
本日は荒井商店営業担当課長代理補佐のりきまる日記です。
荒井さんちの次女ころすけさんが
短い夏休みを終えて、あっというまに神戸に帰ったとおもったら
なにやら御用があって
バタバタとまたやってきて
大喜びしたのですが
たった二日でトンボ帰りの大騒ぎでした。
閉店セールのお店で
めっちゃかっこいい青い靴底のスニーカーをゲットし
古着屋さんでフランス製のなんとなーく素敵なでっかめのTシャツ買って
なんだかかっこいいリュック背負って
都会っぽい風吹かせて
まあ
おかあさんの言うところの
「調子にのって」
朝早く、颯爽と帰って行きました。
ボクは
車が大好きなので
できることなら
タクシーにいっしょに乗りたかったのですが
心ない運転手さんに
猛烈に嫌な顔されて
諦めて
とぼとぼ帰ったのですが
あらら
ほどなくして
エリーさんが
大きな大きな車で迎えにきてくれました。
東京から、ホームページの管理人で荒井商店の番頭チームの一員
みのりちゃんがやって来て
久しぶりに、番頭ガールズ全員がそろったので
今回は特別
りきまる課長代理補佐も会議に参加してもよいでしょうということになったそうです。
でかけた先は
余市。
この夏、おかあさんが何度も行き、
さくらんぼのお仕事を楽しくごいっしょした
エルカンポ田中さん。
ボクは
家族が忙しすぎるので
遠出などしたことがあまりありません。
「徒歩圏内」のお散歩で満足しています。
番頭ガールズの一員、YOSHIEさんちの柴犬のはなちゃんは
なんと北海道から富士山、瀬戸内海、四国まで
頻繁に旅をしていると聞いて
仰天しました。
まあ
とにかく
初めてエルカンポさんに行って
見るものすべてがめずらしく
本当に幸せでした。
曇り空でしたが
かつて踏んだことのない
農園の芝生の匂いに
大感激でした。
犬らしく
綱なしで
かっこよく
走り回りたいのですが
ボクは
躾が悪いので
綱なしでは
永遠に帰ってこないだろうと
周囲に思われており
たぶん
その通りなので
実にカッコわるいのですが
だっさい紐、しかも
素行の悪い犬だということで
２本も紐つけられて
チョー カッコわるいのですが
それも仕方ありません。
ひも付きのまま、
ぶんぶん走りすぎて
耳が羽根になった瞬間を
撮影されてしまい、
実に情けない限りです。
農場の愛犬
モップ君は
ものすごく小さいワンコで
１３歳なのに
元気よく、もちろん綱なしで
自由に走り回っているのを
横目でみて
いつか
きっと
ボクもそんな風に
走れるように
修業したいと
ちょっと思った次第です。
でも
モフモフの毛だらけ犬状態を脱して
先日やっと「散髪」してもらったのですが
この写真
おかあさんは
「あら、りきちゃん、草間弥生に似てきたわねえ」
と。
どんな感性してるんでしょうか。
おかあさんも
相当疲れてはいるようですが
このボクの
どこが草間弥生さんなのでしょうか・・・・。
と
アホな犬の話をしていてもなんなので
マカロンが日本中で注目されるようになってずいぶんたちます。
おかあさんも
ずいぶんいろんなところのマカロンを食べましたが
日常のお菓子、というより
やっぱりマカロンは
・・・
いや
日本におけるマカロンは、
というべきでしょうか、
ギフトとしての機能を果たしてほしいと思っているようです。
ギフトには
いろんな要素が必要ですが
その一つに
「老舗」の「ストーリー」を
おかあさんはいつも揚げるようです。
ラデュレは１８６２年パリに創業。
映画マリーアントワネットでも注目されたお菓子です。
気軽に買えない価格ですが
これ、「駄菓子」の分類ならば
高すぎますが
完璧に贈答用のお菓子ですからね、ラデュレ。
中途半端な洋菓子より
はるかによいコストパフォーマンス。
やっぱり美しい。
これも
ギフトの条件ですね。
ボックスも
栞も
リボンも
完璧なラデュレ。
迷ったときはこんな一流品が素敵ですね・・・・・
と
おかあさんが言ってました。
さてさて
みのりちゃんも一緒の日曜の朝ご飯
なにやらにぎやか。
南樽市場で買ってきたデッカイホタテのバター焼き、
犬はただ見ていただけの朝ご飯でしたが
本当においしそうでした。
９月
こおろぎセンセー、ちょっと本腰入れて
あれこれがんばるようです。
べこもちの論文も
また書くようですし、
教科書の目次作りに
頭かかえる姿を最近よく見かけます。
なにやら
縁起研究も本格化するようです。
そうですよねえ、もう充分「イイトシ」ですから
すこし落ち着いて
仕事したほうがいいと
犬も思います。
でも
ぜひとも、引っ越しの後片付けやらなにやら
早めに終えてほしいものです。
犬もあるけば棒にあたる
どころではありません！
わが家は
本にも食器にも衣装にもあたる、
チョー過酷な状態です。
ペットにとってはつらい生活がつづいています。
それでも
またいつか
えりーさんのでっかい車で
ロングドライブにつれていっていただける日を夢見て
犬は犬らしく
ぼーっと秋の日をすごそうと思います。
