怒濤の引っ越し第一弾

簡単に引っ越しと言っても
普段札幌に居る人間が
函館の大荷物を三カ所に分散するというのは
相当な大騒ぎ。

覚悟して出かけました。


北国の夏は
本当に美しい。


こおろぎの心は
本当に暗いのに・・・・。


山ほどの食器は
どれも
料理研究家として生きた配偶者の母親が
仕事と趣味を合わせて集めてしまったものだと思っていたのですが

あら、このお皿も

このお皿も

このお皿も

あらら、
このすばらしくかわいいセットはダンスクだったかしら
不細工シスターズが小さい頃、買ったものだし

このとんちんかんな柄の大きなカップ
ドイツかどこかのお品で
シスターズのために買ったんだったし・・・

つまりその・・・・

膨大な食器の半分は
このアホ嫁自身の収集癖故の大惨事なのだと
猛省。


こんな美しい器や

この秀逸なデザインや

繊細な形と柄

じっとながめていたい
美しいフォルム

料理が次々に浮かぶ
不思議な器の力・・・


茶道を背景に義母が揃えた器たちは
どれも凛と気高く

梱包するお手伝いの方もため息をつくほどの
美しさ。



古い資料もどっさりでてきました。

新聞や雑誌につかっていた義母のオリジナルイラストの
なんとやさしい笑顔だこと!



食器の移動だけでトラックが2台
今朝満杯になりました。



函館の食器の梱包の時は
いつもお手伝いくださるAさんは
お引っ越し等のプロでいらっしゃる以前に
相当な鑑賞眼をお持ちのすてきなマダムで


今回も完璧な手さばきでお手伝いくださいました。


彼女曰く


たくさんの器たちが

「私を見て」
「私を使って」

大喜びしているようですね!


と。


本当にそんな気がしました。


奇しくも、義母の命日から日も浅く、
日本列島はお盆の行事で大わらわ。

信心深くない私ではありますが


放置せざるを得なかった
山ほどの器や調理器具たちが
一斉に目の前に広げられ

再び丁寧に包まれて
札幌に戻ります。


かつて
華やかな義母に
華やかな場面で
華やかに使われた器たちを

今一度

新しい世代のみなさんに
使っていただこうと思います。


器に負けないお料理も
丁寧に


そして
新しい時代に合わせた
簡単な手法も取り入れて


ご提案できるよう
努力していこうと思います。





さーて
麗しき現代の手抜き料理の傑作を
ご紹介しましょ。
どうでしょ、このお顔!

お味噌汁です!

KITTEにお店ができたと聞いて
行かなきゃ、行かなきゃと
思っていたら
お友達が買ってきてくれました。

想像を遥かに越える完成度。
なにより
この話題性。

完璧。




さてさて
デザインクック料理研究所三代目、ころすけさんは
初帰省後、こおろぎセンセーのお手伝いにヘトヘトになりながら
懐かしいお友達に会ったり
犬さんの相手をしたりしながら
料理修業も怠らず。

何事も修業。
いろんなお料理を
実に楽しく作りますが

テクニックはみがかなければ
一朝一夕、便利なネットも役立たず。


この朝は
続けて6個、小さいオムライスを作ったころすけさんでした。


日本列島猛暑が続き
北海道もそれなりに暑い日々。

でも
こおろぎは
新しい生活をデザインし直そうと決めてから
ちょっと元気です。


過密スケジュールですが
今日のお昼は
札幌に向かう車の中で
こんな美味しいランチタイム。

某コンビニのカレーパンと
オリジナル珈琲と
塩つくね。

完璧でした!


カレーパンの横に見えているのは
sikakui-coのお財布。
こおろぎイチオシのブランドです。

デザイナーの大谷敏子さんに
無理にお願いして
名刺入れと
パソコンが入るクラッチバッグ大小を
作っていただきました。

それもとうとう完成!

近くご紹介できると思います。

また
告知前に完売・・かもしれませんが・・・・。

「アート」を身近かに置ける幸せ
アートを使える幸せ

これぞ
大人の贅沢かと思っています。



明日は朝3時半起きでお仕事です。


トラック2台が到着する前に
準備もありますが
なんとかなります。


なんとかならなかったこと
ないですからね!