花塾開催

今春から
こおろぎセンセーは、どの仕事も強化。

やるならやる!という決意のもと
どの仕事も、本気度が増しています。

花塾も同じで
そうとうな厳しさ。


ノートの整理がわるければ一喝!
手が遅ければ注意。
おしゃべりも厳禁。
座って花を扱うのも禁止。
捨てる茎の切り方にも苦言。


およそ、エレガントなレッスン風景ではないかもしれませんが
将来、プロになるつもりなら、
それなりの覚悟とやり方があるのは当然。

「飾ってすてき」
というのと
指導できるかどうか、は全く別です。


バブル経済期から、フラワーアレンジ業界にも
いろんな風が吹いています。
一種の流行として
ギュウギュウ詰めのお花が好まれる傾向にあります。
けれどそれはプレゼント用や
移動用、コンパクトな装飾には向いていますが、
季節の素材で場を演出するときには
もったいない活け方です。


一本一本の茎や枝、葉の美しさを
しっかり生かすことがなにより大切なはず。


いけばな歴の長いこおろぎセンセーとしては
そこをしっかり伝えることを使命と感じて、

かなり厳しいレッスンが続いています。


アーティストのように
個性を発揮する前に
しっかりとした基礎の構築が必要なのは
どの分野でも同じはず。

ピアノでもバレエでも
飽き飽きする基礎練習があってこその
作品の完成であり、演奏者、演者の個性と力量です。

花も同じ。


崩すのは簡単。
個性発揮も難しくはない。

でも
植物の生き様や、植物の形、美しさを
美の法則をしっかり手と目に焼き付ける作業がどうしても必要です。



お花を教えるのは、もうやめようかと思っていたのですが
今春から猛烈な勢いで、なでしこ倶楽部と花塾で
特訓を開始。

こおろぎ自身にもよい時間となっています。


大きなお花、どんな材料でも
どんな場面でも、臆することなく、装飾できる力量を
養ってほしいと思います。


理論重視のレッスンは疲労も多いかとおもいますが
生活美学を専門とし、
かつ、そろそろ40年になる花の装飾業と指導歴を
信頼してくださる方には
一生懸命、ご指導しようと思います。


さて
こおろぎセンセー、家政婦斡旋所との電話やりとりの件、
前回ブログに書いたことについて
あちこちからたくさんのご意見が舞い込みましたが

落着はしないまでも
なんとかなりそう。


それよりなにより
よのなかには

あらら・・・という「社員」さんがどっさりいることに着目。



とある家政婦斡旋屋さんとの会話で疲労した翌日、
今度は、
とある不動産関係の管理会社と不思議な会話。


留守電の応酬のあと
やっとつながった電話、


私「荒井と申しますが、お電話いただきましてありがとうございます」

不動産管理会社「あ、かけましたけど・・」


私「◎◎の件でお聞きしたいことがありまして」

先方「そう聞いたから電話したんです」


私「留守をしまして申し訳ありません」

先方「で?」

私「は?」

先方「で?」



・・・・


どうなんです?この「で?」という日本語。


どのようなご用件でしょうか
と言うべきではないでしょうか。



「で?」ってこと、ないのではないでしょうか。


私「〇〇さん、今、で?とおっしゃいました?」

相手「いいましたよ、で?」


私「伝言お聞きになったはずですから、こちらの用件と説明割愛します。
   問い合わせの件、お返事お聞きしたい!」
    (この段階で、こおろぎセンセーの怒りはすでに爆発しています)


相手「なんでしたかね・・
    電話くれということだったから、電話したんですけど・・・」


私「御社の方に内容、詳しく説明し、担当のあなたからお返事いただけるということでした」


相手
「あ、鍵のことでした?」


私「知ってるんじゃないですか!」


相手「で?」


コイツ、何度「で?」と言うんでしょうか!



日本は、もうソロソロ終わりかもしれません。

本当に社員教育が必要な会社がしていない実状もうかびあがります。

いや、そもそも社員教育というのは必要がない。
人間教育だけでいい。

社員教育
その会社の専門教育を意味するべきであって、

フツーの日本人の会話は
入社してから教えるものではない。


フツーの会話ができる人を採用すべきでしょう。





さらに本日は
遠方からの荷物が届かず。
18日に広島から発送した荷物が
22日になっても行く方知れずになっていた件で
運送会社と電話。


某有名運送会社「明日にはとどきますから!」

私「20日の午前中に届くはずのものが行方しれず、ネットで追跡もできず
会社側も、どこにあるかわからないという対応が続いて。
明日、届くからいいですね?というだけの報告でいいんですか?」


運送会社「すみませんでした。でも!明日にはとどきますから!」


私「着くからいいだろう、というのではなく、
どのような理由で荷物を紛失し、追跡もできず、指定日にとどかなかったか、
その原因を明確にすべきではないですか?」


会社「だから、すみません・・」


私「すみませんではすみません!」


会社「たぶん、あちこちでミスがあったんでしょうねえ」


私「ミスがあったから紛失したのはわかってます!
どこのだれがどんなミスをしたか、明確にすべきじゃないかと言ってるんです!
そうでなければ御社にはもう荷物をお願いできない!」


会社「ごめんなさいね。でも明日には届きますからねえ」



私「上司と部署の責任者と相談して、原因を追求して文書で事情を説明し、
発送者側と当方が納得できる内容を郵送していただきたい!


会社「え?」

私「・・・山ほどの苦言・・!!!!」


会社「でも明日には届きますので・・・



私「届けば解決!ではないってことです!」





バイクで日本一周している青年のことを前回書きましたが
実は、親御さんが彼に送った荷物(配偶者の職場宛)が届かなかったのです。


そのため、青年の移動に支障がおこり、
やるべきことができなくなり、
多くの人が心配する事態になりました。


発送元のミスを実に軽く考えている運送会社に
「温厚な」こおろぎセンセーの、低い沸点が爆発。



責任者、上司、全員の猛省を促し、
ことを大きくしての大騒ぎでした。



荷物が届くのだからいいだろうという
安易な報告、そして
なにより、
謝罪する声が大変明るく、明解な口調。
それがこおろぎセンセーの逆鱗をみるみるとんがらせたのでした。



謝り方にもいろいろあります。

多くを学んだ朝でした。


その荷物が先ほど届いたのですが
初めて見る、不可思議な紙が貼られていて
その結果
広島から船にのせられてあちこち漂って到着したようです。
かつて経験のないこと。


旅をする若者が
その荷物の到着を待って二日も移動の予定を狂わせたこと、
予定外の負担がかかったことなど
問題は大きい。



なにより
実にほがらかな謝罪の声と口調、

これが
逆鱗のさかなでの一番の原因かもしれない。


日本語は難しいのです。


発言の内容に大きな問題はなくても
言い方、声のトーンなど、方法をまちがえたら終わりなのだと
電話を手に血圧あげて大声を張り上げた
今朝のこおろぎセンセーでした。

さてさて
そんなトラブルばかりですが

美味しい情報もたくさん。

センセー、べこもちお好きですね?と
届いた某菓子店のべこ餅。

そして
べつのお友達からは
老舗のしんこ餅。



和菓子ファンは口をそろえます。
洋菓子は高すぎないでしょうかと。

日本のお菓子は
やっぱりいい。


一個400円から500円の小さい洋菓子って
やっぱり高価すぎます。


それにくらべて
一個100円代の
庶民の餅菓子の
コストパフォーマンスの優れていること!

いろんなことを思う昨今です。

こんなお漬け物も
最近のお気に入り。

「荒井の長なす」ですって!


家政婦斡旋所
不動産管理会社
運送会社

とたてつづけに
電話での大げんかを繰り広げたこおろぎセンセー。
このブログのタイトルどおり
マダムこおろぎは戦闘モード全開です。


温厚に温厚に
おだやかにおだやかに暮らす予定でしたが、
まだまだ戦闘態勢で
世の中を歩きそうです。


しばらくは
ぴりぴりしているマダムこおろぎには
どなたさまも
近づかないほうが安全かもしれません。