病み上がらず・・・

北海道に雪。

これ、許されないのではないでしょうか・・・・


さ・ぶ・い・・・・っ


せめて、華やかな食卓を!





薬漬けの生活から脱出すべく
適度なアルコール飲料も取り入得れて
日常生活を取り戻そうとしていますが
咳もとれず、頭痛もとれず・・・

低気圧のつらい喘息生活です。




本来なら
端午の節句
全道かけめぐってべこ餅採集と取材のはずだったのに

悔やむばかり。

とはいえ、近郊のスーパーめぐりで
興味深い収穫はありました。


いままでみなかったような
「セットもの」(上の写真)がずいぶん並んでいました。

べこ餅入りだったり、べこ餅ぬきだったり。

北海道らしいといえば北海道らしいなあ・・・とため息。




病床に伏している(らしい)こおろぎ先生に
山形出身のお友達が
「元気だせ!」と
山形の笹巻を届けてくれました。

山形は絶対に取材に行かなければならない場所。

以前、山形のご親戚からいただいたという、手製の笹巻を
いただいたことがありますが、灰汁でじっくり煮込むという手法。

透明の琥珀色が感動的。

あらためて書きますが
なんと美しいお菓子。


この笹巻と北海道の端午の「セットもの」を比べて
しばし考えこみました。

「伝承力」の違いではないかと。


北海道のべこ餅は
あまりに「亜種」が多すぎる。
つぎつぎに新品種がうまれる。

これは伝承とか伝統とは違う現象です。


伝承力の不足は
歴史の浅さから来るかもしれませんが


ほかになにか
原因、理由がありそうです。

また仲間で考えてみようと思います。


さて
元気のないこおろぎセンセーですが
ぼーっとテレビばかり観て


八代亜紀さんとジャズ、なんてこと
真剣に考えていても始まらず

ちゃんと季節のご飯を炊きました。

・・・・・

上出来で家族一同に褒めてもらいましたが
白状すると
この「セット」を利用。

極上のお味です!

お問い合わせは
荒井商店まで!



そうそう
八代亜紀さんとジャズ・・・のお話ですが

八代亜紀さんは
ポニーテールの結び目を
ぐーんと下にすると
ずーっとすてきではないかと
思うのですが・・・・

髪の結ぶ位置というのは
実に難しいのですが


この短い、ひなびた田舎の昔の中学生のような短髪頭のこおろぎごときが論評するのはおかしいのですが
自分の髪は棚にあげて
髪型研究家でもある(?)立場から言えば
本当に
ある一定年齢になると
絶対に高い位置のポニーテールはおかしい。

それと同じに
気がつけば、よほどのオーラがないかぎり
フリルとリボンも似合わなくなるのは必須です。

好きなものと似合うもののギャップ、
これは冷静に考えていきたいテーマです。



そうそう
大好きだった岸恵子さんの最新の小説を
立ち読みしました。
書き出しと
最終章とエピローグだけ。


ふーん・・・・


という感想。


最近何度か彼女のテレビでの対談を見ましたが
今回の小説についてずいぶん「力説」なさっていました。


小説は
作者が説明するものではないというのが私の持論です。

どう読まれようが
どう感じられようが
ときに
誤解されようが
弁解も説明もしないものを小説というのではないかと。


なので

大好きだった岸恵子さんの
「説明」に多いに違和感のある
少々さみしい感想は仕方がないかもしれません。



そろそろ復活しなければならないのですが
今一つの体調。

無理せずに
なんとか完治させて
春の仕事にとりかかろうと思います。


函館の荷物の移動、札幌のアトリエ整備をはじめ、
大仕事がたくさん待っています。


もうこんな年齢・・・と思うことが重なり
配偶者の友達からは定年や転職のご挨拶状がどっさり届き
晴れやかな気持ちではいられませんでしたが

思えば
こおろぎのまわりには
はつらつと研究生活を続けていらっしゃる70代、80代の
女性研究者が何人もいらっしゃいます。

さ、これから!
たぶん、これから!です。

病み上がり直前の昨日、
近所の神社を散策。
(・・・・この赤いカーディガンのフリルも
そろそろ廃棄かも・・。)
(このバッグは 大谷敏子 shikakui-co ブランドのオリジナル。
この元気なアーティスティックなワンポイントは永遠不滅です!)



復活間近か!


ころすけの神戸ミント通信も
なんだかとっても元気です。
筆に力もありますねえ・・・

でも!
たかだか21歳に負けてはいられません!
せっかく年を重ねたのですからね!

よい5月でありますように!