才能

だれでも努力をすればなんとかなる・・・というものではありません。

生来、才能をたっぷりもった人間というのがいるものです。


こおろぎの京都の従姉妹の二人の子どもたちは
この才能のあふれる二人なのです。


先日、大谷一生クンの個展のご紹介をしましたが、
妹の大谷敏子ちゃんの個展も21日まで。


今回は人形ですって!

こおろぎ、なんとか行きたくてバタバタしていますが
間に合わないかも!

どうぞどうぞどうぞ
どうぞどうぞ
幸いににも関西にお住まいの皆様、

こおろぎの代わりにぜひぜひお運びください。

必ずや
え?うわっ!
という感動に浸れるはず。



こおろぎセンセーが愛用している赤いお財布も
こおろぎセンセーが頻繁に使っている絵画のような、いや絵画そのものの
いや、彫刻のような皮のバッグも
彼女の作品です。


音楽にも美術にもその力を発揮する兄と妹!

本当にナチュラルですてき。


一生懸命、共通の遺伝子の量を計算しているのですが
私、これ、専門領域のはずなんですけど・・・

何分の一、共有していたとして
凡人と天才の差はどうにもならず。


とにかく自慢の兄妹なのです。

必ずやご期待に添える個展。

今後も彼らの活動はお知らせしていきます。


さて
「今日のてみやげ」コーナーです。
(また突然の新コーナーです)

泉屋のクッキー。1050円。
(今気付きました。クッキーズ、と複数形!)
このクッキー、実は少々、固い・・・と思います。
でもそれは、時代とともに、サクサクふわふわのクッキーが増えたせいで
ロシアケーキと呼ばれたクッキーも固い。

本来歴史的にはこの固さが正統。

父の記憶にはいつも食べ物が重なるのですが
函館に住んでいた頃(6歳まで)、勉強やら学会で頻繁に東京に出向いていた父は
お土産としていつも泉屋のクッキーを買って来てくれました。

その缶の真ん中に鎮座している大きな輪の形のクッキーが
なんとも魅力的でした。

そして包み紙のモダンさ、斬新さ。

それこそが「東京」でした。

先日、三越の地下で見つけて購入。
懐かしい父の笑顔が浮かんだのでした。


泉屋の歴史を調べてみて
創業のドラマに感激。
そして、私が大好きな「大きな輪」のクッキーにも
たくさんの「意味」が込められていました。
ご興味のある方は検索してみてください。

ますます泉屋のファンになりますから。

老舗の魅力、というのでしょうか。

多くの商品に手を出さず、丁寧にストーリーを大切にする姿勢。
それは必ず長く伝わるものです。


マダムこおろぎ、イチオシの手みやげ、本日は
泉屋のクッキーでした!

さてさて
神戸通信が更新になったと思って読んだところ
ころすけさん、ダウンしてました。
先日、こおろぎを見送りに三宮まで来てくれた時、
少々風邪声で心配したのですが、そのままダウンしていたようです。
しかし、偉い。
しっかりサバイバルしている様子。
テレビラジオ音楽系のない、シーンとした部屋ですから
さみしいかと思いますが、
縄文時代弥生時代もきっとそうだったでしょうから・・
本来人間はそういう静寂と自然の音の中で生きてきたのですから!


そして本日の「おすすめの一冊」は
水村美苗作品。

実はまだ読んでいません。
でも読もうと思ったのです。

小説を読もうなど
ついぞ思うことがなくなっている私が
(毎回書きますが、ノーベル賞候補の作家と田中康夫氏の作品以来です)

書評など、そして対談など読んで、
うずうずと読みたくなった作家です。

どの作品から読もうかと目下思案中。
思案中なのに「おすすめ」するのはどうかと思いますが
たぶん、そこに見え隠れするだろう「知性」と『論理性」に
多いに期待できそうで。


忙しかった今朝は
冷蔵庫に残っていた生ハムを小さくちぎって
ほうれん草とアスパラと一緒にさっと炒めました。
生ハムの塩分の多さに驚愕しますが
生ハムが調味料になって
黒胡椒がさらにアクセントになり
元気な一品になりました。

ビタミン、ミネラル満載。
そこに昨今毎食欠かさない「発芽ダイズ」。
満点の朝ご飯でした。

「発芽ダイズ」は近く、荒井商店に登場します。
ご期待ください。

よい一日を!