なごり雪・・・

札幌、二日続きで朝は雪。

なごり雪・・・ですか?


とにかく寒い。


新学期の講義、短大の授業も開始。

函館までの長時間の移動は相当な疲労ですが

往復8時間ほどの車内では
相当な読書が可能。

揺れながらパソコン原稿も可能。



上の写真、違和感ないでしょうか。


違和感・・はないですが、
疑問は欲しい。


どうしてスプーンをペーパーナプキンで包むのでしょうか。

カレーライスのスプーンを包む店も、まだあるかもしれません。


洋食を需要するプロセスで
日本人が編み出した
なにかとなにかの折衷案だったのではないかと
以前から考えていました。


これは神戸のエビアンという老舗の喫茶店ですが
なんとも感動的に
このスタイルに遭遇。


ちょっとレトロな印象の理由は
この紙巻きスプーンの故ではないかと
しばし考えこみました。


食文化史は
ずいぶん丁寧にまとめられていますが
近代はまだまだ手つかずのように思います。


紙巻きスプーンのナゾ、
新たなテーマの一つになりそうです。


目下、ナイフ、スプーン、フォークについて
徹底研究中。




日本人の平均寿命、
昭和初期、男性は44歳、女性は46歳でした。

60歳を越えたのは昭和28年です。

どきっ。


昨今、年齢は6掛け、7掛けでいいのよ、
80歳なら48歳くらいで換算していいのよ、などと
言うひともいますが、

実際、こんなに短期間で
寿命が延びた事自体、
不思議な気がします。


「食」


でしょうか。


スプーンに紙を巻いて
西洋を受け入れてきた
そんなプロセスと
猛烈な勢いで
食が多様化してきた現実に
ちょっとした距離が見えるのですが・・・


栄養教育は徹底してきました。


しかし
文化は追いついてはいない気がします。


もしかしたら

食事の内容と
食文化は
一致しなくてもいいものなのかもしれない。


新年度早々、
マダムこおろぎは
頭がびっしりになっています。


少々多忙で、
りきまるさんはお里帰りしています。


あら、りきまるさん、ずいぶん色がかわっちゃいましたね・・・


これは
エアデールテリアのルート君です。

でっかくてカッコイイわんこです。

どのくらい大きいかというと

このくらい大きいです。

大好きなトリマーの吉田クンに
おとなしく手入れしていただいている様子が
「知的」。


元警察犬だったと聞いて
ちょっと嫉妬。


りきまるさんは・・・というと

立派なもと警察犬のルート君を
じーっとうらやましそうにみていました。


それにしてもキタナイです、りきまるさん。



あっというまに4月も中旬。

心ひきしめて過ごそうと思います。