立春すぎて・・・

恵方巻き撲滅運動実行委員会・・・

というかなんというか

そういう主旨の運動を展開してきましたが
(会長の私、一人で、です)



いやあ、
この恵方巻きの市民権の強さ。



惨敗を認め、
敗北を、実にみごとに認め

ここに記したのと同時に
函館新聞の連載にも
書いたのでした。



撲滅は無理だと悟ったからです。


運動を全国に展開する前に
歩き出す前に負けたのでした。



しかたのないことです。


売る側は、売れて大喜び
買う側も、買って大喜び


だとしたら
撲滅は無理。



それに根拠があろうとなかろうと

どんなに無作法な食べ方だろうが

歴史など皆無だろうが


こうして広がった以上、
教科書にも載ってしまった以上

新しい行事だと認めましょう。


ただし
昔からの風習、という言い方だけは
納得しませんけれど。




新しい方法で
冷静に
恵方巻き研究を続けます。



さて

今年の節分と立春

美しいお菓子とともにすごしました。

日本の菓子は美しい。

この福よかな
表情のお菓子。



本当に美しい。

甘過ぎないことも大切。

本当に
自然をこんなにみごとにデフォルメする菓子を持つ国が
他にあるだろうか。



椿餅の、この端正な姿、
凛とした姿、
品のいい味とともに
敬服。



和菓子、と分類された菓子たちの
美しさは


しかし
誰のものだったのか。



駄菓子、と呼ばれる菓子の
「駄」の字の方に
魅力はある。


白砂糖を使った菓子と

黒砂糖を使った菓子の


明確な違いに
多いに関心あり。



手間の数は
なんの違いを生んだのか。


手間は、つねに評価されてきたけれど


手間暇かけない「駄」のつく菓子の味と
低価格の価値も
今見えてくる。



美しい菓子が、
美しく見えれば見えるほど



駄菓子の意味が浮び上がる。


べこもちの研究を継続する理由は
この辺にありそうだ。



立春



立春をすぎれば、
なにもかも流れがかわる・・・・


師匠であった義母の
言葉を思い出して

いろいろなことを振り出しにもどして
考えてみたい。



いやあ、実にまじめな今年の立春

イチオシで、ジャニーズの 大人気グループの
底知れず美しいメンバーの隣に座れた幸せも
原因の一つなのかも・・・・


和菓子と駄菓子の違いなど
小さく見えるほど




少女マンガから飛び出してきたような
凛々しい青年の
美しさは

周囲とは全く違うオーラに包まれていました。






さ、
短い2月を
大切にすごそうと思います。