本気

本気と書いて
マジ と読む・・・
のかどうかは分からないが

時に
人間、本気で何かをやるのはいいことだ。


今回の女正月+ハツカ正月

本気で花を活け、
本気で餅花風しつらいを作り

ついでに
本気で腕相撲大会を開いた。





思えば

「昔」、楽しいことはたくさんあった。


学校祭のステージも
合唱コンクール

大学祭も
大酒飲んだ怠惰な日々も


無我夢中の実験も
執筆も


苦しくつらいことでもあったが


本気で取り組むことがたくさんあった。



気がつけば
日常の仕事に追われ

ただただ目の前のことを片付け続ける日々。


少々時期は遅れたものの
女正月・・・も意識した今回の集いは
みなさん、しっかりとおしゃれしての参集。



着る機会の少ないキモノも
大好きな洋服も
つける場面の少ないアクセサリーも

取り出してみることで
みにつけてみることで
どれほど「気持ち」が変ることか


それは
鷲田清一先生の多くの書籍や
衣装学系の書物を読むまでもなく
誰もが経験していること。



自分自身を
着飾ってみること
ドレスアップしてみること
このこと自体には
本当に意味がある。





普段は髪振り乱しての生活でも
いや
それが当然の日常。

でも
そればかりでは本当に
煮詰まるのは必須。


なんとか解放されたい。


それが
伝統的な女正月の機能だった。





さて
私たちの現実は

あんなに一生懸命勉強して
手に入れた卒業証書も学位も
すでに何の役にもたたず

子育てが一段落すれば
親の介護

定年やら年金やら


どこに
夢や希望を探したらいいのか・・・




珍しく暗い。


そこで


やっぱり

本気で何かを!


その本気になる感覚を思い出せるかと


大美女軍団の本気と書いてマジと読む腕相撲大会の開催を決めたのでした。

各テーブルの代表が
凛として参戦。

おしとやかなキモノ姿でも



マジ
の気合い。


自分の楽しみとして
自分のために
何かに必死になってみることは

意外に少ないことに気付く瞬間でもあった。



勝戦

ともに生後数ヶ月の赤ちゃんを持つ二人の本気の対決。

それぞれが
子育ても仕事も
あれもこれもこなしながらの
日常。

それは参加者全員が同じ。



応援する側も
おもわず力が入って当然。

優勝は Oさん、準優勝はUさん。

笑顔の美しいお二人は
力持ち、でもありました。





(注意:ところで、センセー、このティアラ・・は?という
ご質問多々。ブライダルの仕事をしていた頃の私の「私物」です。)



見てください、2013年の女王Oさんの
この無敵の微笑み。
ご利益ありそうな笑顔です。




久しぶりに
「本気」の時間

変化の少ない日常に
元気がもどったような気がしました。


デス マス調になったり
ダ デアル調になったり
千々に乱れる日記で情けないが


本気の生活の
仕切り直し。



1月も最終週。

さて
美味しいお茶
美味しい珈琲
美味しいクッキーの情報が集まり始めました。

器もそろそろ。


荒井商店
今年の店開きも近い様子。


本気の番頭さんたちにご期待ください。