女正月ご報告

ハツカ正月と女正月をいっしょに学んで祝うという
文化塾塾生の集い有り。


フレンチレストランでの開催というのも
文化塾ならではの試み。

和洋はすでに日本では一体。


会場のデモンストレーションテーブルの装飾と
各テーブルの装飾は
なでしこ倶楽部が担当。

サクサクと
作業を進めてくれました。



なににどれくらいの時間がかかるか、

それを見極めることは
実践してこそ分かることです。


やったことがある・・・

ということは
なんの力にもなりません。


再びできるかどうか


それが力です。



この小さなコサージュは
失敗作。

でもまあ、
失敗も繰り返して力にすればいい。



失敗といえば

センター試験が終わりました。


わが家の受験生も
悲喜こもごもの『センター受験』に向けた日々を終えました。
これからは二次試験対策やらあれやらこれやら
本気の戦いらしいです。


結果は問わないことにしましょう。


ただ
今年は問題の「傾向」が大きくかわり、

あまりのショックで
会場で泣き出す学生がいたり、途中で帰るこがいたりと
うそでしょ、という現象もあったとか。

事実、聞けばなるほど・・・と思う問題の変化です。


しかし、


教師の立場から言えば、
少々、小気味が悪くはない。



つまり、

「傾向と対策」にはいつも疑問があったからです。


対策ができるような問題ばかり続いていたことの方がおかしい。


あるとき
「・・・・というような問題は出ないの?」と次女に聞いたところ
「絶対にでない」との返答。


絶対にでないと
どうしていうのだろうと
不思議だったのです。



たしかに15年でていない。

なぜ出さないかわからない。

とにかく

今年、
国語も数学も
予想想定外の出題があったようです。


特に数学で数学的帰納法がでたと
騒いでいる学生がいましたが

出てもおかしくないのに、と
私は思いますね。

なぜ出ないと思っていたのか。


選択肢の数が増えていて驚いた、というのも

驚く理由はない。


試験とはそういうものです。


長く予想対策に時間を使ってきた学生には気の毒ですが
受験生を指導する側の
マンネリは見事に瓦解。
仕切り直しに期待したい。



さてわが家の受験は今口火を切っただけなので
淡々と春をめざして歩き続けるだけで
大きな騒ぎはありません。



ただ失敗は必ずあるわけで
問題は
それをどう受け止めるか、だけです。


残念ながら
人間は失敗しなければ学べない。
このテーブルコサージュの失敗は
次回に生かされることでしょう。

それでいい。


ワイヤーがけも
テーピングも
甘く見てはいけない。
美しく仕上げてこそ、もてなしの原点です。





さて、楽しい写真を載せておきます。
今回、初めて現地実習に挑戦したなでしこ倶楽部のメンバーです。
参加できなかったメンバーもいましたが
よくがんばってくれました。

さて
二人の美女のティアラにご注目。


どうしてこの二人が・・・


女相撲・・・じゃない
腕相撲のチャンピオンと準優勝者です。


大勢の仲間を蹴落としたのは予想どおり
今回は、なでしこ倶楽部のメンバーでした。



まずは新年の行事をすべて終えました。
魔除けに、塾長の写真を載せておきます。
これからは立春に向けて歩きましょう。

塾長の師匠であり、義母の荒井恵美子は
立春すぎたら、風がかわるから」というのが口癖でした。


立春すぎたら、なにもかも新しくやりなおせるから・・


と。


耳に残る師匠の言葉です。


そんな風に、日本の暦を読み解いて生きた人でした。


女正月の報告はまた後日。


よい春が来ますように。