伝統

年始早々、疲労がたたったか、持病に悩まされ、
大学も早々に休講。

徐々に回復して
気づけば1月も半ば。



刷新したホームページの
管理人、みのりちゃんの東京通信も
しっかり更新されています。


ほぼ日刊・・・とはいかないまでも

スタッフ一同、手を変え、品を変えて
最新の情報・・・と
古くても素敵な情報を
せっせと載っけていけたら幸せ。


マダムこおろぎのファッションページ、
ご要望ないかなあ・・・
被服学で強引に博士号もぎ取ったマダムの
偏ったファッション話、ご用命あれば
ホームページの編集長エリーさんが連載ページ作ってくれるんじゃないかと・・・。


成人式についてあれこれ調べて
新しいネタをどっさりゲット。

ベコモチ調査とみごとに重なりそうな予感。


成人式が「市民権」を得た(?)プロセスは
世にも怪しい恵方巻きの浸透を裏付けるに足るものなのかも。


そして
つぎつぎに北海道で進化をとげるベコモチという
「新・郷土菓子」が示す多様性は



ヘッケルの言うところの
「固体発生は系統発生を繰り返す・・・」という説の
社会現象的具現化にも見えてきて
わなわなと震えるほどのいくつもの仮説と予感。



こんな年齢になって
新しいことにワクワクできる幸せに感謝。

なくしたものも
手に入らなかったものも
どっさりあるのが常ですが


気がつけば
ちゃんと手に入っているものも
「なくしていない」モノもあるわけで



いいですか、
新成人のみなさん


「そこんとこ」を理解できる高齢者を目指して
この頼りない日本を、なんとか生き抜いてください。



立派な大人になれ、などという
立派じゃない大人の声は聞かなくてもいいかもしれません。



同世代でしっかりタックル組んで、

そして上手に巧みに
年長者の知恵と技術と経験を利用して


かっこいい高齢者になってください・・・



今回の函館新聞の連載に
成人式について書きながら


その儀式としての
新興ゆえの不確かさと
親の自己確認や人間たちの自己展覧欲の発露としての祝日を
あらためて確認。

同窓会としての機能は多いに評価しつつも
それを行政が手助けする必要はすでにないのではないかとも
思ったり。



昨年末の誕生日が近づいたころ、
次女のボーイフレンドがくれたプレゼントが「これ」。


ワインを注いで冷やしておけば
香り高いサングリアになります!というボトル。

いろいろな香りがある中で
このボトルを選んでくれた彼も
新成人。もちろん成人式には行かない。
次女といっしょに再度、入学試験に臨む。

昨今、大学生になる方法は本当に多い。
その中で、古典的な手法で真っ向から大学の門をたたいて
開けてもらおうという手法を選んだ彼らに乾杯。
悩みはあろうけれど、
「ともだちのおかあさん」の誕生日に
「これ」を贈ろうと選んでくれた彼が
心豊かで素敵な大人にならないはずはない。



さて
体調回復傾向の週末、
大好きな白隠の書を見て勇気を得ています。

南無地獄大菩薩


というのがある。


地獄と菩薩(救済)は心のありようだということらしい。


愚痴を言っても始まらない。
本当になにも始まらないのだ。

しかし
だからといって
反省のない人間は、絶対に「救済」はされません。


愚痴ではなく
率直に反省しながら
ラッタッタと、タリラリラっと
軽快に歩いていきた。


さて
荒井三津子生活文化塾
新しい歩みが見えてきている中で
花塾の強化がスタート。
意外にも
ちゃんとしっかりきびしく花の文化と技術を教えろ!という
お声をいただき、
背中を伸ばしています。

本当にきびしいですよ。

落第続出かもしれませんよ・・・
それでもよければ
覚悟してついてきてください。

あれもこれも
本気で指導することにします。


キモノ塾も準備開始。
いやあ、この写真のブレ、いいですわ。
しわもたるみもブレでわかりませんからね。

縁起モノの柄に魔除けの赤い帯。
イイトシしてこの勇気に乾杯!

直指人心 見性成仏

白隠の書で見て納得。


自分の気持ちをしっかり見なさいということでしょうか。


いやあ、とうとうこおろぎ先生ー
禅を語りはじめちゃいました。

乞うご期待。