花塾の日

久しぶりに花塾。

特訓。

寸暇なく2時間びっしり。

メインになるお花がなくても

ありあわせの花
寄せ集めのお花でも


こんな風になるのだと

私の生徒さんたちは
見事に証明してくれました。

色だけ間違わなければ

ラインだけしっかり作れれば

こんな器で
こんな留め方で

このくらいの分量で
これくらいの装飾ができること


これをしっかり学ぶことが基礎。



今週は多種多様な仕事が盛りだくさんなので
よく間違わずに準備できますねと言われますが


思えば、そうですね

DNAとかタンパク質の構造とか
そんな話しをしたかと思うと

日本の食文化や、装飾の普遍性

そうかと思えば、お餅の文化論に
生態学


コメント求められれば政治も教育も。

混乱しないのが不思議ですが
大丈夫。


イチオシのスタジにも
わが家のクリスマス飾りを飾ってきました。


花塾も無事開催。




ああ大変、ああ大変、と思えば
本当に大変になります。

実際、私は、そうとう「大変」かもしれませんが

そう自覚してる暇、ないですからね。


それがいいのかもしれません。


できるぞ、できるぞ、たのしいなあ・・・と
いつもそんな風に、私のまわりは進行しているようです。



先日、ちょっとしたことで
大きく憤ったり、意気消沈したりしたのですが

大反省。

ちょっと言葉にしたとたん、負のスパイラルがまわりだしそうになりました。

大反省。


深呼吸して周囲見回して復活。


言葉は魔モノだと痛感。

お腹にためておいてこそ大人、なのかも。


さて
今日の花塾、短い時間で3作品。
休憩時間のお茶には
五輪窯のワイングラスを使いました。


足付きの器が、とにかく好きなのですが
五輪窯さんのこのタイプの器、
3種類集まりました。

微妙に違います。

重さがいい。


ワインもいいですが
ちょっぴりの香りのたかいお茶にも
お料理にも。


ご興味のある方は荒井商店窓口まで!
(お歳暮が終わりましたが、まだ女将気分が残っています)


さてさて
明日からも、寸暇なしのスケジュール。
明日は朝4時45分に
クリスマスツリー背負ってスタジオへ。
イチオシモーニングは6時25分から。

怒濤の金曜日です。

なせばなる。

本当にそうです。

寡黙に・・・と

おしゃべりな饒舌な私が
今、つくづく思っています。


そしてこの写真、
ころすけさんが撮ってくれたものですが

いつ撮ったのか。

ストーブの前で
福岡伸一さんの「生物と無生物のあいだ」(生命科学の教材にしています)を
読んでいる私と、かたわらで激励する犬さん。


りきまるさん、近い!

と言った瞬間。

センター試験まで50日のころすけさん、腕あげましたわ、写真。

逆光で素敵。


りきまるさんは、仏壇用のこの座布団を上手に使いこなしてくれています。


犬だってこんなに育ったのですから
人間の大人だって
いかようにも変れるというものです。

137年生きるとして
まだ半分にも満たないのですから

自己変革は可能。


寡黙に・・・を、当面のキーワードにしようと思います。


無理かも、ね。