こおろぎ母校に帰る

マダムこおろぎは木曜日から母校にいました。

こおろぎセンセーの母校はたくさんあるのですが
そもそも14年だか15年も大学に在学したという、怪しい経歴です。

今回は 3つ目の大学、
武庫川女子大学

神戸空港に飛びました。

女子大として日本一を誇る学生数。
医学部以外全部あるという、そのすごさ。


今回は
今年から始まった科研プロジェクト

「モノに見る現代日本の生活文化と
歴史の発掘とその活用に関する研究
美章園中田家の生活財をとおして―」

の一員として
サロン開催のお手伝い。

この女子大、数えきれないビルディング数なのですが
こんな小さいお家もたくさんもっていて

資料館分室として利用。


今回はそこでサロンを開催。
阪神電車沿線、鳴尾、大学周辺のご町内のみなさんをお招きして
粗品とはなにか」をテーマの
ワークショップとサロンディスカッション。




文化人類学社会学、生活美学・・・いろいろな専門の方々が
中心の研究会ですが

今回は東大の佐藤優香さんを中心の進行。

彼女、若いころのこおろぎにそっくり。


ここまでやるか?
ということをやるわけです。

そこまで必要?
ということをやるわけです。


3歳のお嬢さんをかかえているのに
今日は朝から墨をすったというからこおろぎ的には満点。

色々シンポジウムやアカデミックなサロンを
提案実施してきた経験から
さらさらと


慌てることなく楽しそうに
書き始めました。


見ていると
本当に、いろいろなことを思い出しました.

素敵さがし・・・の
歴史が思い出されて
少々センチメンタルになりもしました。





お菓子も
この佐藤女史、
こおろぎセンセー、ああしたい!こうしたい!と正直なご希望を明確におっしゃる。



その気持ちはよくわかるので
マダムこおろぎは
「そこにある紙」と「庭にある葉」で
ご希望通りのおもてなし実行。


われながら満点。

アシスタントは
今回初めてお会いした
やはり武庫女のまだお若い卒業生さんKさん。
企画イベント系会社にお勤めで
これまた実に器用でおしごとが速い。
アシスタントとして満点。

初対面のKさんと
せっせとプログラムを作ったり
お菓子の懐紙を作ったり

息の合ったお仕事ができて満点。


いろいろなことは追々書くとして
少々長い留守となりなりました。


気がつけば
荒井商店、お歳暮の受付期間が終わります。

どうしてこう短いのでしょうか・・・

と叱られながらも
あっというまに〆切が近づいています。


本当に美味しいチーズのオイル漬け




きりりとした定番のピクルス



応用自在のブロッコリーのディップ

そしてメインディッシュの王道、タンシチュー。

ぜひご検討ください!


さてさて

今回もまた
こおろぎはあまりあるものを学びました。

人は人に会わなければなりません。
そこから学ぶしかないからです。


今回は神戸大学のM先生と菊正宗の研究所の方々ともお会いしました。
どっさりの収穫。
理系のこおろぎが多いに刺激を受ける場面多々。

そして
ミュージアムサロンでは
社会学文化人類学の第一線で活躍なさるF先生、S先生たちのお話をどっさりお聞きして
またワクワク。

「食育」ということばに、なんとも胡散臭いもの、危険なモノを感じていた理由が
わかりました。

食をもっとアカデミックに、学際的にしっかり見ていきたいと思います。

「食教育」や「食育」jは
結果的に誰かに動かされてはいないか・・・という不安は、なんとしても解消したいテーマでした。

その糸口がみえました。


突然ですが、食にかんする研究のため、新しい学会に入り、
本当に突然ですが1月、発表することになるかもしれません。


人生は長いですが
思っているほど長くはないのですから。


そして今回の3日間の関西研究旅行で
マダムこおろぎ、決めたことがあります。
128歳まで生きる予定でしたが
137歳に延長することにしました。


そのくらい時間が必要です。


生きることはおもしろいです。

こんなにも学ぶことがあるからです。


詳しくはまた。


新しい一週間が心優しいものでありますように!