猛省

本日のタイトルの説明はあとにして

素敵な教室がありました。

久しぶりに
岩見沢教室にお招きいただきました。

今回は
昨今こおろぎが惚れ込んでいるオランダのダッツのガラスの花器を使い
食卓美学の特別講座でした。


レッスンに先立ってのランチタイムは
パンの専門家、NISHIMURA先生特製のスペシャルサンドイッチと
お教室の代表、マダムHAYASAKAお手製のスープやピクルス、サラダなど。

その手際のよさとオリジナリティーに敬服。
料理には臨機応変なひらめきと実行力がなにより大切。

NISHIMURA先生とマダムHAYASAKAは実のご姉妹です。
きっとお母様もお料理上手なのだと推察。


サンドイッチは三種類、どれも中身はオリジナルで
今まで食べたことのない組み合わせ。
感動のランチでした。

さて

それにしても
HAYASAKA邸の食器は素敵です。



どのように素敵かというと

ちゃんとどれも使っているからです。

ちまたには
「テーブルセッティング用」の、使いこなしていない器ばかり集めたり
お料理もしないのに、飾るためだけの食器が、かなり見受けられます。
でも
HAYASAKA邸の食器は、どれもこれも上手に使いこなしていらっしゃる。
それはマダムがすばしくお料理上手であること、
実に「気軽」にお客様を迎えてきた歴史があること、
そして向学心。


集まるお仲間も
同じ様にお料理上手ばかり。
今日はそば打ち検定でトップ合格したという美人も参加。
お料理話に花が咲きました。






軽いランチのあとは
いつも通り
しっかりお勉強。


いくつも質問がでて
こおろぎセンセーは嬉しかったです。




大学の授業も
大きくやり方を変えました。


教師歴30数年たって
やっと少し、教える形が分かってきた気がします。




さてさて
こおろぎは
このところ大きく心境やら環境が変化しつつありますが


な、な、なんと
夕べテレビで、うっかり見た矢沢永吉氏の番組で
な、な、なんと
氏の言葉に、おもわず心をぐっさり刺されてしまいました。



どうにも苦手な歌手でしたのに

なにをどうしても苦手なタイプの歌手でしたのに


一貫した姿勢、
「金持ちになるぞ」という信念、そして絶対に揺れない、ぶれない
信条、一等賞とるぞ、というなりふりかまわない、
絶対に負けないぞという、ストレートな姿勢、


こおろぎが
最も「嫌い」な、そのがんばりが
なんだか正しく思えたのです。


もしかしたら
こおろぎは
今、弱っているのかもしれませんけれど



「絶対に金持ちになるぞ、と思ってバットを振る野球選手のほうが
いい成績をだせますよ」

という一言で
背中にすーっと寒い風。


もしかしたら、その意見、正しいかもしれません。


そして


「がんばることはかっこわるい、という風潮を自分は理解できない」

つまり
かっこよくてもわるくても
がんばって一等をとるぞ、金持ちになるぞ、という
その意識のどこが悪いのか、という


そのぶれない姿勢
そして
実行力に


なんだかぐらぐらしました。



カッコいいこと言う政治家は
結局なにもしません。



がんばるなんて、かっこわるい・・・と
思い続けて、
結局怠けてきたこおろぎは
このトシになって
達成感の少ない日々に愕然としているのですから。




その矢沢ショックの翌朝、
ころすけさんに

「なんだか矢沢永吉、いい感じに思えちゃったわ」


と言ったら、



「それ、相当疲れてますね・・・
少し休んだ方がいいっすよ!

まずいっすよ!」



ご指摘。



そうなんでしょうか。




そうそう


プロフェショナルで
遊川和夫氏を見て
そのときも
ドキュンと感動。みえみえの朝ドラの番組宣伝系にもかかわらず
ストイックな脚本家の
クールな存在に
なんだか忘れていたものを見た思いがしました。
聞けば、広島は修道高校から広島大卒とのこと。

広島が第二のふるさとだと思っているこおろぎは
そこのところにもドキュン

いやあ
やっぱり
弱ってるんだわ・・・私。





脚本家といえば
今朝の
「ボクらの時代」、中山美穂北川悦吏子岩井俊二という、これまた
映画の宣伝系でしたが、

仕事しながら横目でみながら

中山美穂さんって
こおろぎのお友達には絶対にいないタイプだなあとしみじみ思いました。
こおろぎのお友達には美人がいない・・のでは断じてありません。
むしろ、美人しかいません。
が、中山美穂さんの、なにが「遠い」のかなあ・・・
難しそうな美人ですね。


こおろぎは北川悦吏子さんの、明快な明るさのほうがいいなあ・・・と
これも横目でみながら
あらら、北川さん、実によく動く。
しゃべりながらよく動く・・・。


こおろぎ、昔から、動きが大きいとみんなに言われるのですが
こおろぎもこんな風に見えるのかなあ・・・と
ちょっと反省。


そして
始めから最後までタメグチの彼女に
親しみを覚えつつ、


こおろぎは
タメグチに実に敏感だということも痛感。


こおろぎの大学の授業はひどい日本語ですから
大きなことは言えませんが、



タクシーの運転手さんや、バス、市電の運転手さん、
レストラン、デパートの店員さんに、タメグチで話しをする人は
苦手です。


・・・・くれる?
ではなく
・・・いただけますか?


・・・・いくら?
ではなく
・・・・・おいくらですか?


そこを曲がって
ではなく
曲がってください

と言える大人がすきです。


そうだわね、
こおろぎセンセー、自分のだらしなさを
棚の上段にしっかりあげて
大人の日本語にかなり敏感だと
北川悦吏子さんの自由な会話を聞きながら思ったのでした。


素敵な女性ですが
甘いファッションと、シャープな内面にギャップがあるのが
ちょっともったいない感じがしました。



そんなことを
考えながら
顔を洗い、洗濯モノを干し、
慌ただしい日曜日のスタートでした。



さて今週は
大学、2週目と3週目。
新しい方法で試行錯誤の日々です。
今週は講演もあります。
会議もあります。

なにかと多忙ですが
秋の日々を大切にすごせるようがんばります・・・


あらら

岩見沢教室のアイドル、ジャムちゃん、ちょっと元気がありませんでした。


体調を崩して二日間の入院から帰宅直後。
いつもなら大歓待してくれるジャムちゃんなのに
すぐにソファーで休んでしまって
こおろぎはとても心配でした。


たぶん入院のストレスでしょうね。
はやくよくなりますように・・

そしてわが家のアイドルは

仏壇用のお座布団を、とうとう使いこなせるようになりました。
さらに
クルクル回るオードブル皿の台を預けたら、
ボールをのせたりおろしたり、
彼なりのゲームを楽しんだり。



さ、石破さんが幹事長になって
ちょっとほっとしたのも束の間、
田中眞紀子さんが大臣ですか。


日本人の「余裕」に敬服。


そうそう
こおろぎセンセー
先ほど、転びました。
家の中で大転倒。
こおろぎの前を突然横切ったりきまるさんにつまづいたのです。

ありえない事故でした。

りきまるさんの上に倒れたのですが
さすが「親」ですわ、こおろぎ、りきまるさんをかばって
奇妙な形で受け身の姿勢。
そのとたんに右腕を柱に思い切りぶつけて15センチほど表皮を擦りむきました。
その他、左手も打ち、両足も強打。
いやあ、ちょっとした家庭内事故。
りきまるさんもこおろぎの体のしたからぬけだして驚いていました。

ころすけさんがいなければ
大げさに救急車よびたいほど、瞬間は痛かったのですが
落ち着いたら、それほどの怪我でも打撲でもなく
今こうしてパソコンの早打ち。


傷は消毒してしっかり冷やせと
ころすけの処置完璧。
今一度、医学部志望にしてはどお?とからかいたくなるほど
冷静沈着。彼女は秘書にも幹事長にも向いていますわ・・・・



腫れがひいて、痛みもなくなって
今思うのです。


あれこれちょっと愚痴の多い日々でした。
不本意な日常に、ちょっと不満が募っていました。
それを言葉にしたり
嘆いたりしたのは
不満や不安を増幅させただけで
何もうまなかった。

口数が多い・・・ことはよくないですわ。
猛省です。


こおろぎが日々言うところの
「罰(ばち)」が
こおろぎ自身に当たったような
そんな「痛み」でありました。


飼い犬に噛まれる・・・ではなく
飼い犬につまづく!


どなたさまも、足元にはお気をつけください。