九月の決意表明

九月になりました。

あっというまの八ヶ月でした。
ことしも残すところ、あと4ヶ月です。


・・・・・

絶句。


今年、私は何をしたか・・・

また自責の念でボロボロになる師走でしょうか。


いえいえ
絶対にそうはなりません。

今年こそ、そうはならないように、

九月からでも
軌道修正。


九月九日は重陽節句

明日はキレイ塾で重陽節句セミナーです。




いつのまにか
菊の花を仏事、葬儀の花にしてしまった日本人、
本当に残念。


重陽節句の復活と
恵方巻きの撲滅(!)が
目下のこおろぎの課題です。





イチオシモーニングのニュースで
「婚活」についてコメントを求められましたが

こおろぎ
「おかしい!」と2度、小さく(?)叫びました。


いいですか
結婚相手探しは不要です。


探して見つかるものでは断じてありません。

2008年に生まれた言葉が「婚活」。


いいですか
結婚は
なんの目的にもなりません。


結婚して、相手に幸せにしてもらおうと思うとしたら
結婚しても幸せになどなれませんから。


「結婚したら一人前」という
古い日本の考え方が背景にあることは事実で
その奇妙は圧力が未だに根強いことは
残念でなりません。

そして結婚したら子供が生まれるのも
当然だと思っている人が多すぎることも
残念でなりません。



一人で生きていけるように教育を受けたはずです。


二人で生きていこうという
そういう相手に、「もし」出会ったら
それもいい。


その程度です。


なぜ
相手探しに
「合コン」を渡あるくのかしら。


合コンは
あくまでも合同コンパで、楽しい集いで充分。

目の色変えて
女子力アップ、男子力アップのセミナーが盛んで
その疲労感で
婚活疲労外来までできたという新聞記事でした。


ね?
おかしいでしょ。



受けてきた教育を
どう社会に還元するか
それを考えるならいざしらず

大人としてできることを考えるなら
いざしらず

どう老いるか
どう年齢を重ねるかを考えるならいざしらず


相手探しをメインテーマに時間と神経を使うなど
完全に無駄です。


周囲は
しっかり生きている人を
ちゃんと見ています。


その中で、たくさんの出会いがある。


アリ地獄じゃあるまいし、
トラップかけて、いい相手をじっと待つ、とか


飢えたほ乳類のように餌さがしに必死になるのは
絶対におかしい。



・・・・


という
こおろぎの根強い思いがあって

昨日のイチオシモーニングは
ちょっと力入った感、あり。



結婚は「一人前」の証でも勲章でもなく
出産は女性の義務でも「勝利」でもなく


生まれて来て
教育を受け
社会人としてどういきるか

どう人間としてその生を終えるか、

それを考えるために
形にするために
学ぶのが教育の目的の一つだったのに。


婚活などという
不可思議な言葉が一大産業となり
情報化社会で肥大化して


多くの人々をゆさぶっているとしたら
なんとも悲しい。


まどわされないで生きてください。


若い人も若くない人も


人生は自分の手の中にしかありません。




昨夜(今日早朝)深夜
ニッポンのジレンマをまた観てしまいました。

今回は1985年前後の若いリーダーたち6名。

小島梨輝、イケダハヤト、西井美保子、田中怜、高木新平、古市某氏。


いずれ劣らぬ論客。

20代前半でこの力。


ただし、

若い頃のこおろぎとその周辺にも
「この程度」の人たちはあふれていたことに
気がつきました。


ただ当時は
それを発信する手段がなかっただけではなかったかと。



若い人の意見を聴くことは
次世代を想像する上で欠くことができません。
つまり
日本の未来を考える上で
必要なのです。


上記6名に
すべて共感したのではないことは
言うまでもありませんが



多くのことを学んだこおろぎでした。



さて
こおろぎセンセーの手元に
嬉しいギフトが届きました。


北海道の野菜は美しい!

緑色の茄子は炒めても緑でした。

あれこれ
どっさり野菜料理を満喫。


見てください、アホこおろぎのこの笑顔。

幸せはここに、ちゃんとあるのです。


いいですか?

婚活、など、しないでください。


自分の人生を自分で謳歌すること

それだけで精一杯のはずです。


出産年齢をとやかくいう周囲は
雑音だと思ってください。


出産できれば相手は急いで決めていいはずはないですから。

いいですか、

せっかく人間なんですから。


再度書いておきます。


結婚は目的でも結果でもありません。


出産と直結するものでもありません。


こおろぎは不細工シスターズが
子供を産むことにはもちろん反対はしませんが

彼女たちが結婚することを積極的に望むことは
断じてありません。


なにより大事なことは
彼女達が
彼女たちの人生を謳歌することです。


学びたいことを学び
やりたいことを探し
誰かのためになにかすることに喜びを感じ
年齢を重ねることさえ
楽しんで受け止める生き方をしてほしいと
祈るばかりです。


そのために
こおろぎは
彼女たちを学校に通わせ、応援してきたのですから。


結婚という、実に危うい制度、
しかも時代と空間で、一貫性のない制度に
組み込むことを
母親として積極的に勧めることなど
どうしてできるでしょうか。


その制度を受け止めていく自信があれば
大人として受け止めればいい。
その制度の中で
子育てをするならそれもいいかもしれない。


でも
結婚したから、
子供がいるから、

そういう理由を
それまでの人生
その後の人生の

なんの言い訳にもしてほしくないのです。



ああ

こおろぎセンセー、このあたり、頑固です。



そろそろ

本当にそろそろ


時代が変わらないものでしょうか。


みてください。


幸せはどこにでもあります。


こおろぎセンセーは
この野菜たちで

こんなに幸せなんですから!