学ぶということ・ふたたび

猛暑のなか、

アトリエ・ゴミ屋敷またの名を我楽多屋敷
略してAGG にて
花塾特訓課程開催でした。

メカニクス
水揚げ
徹底して指導。

座学にて、理屈で理解していただくのが先決。


ノートをしっかりとること

やはり基本はそこです。


何歳であれ
どんな経歴であれ

まとめること
整理することが
最も大切なことです。


せっかく「人間」なんですからね。


と、偉そーなことを書けないのが
こおろぎセンセー。

こおろぎはノート作りが大変上手ですが
事務能力がないので
それをどこに収納したか失念して
毎回大騒ぎです。

今後の大課題なのです・・・


まあ「今後」っていつまで続くのか、不明ではありますが。


花塾の前夜、すばらしい百合を頂戴した幸せ。


メンバー一同、感激して実技実習に挑戦させていただきました。




こおろぎセンセーは
大きなお花の指導が大得意です。
短い時間でみなさんテキパキと動いてくださいました。


さ、メジャーで高さ、幅を測って!
百合の輪数を数えて!
満開の百合のサイズは?
花びらは?


見ることです。
触ってみることなのです。


なでしこ倶楽部の漆器もそうでしたが


理屈だけ
知識だけでは
たりません。


見ること、
触ること、
その情報を組み合わせて再構築できること
それらから新しい何かをつくりだせること


すべてはそこに尽きると思います。



百合だけで作る食卓のデザインは
久しぶりにゴージャス感満載となりました。


百合のサイズとイメージは
華奢な食器は受け付けません。




今回もメンバーのishiiさんが作ってくださったデザートブレッドで
復習タイム。


よいティータイムとなりました。

花を片付けるプロセスさえ
学ぶことは満載。

スポンジの状態、花の茎の長さの確認
全体のバランス・・・

改めて数値でおさえることも大切。
残ったゴミの処理もしっかり。

こおろぎ流の作法も
伝えていきたいと思います。



さて

りきまるさんところすけさんの哀愁を帯びた写真を。

ところで窓辺に吊るしてあるのはなんでしょう。


センセー、まさかお孫さんでも?

いえ、
28年間、あけなかった箱から
赤ちゃん用のお飾り発見。
新品。
28年前にいただいたのですが
くださった方は
さらに数年前、どなたかからいただいたものでしたから
いったいいつのものか不明。

でも本当にかわいい。

なぜかメリーという名称で呼ばれるお飾りです。


今は丈夫なプラスチック製で
もっとこぶり。


リサイクル屋さんに渡そうと思ったのですが

何かを伝えてくれそうな
モノとはなにか
「時代」とはなにか、
そんなことを伝えてくれそうな予感がして

窓辺に吊るしています。


考える糸口
刺激はどこにでもあります。


要、不要、ではなく
モノがもつメッセージ性に着目していきたいと思っています。


当ホームページ上で展開しているころすけさんの通信が
わが家のカップを毎回紹介していますが
そのどれもが
ストーリーをもっています。
捨てるか捨てないかではなく
モノが包括してきた「時間」を感じること
それが
モノとの対面なのでしょう。


ああ

今朝もこんなにはやい時間から
難しいこと、考えちゃってるこおろぎセンセーです。



女性と仕事
女性と結婚
女性と出産
女性と家族・・・

そんな基本のきの字も
あいかわらずこおろぎセンセーのまわりを渦巻いています。

こおろぎにできることはなんでしょう。

課題は尽きません。


まずはお仕事。


よい一日でありますように。