歴史


8月は20日をすぎたら
北海道は海水浴もできず
秋への一本道をまっしぐらのはず。

それが違う!

北海道32度が続きます。


0157の問題もあり
ドキドキの真夏が続いています。

そしてこおろぎセンセーの
大奮闘(自分で褒めながら、日々コツコツと・・)
も続いています。

地下室から
続々とお宝・・・(大我楽多)が発掘されますが
受験勉強もソロソロ本格化してきた
ころすけさんのご(!)幼少時の写真が
古い本に挟まっていました。

このころ短期間滞在していたカナダかどこかの靴屋さんで
撮った一枚かと。

小さい子供が飽きないように
こんな机とクレヨンが用意されていたのです。


この時のころすけさんの洋服は
2ドルでみつけた古着です。



このくりくり頭のころすけさんも
わずか17年から18年たつと



・・・・・こんなになっちゃいました。


まあね、こんなティアラが食卓にあるほうがおかしく
それをかぶって仕事してる母もまちがっているのですが
そんな環境、DNAのなかで
すくすく育ったお嬢様!ということでございましょうか。


そして
もっと古い本から

こんなボケ写真が発掘されました。

いやあ、ぼけてますわっ。
白黒加工したのではなく
白黒なんですわっ。

このお嬢様ご自身が
大変色が黒くていらっしゃるので
白黒写真がいっそうくっきりするんですわっ。


正真正銘のお嬢様時代かと思われますが
40年ほど前のだれかの写真かと。

いやあ、このお嬢様、どこに座っていると思います?



椅子の背もたれですわっ。

このお嬢様は大変粗雑なところ、粗野なところがあり
常にご両親様の心配と不安を集めていたのですが

この日も
小さい椅子の
背もたれの上に腰をおろしていらっしゃいます。


思い出しますわ・・
お父様が
「いつか、落っこちるぞ!」


このお嬢様が
この危険な座り方を好んでするので
その度に優しいまなざしをひととき厳しくなさっていたことを・・。


そして

「いつか落っこちるぞ」の予言は的中し、
大学にも落っこち、その後
様々な人生の局面で
懲りずに落っこちてきたのでございます。



そんな反省と学びの少ないお嬢様も
40数年経つと
立派になりました・・・と書きたいところですが
全く変りがありません。

これが歴史。
残念ながら
人間は変りません。



お嬢様は
数知れない挫折に
何も学ばず、ノーテンキに
昨日もビールを煽っていたのでした。
いつ、どんな時も
まじめさのかけらもない
緊張感のかけらもない
己が
情けなくなります。
この写真を撮ったころすけが
「どうして、一瞬でいいからじっとしていられないの?」と。
うーっ。的確な観察。
こおろぎ、昔から落ち着きがありません。
小学校1年生の時、担任の先生に注意されて以来
ずっと。


つまり
人間は
やっぱり変らないということです。

多分、こおろぎは129歳になっても
まじめさの
カケラもないおばあさんだと思います。
申し訳ありません。




さて
衣食住研究家として
思うところ多々あって
夏も終わりますから
絽でも着ましょ、と
えいやあっと和服。

やっぱり洋服の気軽さには勝てないものの


上手に楽に着る方法を教えていただいたこおろぎセンセー、
おかげさまで昨日は本当に楽で涼しいキモノDAYとなりました。

こおろぎの着付けのセンセー、若くてかわいいセンセーを
近く、みなさまにご紹介しましょ。

3分間の大マジックでした。
和服で和のお仕事、和の書物・・・

気持ちがシャンとして
よい一日でした。


が、



りきまるさん・・

あら、

おかあさん、どーしました?


スカート、長くないですか?


このお洋服、どうなってるんですか?
と質問攻めでした。


和服を着るために
まずしなければならないことは
ヒモやらなにやら揃えることではなく
こおろぎの場合
掃除です。

まずは歩くところを作って
キモノの小物を探すためのルートを作り、
床の掃除。

今月に入ってから
ずーっと大掃除ですから
基本的にいつも以上に
モノが散乱しているので
それを移動。
そして床の拭き掃除。

いやあ、ヒドイ。

イヌも歩けばヒトも歩く・・


そんな家の拭き掃除は
一度や二度でどうにもならず
何度も何度も。


キモノを着る前に
一時間床ふき。
化粧どころか
汗でドロドロになったこおろぎでした。



バチです、バチ。
これもバチがあたってるんだわ・・と
深く反省した次第です。


今日の教訓そのいち
野菜は温野菜サラダに!

そのに
人間は20年たっても40年たってもかわらない。


そのさん
掃除をしないとバチがあたる!


残暑厳しいです。
よい一日を。