雨の月曜日

こおろぎ先生、明けても暮れても
暮れても明けて
ひたすらの採点作業。

雨でも晴れでも
寝ても起きても
だたひたすら
学生さん達の悪戦苦闘の記述式答案用紙を
熟読してはため息。


問題が悪かったのか
彼らが甘かったのか

苦しい評価を迫られて
自らの魂と闘う夏でした・・・・



過去形で書きたいほど
札幌は秋です。


大雨の今朝、
もう麻の洋服などダメ。

とはいえ、
本日、こおろぎは絽のキモノを着るつもり。

気分転換、和の作業もあるので
ちょいとね。


どこかで小粋な?こおろぎセンセーを見かけた方は
人生のデトックスができるかもね。


さて
食欲の秋到来・・・ですが


こおろぎは意志が強いので
(ウソ)
腹筋とそれに類する体操を続行。
エストとおなかまわりの不必要な脂肪を捨てるべく
ちょっと意識していたら
1週間ちょっとで少々楽になりました。
と同時に
暴食欲がなくなり
ふしぎなことですが
甘いモノにも関心薄れてきました。


一部アイスクリームと
一部チョコレートには
強度の+の反応を示すものの


フツーの甘いモノには関心なくなりました。


不思議です。


0157の問題もあって
食に関しては神経質にならざるを得ません。
もともと温野菜をどっさり食べる生活なので
心配は少ない我が家ですが
生野菜が自宅の食卓に上がるまでのプロセスを
そういえば、
想像できなくなっているのが現実。
野菜が生まれる環境さえ

想像できていないのではないでしょうか。


工場で野菜を作る時代ですから・・・。


野菜といっしょに動物も暮らしている農家も多く、
野菜が出荷されるプロセスで
たくさんの他のナマモノも輸送され、調理されるのですから
神経質になるべきなのです。



どこかの学習段階が甘いのだと
思っています。


イキモノ教育。


こおろぎはそう言わざるを得ません。



人間と0157との戦いは
菌の勝ち。



北海道で動物園から脱走したフラミンゴの件も
囮につかわれたフラミンゴ4羽のうち2羽がキツネなどに
襲われて死亡するという
痛ましすぎる事件もありました。

逃げたフラミンゴと
捕獲作戦のために囮になって命を落とした2羽のフラミンゴ


人間は何をしたいのか。
何をしているのか・・・



コメントを求められることも多い話題なので
こんなこおろぎでも熟慮せざるを得ません。


そんな夕べ
もぎ試験からもどったころすけが
現代文か評論で出た問題の話をしてくれました。


人間の自分主義・・的な。


動物園の動物を外から見る人間について


ころすけさんの説明が上手で
おもわず聞き入ってしまいました。

詳しくは時間がないので書けませんが
こおろぎの積年の疑問が一つ解決した気がします。


こおろぎは生物学の教師です。
特に動物の行動と植物の生殖器官としての花に関心を寄せています。

そのこおろぎは
実は、動物園が苦手です。


体調が良ければスイスイすいと楽しめます。
観察したいものがあれば
これも貴重な体験として便利な場面として利用します。


でも
なんとも言えない違和感から免れない。



今はまだ思慮思考不足、情報不足、
哲学不足でなんとも語れませんが、
これはペットを飼うということにも
若干通じるものもあるのです。


かくもイヌ好きのこおろぎですから
余計簡単には語れませんが、



どこまで自然界と
他の動物、植物に対して謙虚に生きるか、


それがこれからの人間の課題であることは間違いありません。



蛇足ながら
イヌは
古い西洋の絵画にも日本の絵画にも
頻繁に登場しています。
特に食の場面を描いたモノに
驚くほど登場しています。


「相利共生」の関係が
保たれる間柄だったと言えましょう。



でも
フラミンゴと人間は
そうではありません。
「見たい」「識りたい」という「こちら側」の「欲求」のために
集められたモノたちには
最大の敬意を払って
その命と自由を守ってやってほしいものです。



で、
0157やウイルスは
相利共生・・・とはいかず
一方的に利用されるだけなので
断固闘わなければなりません。
0157は加熱。

ウイルスはこれからまた
インフルエンザの話題になりそうですが
ウイルスはイキモノではない。
福岡伸一先生の「生物と無生物の間」を副読本として
また後期の生命科学で使いますが
「生物」でも「無生物」でもない
そんな不可思議な存在に
未だに勝てないのが人間だということ。



地震にも津波にも勝てない。


無力な人間であることを
忘れてはならないと


まずは一回目の授業で
今年も考えてもらおうかと・・・。



あららら


こおろぎセンセー、雨の月曜の朝、
ちょいと饒舌。




ころすけさんが
当ホームページのミント通信で
こおろぎのダメ母ぶりを暴露し続けているようで
少々緊張。


地下室の掃除で
どっさりオモシロイモノが発掘されるので
ころすけさんに見せに行っては
うるさがれています。


「断捨離」にたいするアンチテーゼを断行するために、
こおろぎの我楽多謳歌は続いています。


追々ご紹介します。
(毎日違うカップでお茶を・・という企画、
ホントーにいつまで続くでしょうか・・・・。
先日、どっさり処分してしまったことを
悔いたりして・・・)


ころすけの通信に載っていた
デッカイ熊と
ドアからのぞいている小さい熊

ともに
捨てる理由、ありましょうか・・・・。


新しい一週間の始めの
魔除けの一枚は
こおろぎと熊。


それにしてもこおろぎは縞模様が好きですねえ。

何枚も同じものをもっています。

そうそう
このこおろぎの首輪・・・じゃないネックレス
これ、前回のBlogで紹介したリムセさんの細いロングタイプ。
Tシャツにはこんな風に二重にしてY字にひっかかけて使っています。
とにかく軽い。



あと180枚の採点。
その後、その10倍のレポートなどを参考に
400名ほど評価です。


おいしいご飯を思い描きながら
がんばることにします。


そうだわ、絽を着るのはいいですが
準備しなきゃね。

これだから和服ってちょいと面倒なんですわ・・・・。


よい一週間を。