復活の兆し

こおろぎの歯の痛みとトラブルは
現代医療のおかげで
5日間でほぼ完治しました。

歯医者さんに


「こおろぎさんが歯が悪くて笑えなくなっては困りますからね」


そう言われて
こおろぎセンセー、おもわず胸がいっぱいになりました。



そうでした、そうでした。
こおろぎセンセーは
不細工シスターズの母でした。
いいところが一つあるとしたら
ニコニコ笑ってることと
デッカイ口をあけて大笑いすることくらいでした。


そのこおろぎセンセーが笑えない・・
そんな日々はやっぱりよくありません。


歯も治し、
仕事もせっせと片付け

ニコニコ生きていこうと思います。

といいつつ、
大量の薬の副作用に疲労と風邪が重なったのか
異様な倦怠感と発熱でダウンし
短大の補講に行けなくなりました。


やむなく休養し、おかげさまで復活。


パソコンでも
使い過ぎだとストライキ起こすわけです。
こおろぎにもエラー表示が出たということでしょう。


そして
やはり
「時薬」<TOKIGUSURI>
です。

時間こそ一番のお薬です。



さて

本日の写真の
なんと上手なこと!

やっぱりこおろぎセンセーは天才かもしれません。


激安のデジカメで
ここまで撮れるなんて。


今年も大分県からかすみ草が贈られてきました。

たった一度だけ、神戸で開催された花の勉強会で同席した
女性から、毎年届くのです。

もう何年になるでしょうか。

婚約者の実家がかすみ草の農園とのこと。

その後、彼女はお花の仕事からはなれ、
婚約者といっしょに教育施設の運営に
若い情熱を傾けてきました。


その彼女が今日8月4日結婚するというメールがきました。

かすみ草だけのブーケを持つそうです。


こおろぎは
少々体調が悪く、送っていただいたかすみ草をあれこれデザインすることができなかったのですが、


美しい花嫁を想像して
こんな花束を作ってみました。
函館新聞にもそのことを書きました。


たった一度、隣り合わせただけなのに
こんなに年の違う「おともだち」なのに
ずっとBlogを読んでいてくださり、

先代の愛犬ケンケンが19歳で他界したときは
いっしょに泣いてくださり、
わが家のドタバタ悲喜劇をいつも見守ってくれていました。

つねにそばにいなくても
人間関係はしっかりと築くことができます。

日本には「世間」という特別な概念があります。

これは西洋の『社会」とはちょっと違う。


阿部謹也先生の著作に触れると
背中がピンと伸びます。


この世間の作り方は
人それぞれですが


こおろぎには
動物的触角と植物的触角があるようです。


その触角・・・角、です、角、それが触れて
出会って続いてきた関係の一つが
このかすみ草の贈り主だといえましょう。


彼女の名前は摩紀さんといいます。
素敵な名前です。
長い長い春を経て、
かすみ草のブーケをもって本日ご結婚。



このBlogを、遠く九州から応援してくれている彼女の
末永い幸せをお祈りします。



さて
その阿部謹也先生の著作について
長く書く時間はありませんが


病み上がりのこおろぎセンセー、
8月を元気に歩き出しました。


ころすけさんも
ころすけ通信にこおろぎのことを書いたようですが

本当に弱っていたことは事実です。

その間、2度、朝夕、イチオシがあったので
すごーくお元気そう!なこおろぎセンセーをご覧になったかたもあるかと思いますが


ええ、確かにすごーくお元気ではあるのですが
やはり今ひとつ本調子ではないですね。

近くの中華屋さんの奥様が
「お顔が小さくなりましたね」と昨日。


え?
どれほど顔、デッカかったんでしょ・・・。
小さくはなっていませんが
美容院にも行けず、髪がながーくなったからだと思います。
でもあま、暴飲暴食はできなくなっているので
顔から小さくなったかなあ・・
お腹まわりとウエストまわりを狙ってせっせと体操してるんですけどね。
うまくいかないものです。


そうそうこおろぎセンセーの極めつけの不幸は
昨夜、トイレに落ちました。

カブトムシが便座を下げておかなかったところに
ぼーっとしたこおろぎが腰をおろして落ちました。


涙もでませんでした・・・

たぶん、今年度上半期のこおろぎのすべての不幸は
これで終わりかと思います。


めでたし、めでたし。

先日の花塾の報告記もまだ書いていませんが
凛としたアンスリウムが素敵でした。


今年の夏は短い気がします。

札幌はもう秋風です。


海辺の小さい町でのんびりしたいなあ・・・と
初めて思っています。
コートダジュールとか
カリブとか
ニューカレドニアとかではありません

松前とか
上の国とか
江差とか
岩内のことです。


そしてそれぞれの町で
郷土料理と食文化、
べこ餅の調査をしなければ・・・と


ああ
こおろぎにバカンスなどないのです。
せめて
せめて
北海道の西海岸の
そんな町で
ちょっとだけおいしいモノをいただきながら
調査三昧できることが今のこおろぎの一番の望みです。



あ、

具体的な希望が浮かんだってことは・・

こおろぎセンセー、完全復活です!


こおろぎ組のみなさまに
幸多い週末でありますように。