七夕の次の日


どうぞ昨日のBlogの写真を見てください。

やっぱり素敵な京都でした。

いや、もう一度書きましょう。
京都が素敵なのではなく
従姉妹の生活が素敵なのです。


こおろぎはといえば、

まあ、素敵といえば素敵。
ヒドイといえばヒドイ生活。

でも

最近は
このデッカイグラスでインフィニの珈琲。



こおろぎが「持ちすぎている器たち」は
やっぱり捨てられません。
全部もう一度使って、
もう一度考えてみようと。


モノ研究は進んでいます。


整理整頓計画も
遅々としていますがなんとか。





さて


今回の旅で出逢ったたくさんの素敵な人たちに加えて
抜きん出てチャーミングだったのがこのミロ。


今回もこおろぎの足が映っています。





相棒のピカソが亡くなって
益々甘えん坊になっていましたが

本当にかわいい。


ご主人様のアトリエで
幸せそう。



さて
こおろぎの旅の一場面を。

京都から関空へのリムジンバスの中。

この本、すごいです。

こんな生態学の本が欲しかった。

ワクワクする内容。
人間は、自分たちが保護したい動物、植物だけを保護したいのだと・・・
かわいいもの、目立つものを保護したいのだと。
そして
生物多様性ということばの無理解やらなにやら、
こおろぎが言いたくて言いたくて言いたくてうずうずしていたことが
見事に描かれていました。

筆者にお手紙書こうと思うほど。

この他、旅の移動中、たくさんの活字に触れ、
脳細胞が活性化。
よかったです。





そして
さてさて、話題の荒井商店、
開店期間の短い荒井商店、
なんとあと二日間の夏のギフトの受付です。

こおろぎはつくづく幸せだと思います。
こおろぎは大学の常勤の教師ではありません。
だからこそこうしてお教室や講演やセレクトショップができるのです。
いろいろな人たちに会えるのも
この自由な立場故でしょう。
腰を落ち着けて研究する場所や
一緒に研究してくれる学生さんたちをかかえられないさみしさはあります。
とても残念です。
でも仕方のないことです。

だからこそ、
出逢えるひとたちと、機会に感謝。




さて
今、テレビ、ソロモン流で、片付け名人の女性が紹介されています。
やっぱり違和感。
なんだかなあ・・・・

たぶん、片付ける、捨てる・・・・そういうことは立派でいい。
仕事としてもいい。
でもどうして、そのことで人生を語っちゃうかなあ・・・・。


それと、唐突ですが
大嫌いなことばを書いておきます。

「旦那」です。

夫のことを
「うちの旦那」とは呼ばないほうがいいかも。


「うちの主人」も苦手ですが、
しかたなくこおろぎも言うことがあります。

けれど
「旦那がね・・」というのは
概して響き、よくないです。
美しい日本語の響きじゃないですね・・・・



(こおろぎは他人に言うときは配偶者と言います。
カブトムシもこおろぎのことを配偶者と言います。
わかりずらいだろうなと思うときは、夫が、とか妻が、と言います)




これ、個人的な好みの問題ですが
最近、好き嫌いがなくなって
かなり丸くなってきた(?)こおろぎなのに
嫌な日本語のひとつとして
消えないことばなので、書いておきます。





それと
なにかのCMでも言っていてあきれたのですが
自分の犬なのに、「犬に水をあげる」
「植物に水をあげる」というような表現。
これは以前も書いたと思いますが、

間違っています。



自分のこどもにもなにかをしてあげる、というのは間違い。
自分の親になにかをしてあげる、というのも間違い。
夫になにかをしてあげる、というのもヘン。

なにかをして「やる」です。

大変丸く(???)なったので
あれこれ嫌いじゃなくなったのですが、


なんだったかなあ・・・CM。あきれて思わずテレビの前にとんでいったのがあった。


さ、こおろぎセンセー、新しい一週間です。

数日でこの家をキレーにしてみせます。

・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・


ソロモン流に刺激されて
つい強気になりましたが
無理だわ・・・きっと。

でも
やってみます。


持ている食器と本の数が
平均値から大きくずれているので
どんなアドバイスもお手伝いも役にたちません。


あの・・・・

今テレビで、片付けてもらって泣いている主婦が映っています。


今まで散らかしていて
「パパに申し訳なかった」と。


ゴミの山でパパに申し訳なかった・・・って・・・



気持ちわかりますが、


なにかヘン。
どこかヘン。
じゃない?


ちらかっていていやなら、
パパも片付けたらいいのではないでしょうか。



ママが一人で片付けるべきところを
ママが怠けていて
散らかっているのはママひとりのせいだったので
ママが泣いて詫びるってこと?


片付いて
ママが反省して
パパが気持ちよく家ですごせるようになったので
家庭平和・・・って
なんだか違いませんか・・・




ママも働いていたら
ママのためには
だれが なにをしてくれるのでしょうか。


ママは片付けるのが義務ですか。
ママは掃除しなければだめですか・・・



だったらママ業、しないな、私。
すくなくとも娘たちにはさせないですね。


家庭内の片付けは全員ですればいい。
それだけです。
家族の形がこんなに多様になったのに
なんでしょ、このテレビの中の人の涙。
そして
近年どんどん増える片付け名人、収納名人、お掃除名人のみなさま、
ああ
どうぞ、みなさんの力で
日本の多くの家庭を幸せにしてあげてくださいっ。




血圧あがってきたので
働くことにします。


なんだかな・・・・
なんだかなあっ!!!


どうしても「ひながた」とか
「お手本」
「理想型』が欲しい日本のようです。


おもしろくないっ。


おもしろくないので
こおろぎは今週もしっかり働くことにします。


捨てる人が偉いのか?
片付け上手はそんなに偉いのか?

パソコン上手が論理的に考えられるわけでも
インターネット駆使できたら
いいアイディアが浮かぶわけでもない。


ああおもしろくない。


こんなこおろぎでも
こんなに家中散らかっていて
こんなに毎日さがしものしていますが
こんなにダメで、こんなにだらしないこおろぎですが
それでも
どこかで誰かのお役にたち
家族の役にもたてるよう
がんばってますからっ。



あーおもしろくない。



本日のソロモン流
マダムこおろぎを
最高に不機嫌したのでした。




では
どうぞ
みなさま
よい一週間を。
そして
荒井商店、残り、二日のギフト受付、
働くご自身のために、がんばるご自分のために
ぜひ!